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人体強化施術(一覧)
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◆《刺青・呪紋施術(じゅもんせじゅつ)》
通称『生体呪刻(せいたいじゅこく)』。
単なる装飾やファッションの刺青とは違い、皮膚に特定の紋様を『刻む』ことで『身体を媒体として常時発動する』ものとして体系化された強化施術を指す。
単なる装飾やファッションの刺青とは違い、皮膚に特定の紋様を『刻む』ことで『身体を媒体として常時発動する』ものとして体系化された強化施術を指す。
皮膚を剥いでも施術痕が残る為、完全な除去が不可能というリスクがある。
同じリスクとして『精神状態で性能が変動』するという特性を持つ。
同じリスクとして『精神状態で性能が変動』するという特性を持つ。
彫り師は半ば霊媒師でもある。これは施術において紋様に対する知識が一定数必要なためであり、専門職としても認められつつある。
機密神秘局の職員であれば、所属前の講習で履修するため、簡易的な施術であれば可能。
機密神秘局の職員であれば、所属前の講習で履修するため、簡易的な施術であれば可能。
紋様や施術する箇所によって、
- 肉体、精神の強度を上げる
- 反射神経や機動力の強化
- 五感の強化、拡張
などと、皮膚の面積が許す限り、複数の効能を得られるが代償として、精神汚染などのリスクが高くなる。
一般市民には、法に定められた範囲内での施術を許可しており、専門職の彫り師の元で施術を受けるように広報されている。
知識が無ければ、装飾目的のものと強化施術目的のものの見分けがつくことがないほど、見た目はあまり変わりがない。
知識が無ければ、装飾目的のものと強化施術目的のものの見分けがつくことがないほど、見た目はあまり変わりがない。
皇嶽院や自由協会、開闢部隊では『個人の能力を管理する』という名目で機密神秘局から彫り師が派遣され、施術が施されることが多い。
◆《薬物投与・薬理強化施術(やくりきょうかせじゅつ)》
医療・戦時研究・裏社会の実験が混ざり合って完成した技術体系。単なるドーピングではなく、代謝・神経・精神・体内回路を再設計する施術である。
「薬物を飲む」「注射する」など単調なものだけだが、元の身体には簡単に戻れない場合が多い。
「薬物を飲む」「注射する」など単調なものだけだが、元の身体には簡単に戻れない場合が多い。
効果は高いが、継続投与による適応が必要。適応障害により薬物投与施術がNGとなる体質の人間もいるほど、個体差が激しい。
また、多くが合法と違法の境界に存在する為に公的組織での施術が法によって定められている。施術効果や箇所によっては、法律違反として法的措置が課される。
中には【リザレクト因子】という生体薬品による施術が横行することもあるが、犯罪行為とみなされている。
この生体薬品を開発した組織の事件により、危険物として認定されているが、東区など治安の悪い場所では流通、非合法の施術が行われている。
効能としては『致死状態からの肉体と精神の強制回復』、『肉体・精神の再起動』。
リスクとして、人格の欠損や感覚喪失が挙げられる。
この生体薬品を開発した組織の事件により、危険物として認定されているが、東区など治安の悪い場所では流通、非合法の施術が行われている。
効能としては『致死状態からの肉体と精神の強制回復』、『肉体・精神の再起動』。
リスクとして、人格の欠損や感覚喪失が挙げられる。
太京州東区では【アビス・ドーズ】と呼ばれる注射薬も流行している。
身体能力・感覚の極端な強化、戦闘中の超集中状態が高いため愛用するものも多いが、使用後の激しい離脱症状で苦しむ者が多い。
身体能力・感覚の極端な強化、戦闘中の超集中状態が高いため愛用するものも多いが、使用後の激しい離脱症状で苦しむ者が多い。
精神・人格に踏み込む薬物投与施術には【メモリア・ブレンド】も挙げられる。
重度のトラウマや恐怖心を抱える者に対して投与されることが多いが、ふとした時に自分の【トラウマや恐怖心のトリガー】を忘れる、行動原理の崩壊などが確認される。
重度のトラウマや恐怖心を抱える者に対して投与されることが多いが、ふとした時に自分の【トラウマや恐怖心のトリガー】を忘れる、行動原理の崩壊などが確認される。
機密神秘局の管轄下では【霊液】と呼ばれる経口薬での施術も行われる。
効果として霊的知覚の開放、刺青による強化施術のサポートなど。副作用として軽い幻覚や幻聴が出る。
効果として霊的知覚の開放、刺青による強化施術のサポートなど。副作用として軽い幻覚や幻聴が出る。
また、同じく機密神秘局の管轄下では【魂媒血清(こんばいけっせい)】と呼ばれる薬品も管理している。
効果としては『精神汚染への耐性』とあるが、これはオカルト的な儀式に関わる場合のみにしか扱われず基本的には『一時的な異能力の発現』が主な効能とされる。
効果としては『精神汚染への耐性』とあるが、これはオカルト的な儀式に関わる場合のみにしか扱われず基本的には『一時的な異能力の発現』が主な効能とされる。
皇嶽院などの組織では強制投与・管理下投与が行われ、一部の役職の人間には軽度強化のみが許可、市民には「医療」として一部だけが公開されている。
◆《骨格再配列手術》
骨の内部構造を書き換え、強度・柔軟性・衝撃吸収率を最適化する施術。見た目は変わらないが、落下耐性や打撃への耐性が異常に高くなる。
労働者向けの「事故対策医療」が発端となった強化施術。東区では「殴り合い用カスタム」が存在する(もちろん非合法)。
労働者向けの「事故対策医療」が発端となった強化施術。東区では「殴り合い用カスタム」が存在する(もちろん非合法)。
◆《第二臓器移植》
『セカンド・コア』。
心臓や肺、腎臓などの対象の予備となる『補助臓器』を埋め込む人体強化施術。
本体が破損しても一時的に機能を維持することができる。
『どちらが本体かわからなくなる』という感覚障害が確認されている。時には死亡判定が困難になり、法的扱いがグレーのため、ややリスクが高い。
心臓や肺、腎臓などの対象の予備となる『補助臓器』を埋め込む人体強化施術。
本体が破損しても一時的に機能を維持することができる。
『どちらが本体かわからなくなる』という感覚障害が確認されている。時には死亡判定が困難になり、法的扱いがグレーのため、ややリスクが高い。
◆《都市適応施術(アーバン・アジャスト)》
環境耐性のための施術。薬品投与がメイン。
電磁ノイズへの耐性、汚染空気に対応できるように呼吸器官を強化する、ストレス遮断などの効能を得られる。
電磁ノイズへの耐性、汚染空気に対応できるように呼吸器官を強化する、ストレス遮断などの効能を得られる。
一般市民向けの強化施術であり、手続きさえ行えば安価かつ容易に受けることが可能。
受けなくても現代の日本で生きていくことができるので、義務で施術を受けるようなものではない(むしろ富裕層にウケている)。
受けなくても現代の日本で生きていくことができるので、義務で施術を受けるようなものではない(むしろ富裕層にウケている)。
◆《神経再配線処置(ニューロ・ロール)》
反射速度の強化、痛覚の制御を主とする強化施術。神経の伝達順序を最適化すること「考える前に動く」「痛みをカットする」状態を作る。
副作用として『感情が遅れる』、『自分が誰の意思で動いたかわからなくなる』という点が挙げられる。
◆《感覚重畳処置》
五感に第六感を複合させる強化施術。「匂いで危険を察知する」「聴覚で嘘を感じ取る」など更なる五感を得られる。
仕事柄、暗殺者や調査員が施術を受けることが多い。皇嶽院では、簡易的な施術を看守に受けさせている。
◆《経験注入療法(エクスペリエンス・パック)》
擬似な記憶(「10年の戦闘経験」「熟練工の勘」といったもの)をデータ化して注入する強化施術。
身体は初心者でも『動きだけは達人』になれる。正直なところ、合法のギリギリのラインであるため、投与するデータ内容によっては逮捕される。
本人の記憶との混濁によるバグが問題点。
◆《人格スロット化手術》
名前の通り、状況に応じて人格を切り替えられる強化施術。戦闘用の人格、日常用の人格などと切り替えが可能。
一般市民には違法の強化施術であり、皇嶽院などでしか許可されていない危険なものでもある。
◆《霊脈接続儀式》
機密神秘局の管轄下であれば受けられる少し奇妙な強化施術。
世界に流れる【霊的インフラ】と身体を接続することで、特定の区域で能力が強化されるというもの。制約として『その土地を離れると弱体化してしまう』という『場所に縛られる人間』になってしまう。
◆《封印憑依(バインド・エンティティ)》
機密神秘局によって現段階も実験途中の強化施術。その内容は『異存在との共存』というものである。
人体に怪異・霊的存在を封じ込めることで、必要な時には一時的に超常能力を得る、という強化施術。
人体に怪異・霊的存在を封じ込めることで、必要な時には一時的に超常能力を得る、という強化施術。
もちろん一般市民向けではなく、仮に行われているとしたら逮捕沙汰になる。
代償として個体差はあるものの、『長期間の使用による精神汚染・人格侵食』がネックとなってくる。
代償として個体差はあるものの、『長期間の使用による精神汚染・人格侵食』がネックとなってくる。
《機械義体化施術(きかいぎたいかせじゅつ)》
通称『換装(かんそう)』。
身体の一部、または大半を機械・人工器官へと置き換える強化施術。強化というより「耐久性・制御性・再現性」を得る技術でもある。
施術が進むほど 「戻れなさ」が増す、リスクが高い施術。
身体の一部、または大半を機械・人工器官へと置き換える強化施術。強化というより「耐久性・制御性・再現性」を得る技術でもある。
施術が進むほど 「戻れなさ」が増す、リスクが高い施術。
一度換装すると生体への完全復帰は困難であり、神経・精神への影響が必ず発生してしまう。また、他の強化施術との相性差が激しいものである。
医療用として公認されているのは【医療義肢フレーム】。
性能としては生体同等、またはやや上の筋力を得ることができる。痛覚再現と温度感覚機能も搭載されている。内臓も換装可能。
『普通の人間に戻るための義体』であり、強化施術というよりは回復のための施術とされる。高価ではあるが、合法であり保険も降りるため、受け入れる一般市民も多く、偏見も少ない。
性能としては生体同等、またはやや上の筋力を得ることができる。痛覚再現と温度感覚機能も搭載されている。内臓も換装可能。
『普通の人間に戻るための義体』であり、強化施術というよりは回復のための施術とされる。高価ではあるが、合法であり保険も降りるため、受け入れる一般市民も多く、偏見も少ない。
軍事・治安組織向けで限定許可されているのが《戦術義肢(ヴァリアブル・リム)》。
主に四肢を戦闘用に整えた義肢に換装する、あるいは胴体などの致命的な弱点を補うために施術される。
主に四肢を戦闘用に整えた義肢に換装する、あるいは胴体などの致命的な弱点を補うために施術される。
皇嶽院の持つ技術としては特異囚人を『義体で拘束する』ための《拘束義体(オベリスク)》が存在する。
過剰出力時には自壊機構が発動するというペナルティが施されており、ただでさえ未だ危うい皇嶽院の世論を確実に炎上させるものだが、現在までの施術による自壊は未だ発生していない。
過剰出力時には自壊機構が発動するというペナルティが施されており、ただでさえ未だ危うい皇嶽院の世論を確実に炎上させるものだが、現在までの施術による自壊は未だ発生していない。
明確に違法または高価、あるいは闇市場や裏社会から流通するものとして《フルボディ義体(コフィン)》と呼ばれる『脳と脊髄以外ほぼ機械』という状態もある。
利点としては物理的に非常に強いこと、修復が可能なこと、問題として人格崩壊のリスクが挙げられる。
巷では「まだ生きてる棺桶」とも呼ばれる。
利点としては物理的に非常に強いこと、修復が可能なこと、問題として人格崩壊のリスクが挙げられる。
巷では「まだ生きてる棺桶」とも呼ばれる。
◆【主な人体強化施術として】
この中で最も多く施術が行われている順として【薬物投与>骨格再配列手術>呪紋施術>義体化施術>その他施術】となる。
どのような施術であっても内容(倫理的、人道的な問題、素人による施術)であれば逮捕されるが、非合法な施術を止めるためのイタチごっこが繰り広げられている。