ギャロップ
分類名:火の馬ポケモン
標準体長1,7m 標準体重95,0kg
乾燥帯から亜寒帯の草原に広く分布している
ポニータの進化系、
進化前と同じく完全な草食性だがやや気性が荒く、
額の角を振り回して
ルクシオや
グラエナといった外敵を返り討ちにする事もある。進化に多くのエネルギーが必要であるためか野生では珍しく国内では主にナナシマのともしびやま周辺で稀に見られる。
(シンオウ地方より北に居ないのは寒冷な気候ゆえ進化に必要なエネルギーが十分手に入らないためと思われる)
育成・進化理論が構築される以前はその希少性から所持できるのは特権階級のみであった。
その凄まじい走行速度と類稀なる跳躍能力から様々な逸話を生み出しており、
中国の歴史書には一日に4千里(km換算で16000km)を走る個体もいたとされ、時の皇帝から無名の武将まで血眼となって捜し求めたと書かれている。
西洋においてもユニコーン伝説のモデルはこれではないかと考えられている。
現代から見れば未熟ではあるが最初に育成・進化理論を構築したのはモンゴルの人々であり、
かのチンギス・ハンはギャロップを用いた集団戦法により大帝国を築いたというのは歴史学の常識であろう。
モンゴル帝国崩壊後、彼らの編み出した技術は各地に伝えられた結果
西洋では無理をすれば一般庶民にも手が届くようになり、ポニータを使うものに遅れて馬車の普及につながっていき、東洋では豪農層が
ケンタロスと共に農耕用として使う事も多くなったようだ。
技術の進歩によって現在では人工的な環境での進化も用意になり、日本ではJGA、日本ギャロップ協会主催の大規模な競馬大会が開かれるまでになった。
最近では国内はおろか海外の有名大会を無敗で飾った衝撃号の引退も記憶に新しいのではないだろうか。
ただその様なスター誕生の影で資質に劣る固体や再起不能の重症を追った個体が次々と処分され、多くの愛護団体や環境保護団体から非難の声が上がっている事もまた史実である。
最終更新:2006年12月31日 15:07