クイズゲームとは、クイズをテーマにしたコンピュータゲームの1ジャンル。
概要
80年代にアーケードに登場し、90年前後に流行して数々の名作を生み出した。これを
Wikipediaの項目に範を取り「
従来型」と呼ぶ。
従来型のクイズゲームは、
- 1クレジットで3~5程度の「ライフ」を所持し、
- 場面ごとに定められたノルマの数だけ択一クイズに正解して先へ進む
- 誤答でライフを失うとゲームオーバーとなるが、クレジット追加で回復できる
というスタイルのものがほとんどであった。これに、下記に例示したような様々な要素を掛け合わせて多くのゲームが送り出された。
しかし、問題やゲーム自体の質の低下、問題自体の風化などもあり徐々に人気は衰えていく。
- タッチパネル使用による択一からの脱却
- 非ライフ制によるコストパフォーマンスの安定化
- 問題のネット配信による更新
- ICカードによる個人成績の記録
などが特徴的な点として挙げられるが、中でも
が最大の革新といえる。
ゲームの楽しみ方として、従来型は「ゲーム(問題)VSゲーマー」であったのに対し、これらのゲームは「ゲーム(問題)を媒介とした、ゲーマーVSゲーマー」という構図を取ったのである。この点に重点を置き、これらのゲームを本辞典では「通信対戦型」と呼ぶ。
著名なクイズゲームの例
従来型
- アドベンチャークイズ カプコンワールド (双六と融合)
- クイズ殿様の野望 (戦国シミュレーションと融合)
- ゆうゆのクイズでGO!GO! (タレント起用)
- クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡 (恋愛シミュレーションと融合)
- ときめきの放課後~ねっ☆クイズしよ♡~(恋愛シミュレーションと融合)
- 子育てクイズ マイエンジェル (育成シミュレーションと融合)
- クイズ&バラエティすくすく犬福 (育成シミュレーションと融合)
- アメリカ横断ウルトラクイズ (テレビ番組を再現)
- 史上最強のクイズ王決定戦 (テレビ番組を再現)
- パネルクイズアタック25 (テレビ番組を再現)
- クイズドレミファグランプリ (イントロクイズ)
- クイズ機動戦士ガンダム 問・戦士 (問題内容に至るまでガンダムに特化した異色作)
通信対戦型
スマートフォン・タブレット端末
最終更新:2023年04月13日 03:21