UNO

UNO -Untitled Naked Open-とは、夘野道拓氏が主催したオープン大会(個人杯)である。

概要

本大会の出題傾向は、「あるジャンルについてある程度触れたことのある人であればほぼ知っているであろう事柄を、出来る限り直截的に問う問題」としている。
特に、「出来る限り直截的に問う問題」という点に特徴があり、問題は前フリが少ない短文で、そのためなら「~をしなさい」や「~なのはなぜ?」などのような、一般的な競技クイズではあまり見られない問い方も用いられる。
主催の夘野氏はこれを踏まえ、出題傾向を「短文ガチ」ではなく「直球ガチ」と称した。

企画内容

Preliminary

前:一心不乱 Paper Junkey

10問×8ジャンル=80問+近似値クイズ1問のペーパークイズ。制限時間は25分。
8つのジャンルは、「人文科学」「歴史」「地理文化」「生活一般」「サブカル」「スポーツ」「科学技術」「社会」。
各ジャンルの正解数の総積(全て掛けた値)が得点となる。
上位15名がMainstage、16~90位の75名がPreliminary・後に進出。

ペーパークイズの順位を基に、75名を3名ずつ25組に分けて行う早押しクイズ。各組1名(計25名)が勝ち抜け。(第1回のみ13名ずつ5組、5名勝ち抜け)
ルールは回により異なる。

Main Stage

甲・乙・丙・丁の4コースからなるコース別。10人から4人勝ち抜け。
コース内容は回により異なる。

Constaration

一縷天賦 Draw Four

ここまでの通過者20名を除いた全員が参加する敗者復活戦。
4択クイズを出題し、一斉に札を上げて解答する。
ただし、使用する札には両面に選択肢の文字が書かれており、「A・B」「A・C」「A・D」「B・C」「B・D」「C・D」の全6枚ある。
正解すると、使用した札にスタンプが押される。6枚全ての札にスタンプを押された者が勝ち抜け(スタンプは片面のみでよい)。
1人以上の勝ち抜け者が発生するか規定問題数出題まで行う。

Final Bout

人:一魚茫洋 FACE OUT

参加者に、まず200問の問題が書かれた冊子が渡される。
あらかじめ決定した順番*1でマイクの前に一列に並ぶ。
解答者は、冊子の中から答えたい問題の番号を指定する。問い読みが問題を読み終えたらマイクに向かって口頭で解答する。正誤に関わらず解答後は列の最後尾に並び直す。
2回誤答した者から失格、列から離脱する。ただし、解答後に「もう一度」と言われた場合は、別の問題を選び直すこともできる。
残り人数が8名となるまで行い、残った8名が勝ち抜け。

地:一触即発 Gun and Gage

GunセッションとGageセッションからなるクイズ。最初はGunセッションで始まる。
Gunセッション
早押しクイズ。正解で+1点、誤答で-1点。2点獲得で、対戦相手を指名してGageセッションに移行する。
Gageセッション
1対1の対決クイズ。Gunセッションでの得点が持ち越される。
8問出題され、指名した側→指名された側の順に口頭で答える。両者にはヘッドホンが装着され、相手の解答は聞こえない。正解で+1点、誤答は±0点。
8問出題後に得点の高いほうが勝ち抜け。敗者は失格となる。同点の場合は指名した側の勝利。
Gageセッションが終了したらGunセッションに戻る。

天:一乗春夢 Be Climax!!

8ジャンル(ペーパークイズで使用したものと同一のもの)からなる早押しクイズ。1問目のジャンルは、Gun and Gage最初の勝ち抜け者が選択する。
各プレイヤーの正解した問題数はジャンルごとに蓄積される。
正解すると、そのジャンルの正解数を1加算した上で、「そのジャンル以上の正解数となっているジャンルの数」+1点が加算され、次の問題の指名権が与えられる。
誤答はその問題の解答権が剥奪され、残りのプレイヤーに対し問題を続行する(カルトQ方式)。
最初に規定ポイント*2に達した者が優勝となる。

過去の大会

大会名 開催日 開催地 参加人数 優勝者 ペーパー1位
UNO 2012/10/27 国立オリンピック記念青少年総合センター 88名 池田研太郎 加藤禎久
UNO2 2013/10/6 川崎市国際交流センター 78名 加藤禎久 鷹羽寛
UNO3 2014/9/21 墨田区みどりコミュニティセンター 78名 神野芳治 片岡桂太郎
UNO4 2015/10/10 川崎市国際交流センター 加藤禎久

関連項目

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最終更新:2020年11月22日 16:35
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*1 FACEOUT開始までの休憩の間に壇上のテーブルの好きな場所に手を置く。休憩終了時の手の位置が解答順となる。

*2 第1回は30点で、以降は回を重ねるごとに1点ずつ増加した。