グラエナ
噛み付きポケモン
体長1.0m
体重37.0kg
特性 いかく
かみつきポケモンに分類されるグラエナは、その呼び名の通り、鋭い牙と爪で獲物を捕らえて狩りをするポケモンである。
ブラッキー、
アブソルと並び、数少ない純粋なあくタイプのポケモンであるため、発見当時は話題を呼んだ。
原産地はサバンナ地帯を中心としているが、雪山などに生息している亜種も見つかっており、
共通する部分は群れで行動するということである。
グラエナは6~8匹程度で集まって群れを作り、繁殖時期には群れで子供を育てる。
その繁殖期の際、雌のグラエナは子供を守るために群れに残り、狩りを担当するのは専らオスの役割である。
他の生物が食べ残した死骸を食料にする姿も確認されており、狩るだけではなく、そのおこぼれに与る事で腹を満たすことも。
また、子供のキリンリキやオタチなどを殺さずに子供のところにまで運び、狩り方を子供に学ばせる行動などが見受けられ、統制力、知能ともに高いポケモンだといえる。
バトルのときにも発動する威嚇の特性は、グラエナが上げるうなり声が、他の生物の脳に刺激を与えて恐怖心をあおる物だ。
また、本能から力の強いものには従順な性格であり、ポチエナのころから育てたグラエナは非常に頼もしい存在となる。
この性質から、
ガーディや
スカンプーといった警察隊のポケモンの中に、近年グラエナの顔も見受けられるようになった。
エスパータイプのポケモンを使った犯罪が多い中、悪タイプのグラエナは、次々と功績を挙げている。
また、グラエナが人間の子供を育てたという話があること等から、シンオウ地方の神話研究者らが、ホウエンの歴史研究者、オダマキ博士らとともに調査を進めている。
最終更新:2007年06月28日 01:00