かわったエコロ
基本情報
属性 | 紫(主)、青(副) |
コスト | 48,60(ぷよフェスキャラ) |
タイプ | バランス |
優先度 | ★★★☆☆(普通) |
スキル | ★★★★☆(強い) |
Lスキル | ★★☆☆☆(弱い) |
ポイント | 消去法で高くなった優先度 貴重な紫ワイルド化要員 強化により不遇キャラ脱出 |
概要
2016年3月のぷよフェスで初出。その後同年10月、2017年8月、2020年1月と3度のスキル強化を受けている。それに先立つ2018年、☆7実装。
元は20周年記念作品「ぷよぷよ!!」の隠しキャラ。公式がエコロを擬人化したというぶっ飛んだキャラクターだが、その言動も色々とぶっ飛んでいる公式が病気としか言えない人物。なお発言の節々から、エコロの変身体ではなく誰かに憑依した姿という考察もある。略称は「かわエコ」。
スキル
レアリティ | 内容 | 発動数 |
☆6 | 味方全体が相手1体に属性攻撃を与える (式は「攻撃力×属性数×5」) 1ターン、通常攻撃時のみ、 味方全体をどの色の連鎖でも攻撃できるようにする |
40 |
☆7 | 味方全体が相手1体に属性攻撃を与える (式は「攻撃力×属性数×7」) 2ターン、通常攻撃時のみ、 味方全体をどの色の連鎖でも攻撃できるようにする |
所謂スキル砲とワイルド化を両立したスキル。
☆6の元の計算式は「攻撃力×属性数×2」でありかなり貧弱で、付加効果もない微妙なスキルだったが、2度の強化を経て×5倍、さらに1ターンのワイルド化を手に入れた。実用性は高くなったが、高難易度のクエストを1ターンのワイルド化で凌ぐのは厳しいかもしれない。
☆6の元の計算式は「攻撃力×属性数×2」でありかなり貧弱で、付加効果もない微妙なスキルだったが、2度の強化を経て×5倍、さらに1ターンのワイルド化を手に入れた。実用性は高くなったが、高難易度のクエストを1ターンのワイルド化で凌ぐのは厳しいかもしれない。
☆7も元々は×3倍、ワイルド化1ターンだったが、上方修正で×7倍、そして2ターンのワイルド化となった。とはいえスキル砲自体は現代の環境において重要ではなく、おまけのように扱うのが正解だろう。
実はぷよフェスには、紫属性のワイルド化要員がかわエコしかいないという特殊な事情があり、フェスキャラの耐久力・とっくん盾が必要な場面ではかなり重宝される。ぷよフェスに限らなければ天騎士シリーズのヴィオラや魔人シリーズのスルターナ、異邦の童話チキータといったキャラがワイルド化スキルを持つが、前者2つはぷよフェスではない一般カード、後者はクロスアビリティで非常に育成が難しい、という難点がある。
こだわりが無ければ天騎士シリーズの方が使いやすいが、☆6時点ではかわエコの方が発動数が軽い、☆7になるとスキル砲の威力が高い、さらにワイルド化の属性を問わないという独自の強みがある為、本カードの立ち位置を完全に食っているわけではない。多色デッキでの採用や、相手の着けている盾が少ないクエストなら活躍が見込める。
リーダースキル
レアリティ | 内容 |
☆6 | 味方全体の攻撃力・体力2.5倍、回復力1.5倍 |
☆7 | 味方全体の全能力3.2倍 |
とっくん1 | 味方全体の攻撃力4倍、他2つを2.5倍 |
とっくん2 | 味方全体の体力4倍、他2つを2.5倍 |
とっくん3 | 味方全体の回復力4倍、他2つを2.5倍 |
☆6時点で全能力値を上昇させる能力を持つ。この特性を持ったぷよフェスはかわエコが初で、さらに強化により「全能力値1.5倍」から上方修正されている。ただし流石に現代においては見劣りするリーダースキルであり、☆7ならぷよフェスではない通常キャラにかわエコの上位互換がいるという酷な状況となっている。
☆7になると属性・タイプ問わず全能力値3.2倍というなかなか強烈なリダスキとなるが、他のぷよフェスより明確に優秀な要素が回復倍率しかなく、特に攻撃力3.2倍はかなり見劣りする。ただしとっくんボードを進めることで、どれか一つを4倍にし、他を2.5倍に下げることが出来る。特に回復力強化は攻撃力・回復力が逆転するステージで重宝する。攻撃力4倍でもぷよフェスとしては弱い方であること、体力4倍にすると攻撃力2.5倍がカバーできなくなることを考えると、あまりこの2つを採ることはお勧めしない。
ステータス
Lv.MAX | たいりょく | こうげき | かいふく |
☆6 | 4380 | 2209 | 535 |
☆7 | 6570 | 3203 | 898 |
たいりょくタイプに比肩する回復力の低さが特徴。その代わり体力値と攻撃力が少し高くなっており、バランスタイプらしいといえばらしい味付けが為されている。
総評
もう一度言うが、ぷよフェスにこだわらなければワイルド化要員としてこのキャラを採用する必要はない。だが、属性を問わない点から多色デッキでの活躍が見込める事、ぷよフェスらしいステータスの高さ、ワイルド化、高威力のスキル砲(おまけ程度だが)の全てが揃っている事、これらの事情から、割と採用の余地はあると考えられる。カードプールを鑑みて、余裕があるなら☆7にする価値もあるだろう。最優先とは言えないが、一概に不要とも言えない不思議な立ち位置を堅持しているため、優先度は★★★☆☆(普通)とした。
余談
当初のリーダースキルである「全能力値1.5倍」は、くろいシグが隆盛を誇っていた当時においてかなりショボいと言わざるを得ず、またスキルも単純な2倍威力でのスキル砲だったため、ともすれば非ぷよフェスの一般キャラにすら見劣りする状況だった。故に「おわエコ(おわったエコロ)」「かわエコ→かわいそうなエコロ」などと散々に揶揄されていた。
登場から数年が経った現在になってある程度の実用性を得て、当の黒シグと入れ替わる形で汚名を返上したのは何の因果だろうか。