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アーボック

アーボック
英名arboc 
推定体長3.5m 推定体重65.0kg

「コブラポケモン」に分類される爬虫類型のポケモン
純粋な毒タイプで、先祖の原産地は密林地帯。
現在では湿地や森林地帯で広く目撃される。

腹の模様を見せつけ、怯えた獲物にすかさず自身の細長い胴体を巻いて締め上げる。
常食はコラッタやポッポのタマゴ等の小動物だが、時にはオドシシを絞め殺して丸呑みにすることがあり、懐かれていないうちはトレーナーも注意が必要である。
腹の模様にいくつか種類があることは有名であり、模様の違いは生息地やアーボック自身の性格に依存するようだ。

アーボックをはじめ、アーボやギャラドスハブネークといった
いわゆる蛇のように長い身体を持つポケモンは世界各地の神話や伝承で記述されており、
太陽神を飲み込むアポピス(この場合とてつもなく巨大なアーボック)や
メデューサ(生きた無数のアーボが髪の毛の怪物)等の、悪者役が多い。

そういった意味では、同じ蛇状の身体を持つミロカロスに悪い話がないのは、
ミロカロスがジュゴンに並ぶ人魚伝説のモチーフであり、個体数の少ないポケモンだったことがあげられるだろう。
元来、蛇や龍は水の神としてあがめられる風習が各所にあり、脱皮を繰り返すことから再生の象徴として、畏怖と同時に神聖視されてきた。
各所に伝承され語り継がれている半人半蛇の怪物は、アーボやその一族のからんだ物が多い。
とくにアジアではそういった伝説が数多く残っており、そういった意味では、アーボックは神話でもポピュラーなポケモンかもしれない。
また、わが国で有名なヤマタノオロチ伝説はとてつもなく巨大なギャラドスという説があったりする。

神話が語り継がれていた時代、火や水といったものを操ることができたポケモンは、
あらゆる現象の象徴として神聖視、怪物視されるものも多くいた。
また、中には過去に実在していて絶滅したポケモンもいるのではないだろうか?という声も研究者からは上がっている。

そういった意味では、神話や伝説、民話とポケモンは深く複雑に絡み合っているといってもいい。
シンオウ地方ではこういった研究が進められており、それが伝説のポケモンの存在や人とポケモンのかかわりの研究に大きな進展をもたらすだろうとの声が高まっている。

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最終更新:2018年07月06日 16:37