全日本クイズ選手権(ぜんにほん―せんしゅけん)は、関西学生クイズ連盟が主催した
オープン大会。ここではその前身である「関西学生クイズオープン」、系列大会である「クイズワールドカップ」についても扱う。
概要
第10回
Man of the Year優勝者の長束恭行氏が中心となり、当時あまり交流がなかった
RUQSと関西の他大学を結びつける目的で「関西学生クイズ
オープン」を開始。
その後第3回より対象を社会人にも拡大、第4回からは名称も「全日本クイズ選手権」と改名した。
当初の問題傾向は関東と大差はなかったが、マンオブへの対抗心もあり「全日本」に改称して以降はいわゆる「
学生系」といわれる長文難問を用いるようになった。
形式でも当時は
ローリングクイズが多かった2ラウンドの
早押しクイズに「2○2×」を導入したことや、準決勝恒例の「1対1対決クイズ」は斬新なものであった。
また当時のマンオブや関東の大学クイズ研主催のオープン大会が会場として大学の大教室を使用していたのに対し、こちらはホールで開催され、その後のオープン大会における演出を大きく変化させるきっかけとなった。
「クイズワールドカップ」は参加資格を「大学1~4年生」に限定して開催された。
データ
大会名 |
開催日 |
会場 |
参加人数 |
優勝者 |
準優勝者 |
ペーパー1位 |
第1回関西学生クイズオープン |
1993年12月18日 |
同志社大学学館ホール |
不詳 |
安良 興(京都大4) |
木村武司(大阪市立大5) |
安良 興(京都大4) |
第2回関西学生クイズオープン |
1994年8月2日 |
立命館大学衣笠校舎 |
不詳 |
安良 興(京都大5) |
長束恭行(同志社大4) |
長束恭行(同志社大4) |
第3回関西学生クイズオープン |
1994年12月17日 |
同志社大学学館ホール |
208人 |
久保隆二(立命館大3) |
萩原秀隆(大阪市立大3) |
中溝充雄(大阪府立大4) |
第4回全日本クイズ選手権 |
1995年7月1日 |
立命館大学衣笠校舎 |
不詳 |
山本耕造(立命館大4) |
加藤禎久(名古屋大M1) |
成田佳大(大阪外国語大4) |
第5回全日本クイズ選手権 |
1995年12月8日 |
同志社大学学館ホール |
210人? |
山本耕造(立命館大4) |
堀家 敦(神戸大OB) |
堀家 敦(神戸大OB) |
第1回クイズワールドカップ |
1996年6月29日 |
立命館大学衣笠校舎 |
137人 |
栗田 修(早稲田大4) |
牟禮大造(立命館大2) |
牟禮大造(立命館大2) |
第6回全日本クイズ選手権 |
1996年12月21日 |
同志社大学学館ホール |
171人? |
橋本隆弘(神戸大5) |
長束恭行(同志社大OB) |
山本耕造(立命館大5) |
最終更新:2020年10月15日 20:34