読ませ押し(よませおし)とは、早押しクイズにおけるテクニックの一つ。問題文の確定
ポイントよりわずかに早くボタンを押し、
問い読みに少し先まで問題を読ませる技。
クイズブーム全盛の時代、
押し込みと共にクイズ界の基本テクニックとして語られることが多かった。押し込みが今ではあまり行われなくなったテクニックであるのに対し、読ませ押しは現在でも短文の大会などでは頻繁に使われる必須テクニックと言っても過言ではない。
実例
- 京都の三大祭といえば、葵祭、時代祭ともう一つは何?(答え:祇園祭)
という問題において、三大祭を知識として持っていれば、このうち2つが出た時点で残りの一つが正解であると導き出せる。
そのため「
時代祭」という項目、更に言えばこの頭文字の「
じ」が確定ポイントであると言える。
しかし同じ知識・技術を持つ者が複数いれば、当然このポイントで
押し合いになる。そこで、「葵祭、」の後、
「じ」を発音する一呼吸前にボタンを押し、勢い問い読みに「、じ」まで読ませてしまうというのが「読ませ押し」のテクニックである。
ただし、失敗するとボタンを付けることができても「じ」が聞こえず、時代祭と祇園祭の2択に迷うことにもなる。また、問題文が更に変化した場合には対応できないのもデメリットである。
最終更新:2018年12月31日 23:21