概要

  • GM・・・りちょう
  • PL・・・四名
  • 使用ルルブ・・・「呪印感染」
  • 使用ダイス・・・6面ダイス10個ほど
  • 全10話
GMの独り言
+ ひとりごとですよ?
  • 第1話は世界観把握と判定慣れを目指す、チュートリアル的サムシングです。これのネタバレ防止のため、このシステムの世界観とかあまり詳しく言えないのがちょっと辛い。実質キャンペーン構想の中では第0話。
  • 第2話のシークレットサブタイトルは「帰ってきた赤い影」です。もっとフランクに言うなら「あかいかげ☆りたーんず」
  • 第3話
 雪降らせ忘れたのが死ぬほど悔しい 
 思ったより火力でない
 GMスキルの構成を頑張って、もっと火力を上げていかねば!
  • 第4話
 これははたして、ちゃんとジャパホラになっているのか
 思考当てゲームになってないか
 裏ハンのありかたとは
――――GM、反省中。
  • 六画目途中。



キャンペーン内容

キャンペーンタイトル(真)

「神隠シノ街」


各話予告・あらすじ


+ 一画目 "チェーンメール"
それが、ハジマリ。
突如届いたチェーンメール、そして忍び寄る赤い影。
自分の身に起こったことを理解して、なお生き残れるかはあなた次第。
―――これが、一画目。災いの始まり。
(ルールブック所収 サンプルシナリオ①「最初の災い」改稿)

バス停で出会った「なにか」は、確実にあなた達に近づいてきている。だが、かつての被害者、キリハラの遺した「それ」は、事態解決の一助となり得る可能性を秘めていた・・・・・・
はたして、生還できるのか。

―――全員の生還を確認。

+ 二画目 ”祭祀ノ秋”
秋祭りに賑わう白羽神社、祓詞の秘密。
祓いきれなかったあの影の再来。
秋祭りの夜を駆け回る呪印者達の運命や、如何に。
「祭リノ夜二、逢イマショウ?」
―――見届けよ、二画目。
(オリジナル)

安全な筈だった神社は、もはや安全では無い。
流れた噂、綻びた注連縄。
夜の神楽まで、残された時間は・・・・・・

―――石井 愛理が衰弱死。丸山 和樹、呪印に感染。

+ 三画目 ”狐狗狸ノ解”
ある冬の日、一人の生徒に起こった異変。桃花学園で流行する狐狗狸様。
「コックリさん、コックリさん、どうぞおいで下さい。おいでになられましたらあいつを――」
―――来たる、三画目。

狗のかたちをなぞった怪異。静かに続いた異変は、とある少女の死によって大きな変化を迎えた。狐狗狸の示した真相や、如何に。

―――丸山 和樹が事故死。丸山 雪乃、呪印に感染。
(オリジナル)

+ 四画目 ”迷子ノ館”
南天町にある大きな洋館。保存工事は終わったばかり。
その奥深く、しまい込まれていたのは・・・
―――幸せって、なあに?進む、四画目。

洋館の中での”宝”さがし。宝の素性、少年の見たもの、そして取り出されたライターが示すのは・・・・・・

―――全員生存。舞台は、マヨヒガへ。
(オリジナル)

+ 五画目 ”迷家ノ夢”
怪異は、止まらない。
豹変した少年、もう一つの館。因縁が、混ざり合った伝承(・・・・・・・・)が、目を覚ます。
―――選ぶ道は。今や、五画目。
(オリジナル)

「そうかい、君たちは・・・帰るんだね、あの街へ」
「だったら気をつけるんだね」
「白羽の街は 神隠しの街(・・・・・)だから」
―――全員生存。

+ 六画目 ”桜待ツ者”
咲き初めの桜並木、木の下に佇む霊の影。
そして、60年ほど前、大量に出た失踪者・・・・・
―――倒すべきは― 春来たる、六画目。

失踪者の謎、桜を植え続ける老爺。
桜の木の下には豁サ菴薙′蝓九∪縺」縺ヲ縺?
(オリジナル)

登場NPC

+ 那須 あかり
二画目で登場。三画目にもモブ出演。白羽神社のアルバイト巫女(大学生)。
今年の神楽舞の舞い手(ピンチヒッター)である。
色々心配なあほの子であるが、神楽舞は無事出来た。
兄がいる。
日常イラスト
https://picrew.me/share?cd=LpaWsMcHZb

+ 那須 斎
三画目で登場。あかりの兄。
鳴弦大学の歴史(郷土史、民俗史)研究者。
重度の研究馬鹿である。
イラスト
https://picrew.me/image_maker/99148/complete?cd=W9rVzC7a5w

+ 佐藤 佑
三画目で登場。桃花学園高等部三年生。
皆より一足早く受験戦争を勝ち抜き遊び歩く姿から、少々反感をかっていた節があった。

ある昼休み、突如様子が急変。
「狗が追いかけてくる」と主張し続け教室を飛び出し、夕方の商店街にて、ぼろぼろの姿で現れた。
唸り声をあげながら、とある通行人の男性を追いかけていたところを警察に保護された。

現在は、心身共に衰弱、話しかけても特に反応はない。入院中である。

+ 伊加井 八重
三画目で登場。桃花学園高等部三年生。
制服をアレンジして着るような、お洒落な今時女子。

彼女が参加した狐狗狸さんはよく当たると評判。

しかし、校舎の三階から、全身が焼け焦げた姿で落下、死亡が確認された。彼女が落下したもと、三階の理科室には、真っ黒焦げの形代が残っていた。

学校側の発表によれば自殺。家庭がうまくいっていなかったとのことだが・・・・・・?
+ 真相
「伊加井」の語源は「狗飼」、犬神を使役する家系であった。
彼女の先祖は、犬神の使役契約によって、一族に「七代分の」加護を確約した。なお、犬神は女系で遺伝する。
とはいえ、八重自身は犬神について最初から知っていた訳ではない。

加護が薄れるにつれ、犬神は制御困難になり、伊加井家には不幸が相次いだ。父親の会社は倒産し、母親は失踪した。

失踪直前の母親の言葉をきっかけに調査を行った八重は、自分の一族の歴史を知ってしまう。

そんな中、桃花学園で狐狗狸様が流行したのだった。

狐狗狸様は、辺りの下級霊を呼び出す、れっきとした降霊術の一種である。そして、八重の側には、忍び寄る犬神の姿があった。

狐狗狸様により呼び出された犬神は、狐狗狸の参加者を仮の主人とみなし、漠然とした悪意に応えて対象を呪いに行った。

徐々につながりが薄まっているとはいえ、まだ犬神は八重からそこまで離れられない。八重自身が必死に止める(そのために、自身も狐狗狸に参加していた)ことで、犬神の被害はせいぜい軽いノイローゼくらいで留まっていた。

だが、とうとう彼女からの干渉がほとんど効かなくなってしまった。
その結果、被害者が廃人になるなど、被害がエスカレートした。

責任を感じた八重は、独学で犬神を消そうと画策、実行した。
自分の存在―疎ましい元契約者の血筋―を餌に、
犬神をおびき出し、形代に封じ込めて、学内の焼却炉(祠の跡地)で焼き捨てようとしたのだ。

しかし、彼女だけでは力不足だった。


倒したはずの犬神に追われ、気がつけば三階。そして自分の方が燃えていた。あつい。くるしい。たすけて・・・・・・


パニック状態のまま、三階の窓から落下して死亡。享年18。


+ 箕浦 慶一郎
四画目で登場。(一応五画目でも登場)
11、12歳くらいの少年。
何かを館の中に隠した、と語っているが、記憶が混濁しているのか、まだぼうっとしている。

+ 真相1
箕浦家は元々、萱瀬山の山守の家系であった。
そんな箕浦家当主の長男である。
マヨヒガにて偶然椀(持ち主に財をもたらす、いわばマヨヒガの分体)を入手、持ち帰った。
しかし、急速に富み栄え変貌する家族について行けず、思いあまって椀を処分しようとした。
燃やしてしまおうと思ったんだ、でも無理だった
みんなすごく怒って 僕を追いかけてきたの
とりあえずアレはどこかに隠した
逃げて逃げて・・・そのあと僕は、僕は

僕はもう ここから離れられない
誰か、アレをここから持ち出して
莠コ譬シ縺悟?繧梧崛繧上▲縺
誰か、ボクをここから連れ出して、ね?
+ 真相2
五画目で出てきた慶一郎少年の正体はマヨヒガそのものである。

登場エネミー

+ 一、二画目 サンプルの独自解釈あり
赤い影
サンプルシナリオ1のエネミー。独自解釈を加えて二画目に再登場。
鈍い赤色ののっぺらぼう。実体を持ち、人の恐怖に引き寄せられる存在。
(以下独自解釈を含む)
一画目にて、皆の唱えた祓詞により一時退散させられた。
↑祓詞とは、神道で神事を行う前に、その前提となるお祓いを行うための唱え詞である。

白羽市において、赤い影に力を与えていたのは、近辺で亡くなった数多くの亡霊だった。死への恐怖、死を渇望する狂気、そういった亡霊の強い念によって赤い影はその実体を保っていた。
ただ、実体があるとは言えそれは不安定で、暗所以外での行動には制約があるようだ。

故に、はっきりと出てくることはそうないが、ちらちらと姿を見せつつ恐怖を煽り、標的を追い詰めていくやり口が好みである。
また、近年電子機器の扱いも覚えてしまったらしい。

追記(11/14) 
その後、新宿は歌舞伎町の某クラブにて、No,3を務めていたという目撃証言がある。真偽は不明。
+ 三画目
犬神
犬神
狗のかたちをとった存在。実体はない。
ただ、感覚の鋭い人間は、これが通り過ぎるときに異臭や影、ひいてはその姿をうっすら目視するかもである。

人間に憑依することもある。


基本は、使役者に利をもたらす存在である。
ただし能力は、災いをもたらすことに特化している。

↓基本情報は以下を参考にしました。
https://dic.pixiv.net/a/%E7%8A%AC%E7%A5%9E
なお、犬神伝承はもともと白羽市にあったものではない。


今回のシナリオはフィクションです。
実在の人物、団体とは関係ありません。


各種資料

一画目はサンプルシナリオなので、資料は今のところ載せる予定はありません。
+ 二画目 ”祭祀ノ秋”
赤い影の民話伝承
民俗資料に、あなた方が見たのと同じような存在について扱った一節がある。以下要点のみ要約。
――――昔々、まだ多くの人が海や山で無くなっていた頃。
  • 「死に誘われ固まった、赤いのっぺらぼう」が「闇の中からその手を伸ばし、怯える人の子を”食うた”」との描写あり。
  • 「旅の御方」から教わった「ありがたいお言葉」があっても、唱え忘れた隙に攫われる者は後を絶たなかった。
  • 祠の巫女様の仰せで、村の者皆で祠の周りを清め守り、巫女様が一夜、舞を舞った。
  • その後、赤いのっぺらぼうは来なくなった。
+ 三画目 ”狐狗狸ノ解”
+ こっくりさんのしかた
https://xn--u9jv84l7ea468b.com/omajinai/kokkurisan.html
↑オカルトサイトに飛びます。閲覧は自己責任で、どうぞ
+ 伊加井 八重の日記
これで日記もとうとう十冊目だ。


買う日記帳のグレードを落とした。最近、うちの状況はあまり良くないらしい。
父さんの帰りが最近遅い。会社が大変らしい。



会社が倒産した、って父さんに言われた。
わたしも学校を辞めることになるかもしれないって。



最近母さんの様子がおかしい。

なにか動物拾ってきた?と母さんに聞かれた。匂いがするらしい。拾った覚えはない。
 ネズミか何かじゃない?


動物の匂いが強くなった。飼ったはずもない、拾ったこともない動物の匂いが――――



また夢の中に黒い影。動物っぽい。なんだかすごく恨めしげな感じがする。
冗談半分に、母さんに「最近動物が夢によく出てくる」って話したら、
「そっか、時間切れかしら。まさか・・・・・・うちの家なら、まぁあり得るわねぇ」と言われた。
うちの家って、何が?




伊加井家の記述

白羽市の旧家のひとつ。
伊加井家は元々、「狗飼」―イヌカイという苗字であった。
当時は山奥に居を構える貧しい家であったのが、明治の中頃から急に富み栄え始めた。




↑不審点。なにがあったのだろう。急すぎる。



山間の村落にある、母の実家の方を見に行ってみた。
それなりの大きさの古い家。でも鍵を持ってないから入れなかった。周りでうろうろしていたら、近所の人らしきおじいさまに止められた。

「おまいさん、そこに手を出すのはやめなされ。そこは犬神を飼う家だから」

噂を聞いた―――狗飼家は犬神を飼って富を得た、ともっぱらの噂らしい。



犬神・・・・・・犬。動物・・・・・・馬鹿らしいと言えば馬鹿らしいが、調べてみる価値はあるかも。

探す→家に関係ある由縁、出自を示す古文書。



最近動物の匂いがますます濃くなってきた。
アロマとかでちゃんと誤魔化せてるのかな、これ。



倉庫を漁ったら、古文書の中から先祖の書いた契約文書のようなものが出てきた。

意訳・・・・・・(試行錯誤の跡がある)
『汝との契約をここに結ぶ。七代の加護を我が血統にもたらせ』

今時呪術とか信じがたいけど、明らかにおかしすぎる。

犬神・・・・・・



最近校内でこっくりさんが流行っているらしい。気になるけどちょっと手を出しづらい。でもやっぱ気になる・・・・・・



やるんじゃなかった
やるんじゃなかった
あれがでていった 他の人のところに あんなものだったなんて
知らなかった 知ってたら、しなかった



(しばらくこっくりさんについて調べた痕跡がある)
こっくりさんはその場の動物霊を呼び寄せる、降霊術の一種
・・・・・・だから、あれが喚ばれた?



私の責任だ
私から出て行ったんだから
私が回収しなきゃ



母さんがいなくなった。なんで、どうして、特にそんな様子はなかったのに



探す→犬神、降霊術、封印

「白羽の民間信仰~厄落としの文化史~」 那須 斎/著 

返却日 12月●●日



私に戻すのはもう無理だ
違うものに何か入れて、それごと消してしまえば、もしかすれば

自分で調べただけの付け焼き刃 何もしないよりはましだよね?



最後に、神社にお参りしてきた。
絶対、なんとかしてみせる。


+ 四画目 ”迷子ノ館”
+ ガイドより
「この洋館は明治時代に繁栄を極めた箕浦一族が建てたものです。

当時は住居用ではなく、客を招きもてなす場所でありました。時折舞踏会が盛大に開かれ、町の名士や有名な政治家・・・・・・そういった人々が招かれ宴の夜を楽しんでいたと伝わっております。

箕浦一族の衰退後、何度か持ち主が変わり、その後歴史的価値から市の重要文化財に指定されました。
度重なる災難・・・・・・火災や空襲をくぐり抜け、この館は今でも当時の繁栄の面影を遺しています。

さて、こちらが玄関ホールです。
ぜひ、舞踏会に招かれた客人の気分を楽しみつつ、ゆっくり見学なさってください」


舞台

セッション中に段々出来てくることでしょう!!

白羽市

そこそこの規模の地方都市。
2時間ほど電車に乗れば三大都市圏クラスの大都市に出ることができる。
元はわりかし田舎だったが、明治時代に急発展した。
葦矢側流域にある。

桃花学園、県立鳴弦大は街の新中心街に近い。JR駅あり。
近隣には大きなバス停がある。また、大規模ショッピングモールも出店している。

鉦ヶ坂小・中、鉦ヶ坂北高は古くからの中心街(旧中心街)にある。近年こちらでは再開発の動きが活発化している。
JRの駅(市内最大規模)がある。
歴史ある商店街がある。また、商店街の中には白羽神社がある。

南天町一帯は旧家が多く、一部は歴史地区に指定されている。
中でもひときわ大きな旧箕浦邸は、市の重要文化財に指定されている。
+ 白羽神社
 街の神社。現在、神職は中村家が務めている。
 かつては小さな祠だったが、信仰が集まった末に小さな神社となり、明治時代街の急発展と同時期に整備され現在のような威容を誇るに至った。

+ 学校
  • 白羽市立鉦ヶ坂小学校・中学校(小中一貫校)
 規模の大きな小中一貫校。所属:中村(小学校)
  • 白羽市立鉦ヶ坂北高校
 割とガラが悪いことで有名。
  • 県立鳴弦大学
 普通の県立大学。所属:石井
  • 桃花学園
 歴史ある私立の学校。中学、高校、大学がある。
 割と進学校である。
 最近立て替えたばかりの校舎がお洒落。
 最近受験ムードでピリピリしている。
 所属:三城、高橋(共に高等部所属)
+ よい子は見ちゃダメ
 実はコネ入学者多数、という噂(事実)がある。
 学力が足りない者の入学は親の寄付金次第。


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最終更新:2019年12月29日 22:57