【草ポケモンと気候】
最も気候の変化に強いのは、サボネア族、シキジカ族、ヤナップ族、マラカッチだ。
シキジカ族、ヤナップ族は恒温動物としての性質を持ち合わせているため、ほとんどの気候に適応できる。
サボネア族やマラカッチは砂漠の過酷な環境で生息しており、雪さえ降らなければ極寒にも耐えられる。
彼らの次に気候の変化に強いのは、ナエトル族、
マスキッパ、ミノマダム、テッシード族だ。
ナエトル族は乾燥と霜に弱いが、それ以外は問題なく飼育できる。
マスキッパは、熱帯植物的な外見を裏切り、雪さえ降らなければ寒さにも耐えられる。
ただし、ハスボー族に次いで水を好む種族であるため、自由に水が飲めるようにしておこう。
ミノマダムは、ミノの材料をふんだんに用意してやれば積雪にも耐える。
ただし、動きは非常に鈍くなる。バトルに使うなら、事前に暖かい屋内で準備運動をさせよう。
テッシード族は、高温と直射日光に気をつければほとんど手がかからない。
カントー以南では夏バテすることがあるので注意されたし。
大半の草ポケモンは、15℃~35℃の気温であればあまり問題なく飼育できる。
気温が合わない場合は、ボールに入れるなり暖房器具などのある部屋に入れるのが無難。
それでも足りない、気候にうるさい草ポケモンも存在する。
パラス族は、あまり陽の当たらない涼しくて湿度の高い場所を好む。
特に日光と湿度が不適切だと、キノコのカサにひび割れが生じてしまう。
これはパラス族にとっては死活問題で、放置すると命に関わる。
キマワリは、気温や湿度以上に日照時間が非常に重要だ。(
ヒマナッツはそうでもない)
シンオウ以北の日照時間が短い地域では、最低5時間は2千ルクス以上の明りを当てる必要がある。
ハスボー族は、豊富な水と15℃以上の気温、それなりの日照時間を必要とする。
そのため、カントー以北での屋外飼育は困難を極める。
ユキカブリ族は、基本的に氷点下の環境、それも吹雪など悪天候を好む。
文句こそ言わないものの自分の周囲を自分で暮らしやすいように整えてくるため、飼育には注意が必要だ。
最終更新:2011年04月16日 22:52