《「マミゾウ化弾幕十変化」》

No.1596 Spell <Special Collection Vol.14
NODE(4)/COST(3) 術者:二ッ岩 マミゾウ
効果範囲プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【連結(術者が「二ッ岩 マミゾウ」であるスペルカード2枚)+あなたの場の裏向きのキャラクター1枚】

 〔あなた〕はカード種類を1つ宣言する。あなたの冥界にある、あなたが宣言した種類のカード全てを裏向きにして、あなたの場にスリープ状態で出す。あなたが宣言したカードの種類によって、そのカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「魔魅(GRAZE1、3/3、種族:妖怪、獣)」として扱う。

 ・キャラクターカード…「先制」
 ・スペルカード…「戦闘修正:+1/+1」
 ・コマンドカード…「戦闘修正:-2/-2」

弾幕を自分自身に変化させて攻撃する。

Illustration:茶葉

コメント

マミゾウの連結スペル。
裏向きキャラクターの生成に特化したマミゾウらしいカードである。

連結素材に裏向きキャラクターとマミゾウのスペルを要求しているので、必然的にマミゾウのスペルを打ち、裏向きキャラクターを生成した後に発動することになる。
特に六番勝負「狸の化け学校」は、出した裏向きキャラクターが手持無沙汰になりがちなので、極めて相性がいい。
  • 裏向きキャラクターは場以外には存在できないので、実質的に連結に使用するカードの所在を指定している。冥界からの除外のみで連結素材を賄えない初の連結である。

カードの種類を一つ指定し、冥界にある指定した種類のカードを全て魔魅にする。
連結らしく、出てくる魔魅のスペックはいつものマミゾウのスペルから生成されるキャラクターと比べて随分と高い。
コマンドを指定すると一気に並以下のキャラクターになるが、それでも「八百八狸囃子」と同程度のスペックであり、数さえ揃えば決して物足りない性能ではない。
このカードの本領はやはりキャラクターやスペルを魔魅化した時であり、それぞれ極めて高い性能のキャラクターを生み出せる。
キャラクターを媒介とした魔魅先制を持ち、キャラクター同士の戦闘で有利を取れる。
中盤にこのスペルを打ち、先制持ちで場を固められれば、一気にゲームを有利に進められる。
逆に詰めの局面ではスペルを媒介とし、高い戦闘力で一気に勝負を決めに行ってもいいだろう。

強力なカードではあるが、欠点としてその他のマミゾウのスペルとの噛み合いの悪さが挙げられる。
強力なマミゾウのスペルは「八百八狸囃子」「ワイルドカーペット」など、冥界のスペルやキャラクターを要求するカードが多く、このカードとコストや媒介の面で競合しがちである。
「八百八狸囃子」の場合はこちらを先に打ってコマンドを指定、その後に「八百八狸囃子」でスペルとキャラクターをにすれば冥界のカードを全て裏向きキャラクターにできるが、その場合は「マミゾウ化弾幕十変化」「八百八狸囃子」に加えてもう一枚、裏向きキャラクター生成用のカードが必要であり、このカードのスペックも十全に活かせているとは言い難い。
「ワイルドカーペット」の場合は尚相性が悪く、どちらもマミゾウのスペルを除外したいため、どちらを先に打ってもお互いを邪魔し合ってしまう。
構築の際にはマミゾウのスペルを多めに投入し、「八百八狸囃子」らに頼らずともこのカードを打てるようにするのがいいだろう。

  • 「弾幕を自分自身に変化させる」らしいが、連結まで含めても「二ッ岩 マミゾウ」は先制を持ったことがなく、スペルを指定した時の4/4グレイズ1は二ッ岩 マミゾウ/13弾に比べてスペックが高い。自分自身より魔魅の方がよっぽど強いのではないだろうか。


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最終更新:2014年11月22日 14:26