開催日時:2019年9月28日(土) 10時〜18時
開催場所:学生会館 予備集会室

レギュレーション
  • 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
  • 使用禁止スタイル:なし
  • PCレベル:1
  • 国ルール:使用せず
  • マスコン:有り(PC①・②・③はカウント不要の1レベル部隊のいずれかを保有)

今回予告
 時は大陸歴1800年代後半、アトラタン大陸西部のアロンヌ地方の覇権を巡るルクレール伯爵とドーソン侯爵の争いは熾烈を極めていた。そんな中、両陣営の魔法師が戦場で(魔法の威力増大のために)混沌濃度を上げ続けた状態で激戦を繰り広げた結果、両軍の係争地帯であるメッサー地方に、かつてブレトランドに出現して人類と死闘を繰り広げた「魔王クラヴィス」とその眷属達が「魔王城」と共に再投影され、第三勢力として両軍の間に立ちはだかることになった。
 ドーソン侯側の最前線のアフランシ村の領主(PC①)とその契約魔法師(PC②)は、魔王軍によって占領された地を奪還すべく戦いを挑むが、魔王が繰り出す未知の異界の魔法の前に敗戦を繰り返す。そんな中、ドーソン侯カミーユ・デュラムは、魔王を懐柔して味方に引き入れるべく、自身の娘(PC⑤)と魔王との縁組を提案し、それに対して魔王側が前向きな姿勢を示したため、侯爵直属の将軍(PC③)の警護の下で、彼女の侍従(PC④)達と共に、ひとまずアフランシ村へと送られることになった。

不定期単発シリーズ「グランクレスト伝説」第6話
「境界線上の魔王城」

混沌を収め、聖印に至れ!


PC① 推奨クラス:君主
 キミはドーソン侯爵領アフランシ村の領主である。魔王軍が現在占領しているメッサー地方は(魔王城出現以前から既に戦火で荒廃していたが)キミの故郷であり、この地の奪還は、この地から逃れてきた多くの村民達の悲願でもあるが、キミの主君は魔王と手を組む道を選んだ。
因縁:レミー・ガイスト(18歳/女性/魔法師) 推奨感情 メイン:任意/サブ:誠意
 ルクレール伯爵軍のジャン将軍の契約魔法師。かつてはキミの契約相手候補で、当初は互いに好印象だったが、何らかの理由(任意)でキミは彼女の養父に嫌われてしまい、契約交渉は破綻した。実家はブレトランドの貴族家出身で、学生時代はミスコンで優勝する程の美貌の持ち主。
+ レミー

PC② 推奨クラス:魔法師
 キミはPC①の契約魔法師である。魔王城に対して、ルクレール軍側のジャンからは(彼の契約相手であるレミーとの魔法杖通信を通じて)一時休戦して共同で魔王を倒すという選択肢も提示されていたが、その交渉がまとまる前にドーソン侯主導で魔王との縁組方針が決定された。
因縁:ジャン・スルト(23歳/男性/君主) 推奨感情 メイン:任意/サブ:感服
 ルクレール伯爵軍の指揮官。かつてはキミの契約相手候補で、当初は互いに好印象だったが、何らかの理由(任意)でキミは彼の主君に嫌われてしまい、契約交渉は破綻した。騎士道精神を重んじる誠実な人柄。現在はメッサー地方を挟んだ敵陣営の最前線指揮官。契約相手はレミー。
+ ジャン

PC③ 推奨クラス:邪紋使い
 キミはドーソン侯爵直属の将軍である。日頃は王城の警備を担当しており、侯爵の一族(特にPC⑤)とは昔から親しい。一方で、キミはPC①の幼馴染でもあり、王都勤務の前はアフランシ村に駐屯していた。今回のキミの任務は、PC⑤をアフランシ村経由で魔王城に届けることである。
因縁:任意(他のPC or NPC) 推奨感情 メイン:慕情/サブ:任意
 キミは彼or彼女に対して、恋心を抱いている。だが、その気持ちは誰にも伝えていない。このセッションを通じてその想いを伝えてもいいし、伝えなくてもいい。また、そのことをGMおよび他のプレイヤーに対して事前に開示するか否かも自由であるし、途中で想い人を変えてもいい。

PC④ 推奨クラス:投影体
 キミはPC⑤の侍従(執事orメイド)である(どんな経緯で雇われたかはPC⑤のプレイヤーと相談)。なお、キミがこの世界に出現するのは実は今回が二回目であり、以前に出現した時は、魔王クラヴィスの傘下にいたような記憶がうっすらとあるのだが、詳しくは覚えていない。
因縁:アルヴァン(投影体/男性/?歳) 推奨感情 メイン:任意/サブ:同志
 キミと同じく姫の侍従を務めるケット・シーの投影体。彼もまた、以前に投影された時にキミと同様に魔王クラヴィスに伝えていたようだが、当時の記憶は彼の中にもあまり残ってはいない。ただ、当時も「姫のお世話係」を務めていたようで、お茶菓子の準備などは妙に手慣れている。
+ アルヴァン

PC⑤ 推奨クラス:任意(ただし、セッション開始時点では「一般人」)
 キミは、ドーソン侯爵カミーユ・デュラムの末娘である。当代一の美女として名高く、父からはその美貌を生かして魔王を籠絡することを期待されて、魔王との縁組が決定された。多くの人々はキミに対して同情的だが、魔王が美形という噂もあるせいか、中には羨ましがる者もいる。
+ PC⑤(一般人→能力者)のデータ作成に関する特殊ルール
 PC⑤はスタート時点では「一般人」だが、セッション中に「特殊能力」に目覚める予定なので、下記の手順で「覚醒前(一般人)」と「覚醒後(いずれかのクラス/スタイル)」のデータを事前に作成する。

1、覚醒後のデータを作成
 通常のキャラメイクと同様の手順で作成。ワークスに関しては「貴族A・B・C・D」のいずれかを推奨。ただし、「投影体」を選んだ場合は、その投影体が選択可能なワークスを選択することも可能(なお、この場合、何らかの裏設定が発生する)。

2、覚醒前のデータを作成
 上記のデータから、「能力値/HP/MPのスタイル修正」を0とした状態のデータを作成し(上記の作成過程でメモを取っておくことを推奨)、クラス特技も使用不能状態となる(クラス特技の結果としてステータスが変化する場合は、その部分も元に戻す)。なお、天運に関しては、この状態でも使用可能。

因縁:魔王クラヴィス(投影体/男性/?歳) 推奨感情 メイン:任意/サブ:不安
 「魔王城」と共にメッサー地方に出現した投影体。厳密に言えば魔界ではなく、妖精界からの投影体だが、人類に敵対する存在という意味で「魔王」と呼ばれる。過去に二度ブレトランドに出現したことがあったらしいが、当時の記録は今では殆ど残っていないため、詳細は不明。
+ クラヴィス

特殊ルール:同属状態
 今回は特殊ルールとして「マスコン時に部隊を率いていないキャラ」が、以下の条件を満たす場合、「同属状態」になることを可能とする(実質的には「同乗状態」とほぼ同じ裁定)。

  • 同じSqに味方の部隊がいること
  • マイナーアクションを使用すること(or戦闘開始前に宣言すること)

 同属状態となったキャラは通常移動・全力移動が出来ないが、その部隊を率いているキャラが移動するタイミングで、自動的にそのキャラと同じSqに移動する。同属状態のキャラは部隊補正を受けないが、同属している部隊が部隊崩壊しない限り、部隊崩壊時のペナルティも受けない。
 なお、今回のセッションおいては、PC①・②・③は初期から部隊を有しているが、PC④・⑤は固有の部隊を有していない。ただし、PC④に関しては、希望するならば「民兵」を(「侍従隊」という扱いで)所持しても良い。

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最終更新:2019年09月08日 19:43