▼人間界ver.
◆技能◆
3lv:《鉱石》《調達》《魔術戦》
4lv:《制作》《風》
スペシャル技能:暴風
◆アビリティ◆
プリズム・レイ、不屈のココロ、不思議な発明品
◆設定など◆
「ぼく、モリアです。よろしくね」
「あなたも大切なものをなくしたんだね。探すの、手伝うよ」
:ふわふわ。あんまり人に左右されないし、あんまり人に心を許してない。
眠たがり。なぜなら生きるのに必要な魔力まで無理して宝石に変えてるから。常に過労状態なので割と死にかけ。
:人の名前(意味の存在しない文字列)を覚えるのが苦手。そのひとのモチーフを彼なりに考えて呼ぶ。
:自分で作った宝石で、自分で磨いた技術で、翼を作って空を飛ぶ。認めてもらえないと思っているので人には翼を見せたくない。
:ビーフストロガノフが好き。あたたかいから。
物心がつく前に事故に遭い、両翼の切断を余儀なくされた。
飛べないこと以外は普通に生活できたけれど、飛行訓練に参加しなかったり遊ぶ時も常に地面を駆け回っていたことから、次第に異端視されいじめられるようになった。
それでも折れなかった彼は、持ち前の反骨精神で翼を作り始めるようになる。様々な文献に触れ失敗や成功を繰り返していくうち、やがて彼は研究の虜になった。周りからの声なんて無視するように研究に打ち込み、学校にさえ行かなくなって研究小屋にこもる毎日の中で、彼はついに翼を完成させる。しかしながら、みんなの前で飛んでみせたときに投げかけられた言葉は、待ち焦がれた称賛の言葉ではなく、「気持ち悪い」「偽物」という言葉だった。いじめられることすらも無くなって完全に一人ぼっちになった彼は、今日もまた翼の改良を続ける。目指すものが分からなくなったとしても。
ふわふわ。色んなことに興味を持つしそっちへ勝手にふらふら行っちゃうことも。反面ひとつのことに集中すると周りの声が聞こえなくなる。ちょっと電波。
別のことばっかり見てそうで、案外目を向けるべきことにもちゃんと目を向けてる子。困ったときには妙案を出すやもしれない。
みんなには協力するけれど、なんだかんだ最初は信頼はしていない。どうしても昔のいじめっ子を忘れられないから。
自分が誰かに認められる事は諦めたし、自分から誰かを評価づけようともしない。親愛を向けても期待をかけても敵意しか返ってこない中にいたので、相手に感情を向けることも向けられることもしなくなった子。
最初のうちは当たりさわりもなく淡白な反応をする。でもみんなからポジティブな感情を向けられ続けたら、信じていいのかめちゃくちゃ悩みながらも少しずつ自分を出せる…のかもしれない。依存先を人ではなく研究にしてるので、悪口や仲間はずれには割と強い。人から優しくされることなんて諦めてるので、どれだけ酷く扱われても「まあぼくには研究があるし」と思うことができる。
逆に言えば誰かから優しくされたらその諦観に対して疑問が出てきたり、ともすればひとの優しさを信じられるようになる(=嫌なことをされたときに傷つくようになる)ため、自分というものが揺らいですごく苦しい状況にはなる。それを乗り越えたらコミュ障だって解決できるんだろうけど、きっと今の彼には少し難しい。
- 自分で機械の翼を作り、それに風魔法でブーストして空を飛ぶ。ただし「気持ち悪い」「変」と言われ続けてきたので、めったに飛ぼうとしない。自分でも飛び方が普通じゃないのは分かってるし、皆から否定されるものだと信じ切っている。「翼みせて」って言うと、最初はやんわりと「邪魔だから出さないの」「魔力消費したくないから見せないよ」と断る。それでも追求すると怒る。
- アカデミアのすみっこにある洞窟がお気に入りスポット。自分の魔力を洞窟にため込んで宝石を生やし、その宝石を加工して翼を作っている。魔力で作られていること、込め方を調整されていることから、ものすごく軽くて強靭ななんかすごい宝石になっている。ただし燃費は悪い上、少しでも余った魔力は宝石生成に回しがちなので常に魔力がすっからかん。いざというときに魔法が使えないとかよくある。
- 自分と同じように、何かを無くした人の手助けをすることが信条。根はいい子なのでそれ以外の依頼だってちゃんと取り組むけど、やっぱり失せ物の依頼のほうが張り切っている。
- 生きるのに必要な魔力まで宝石生成に使うので、いつもエネルギー不足。頭を動かすエネルギーも足りなくて、いつも睡魔に襲われている。次の瞬間に倒れても何もおかしくないレベル。
- 洞窟では一人でいるので、魔力を放出しすぎて意識を失うこともしばしば。魔力が戻ったらまた動けるようになるけど、それまでは飲まず食わずで倒れっぱなしとかよくある。人知れず野垂れ死んでてもおかしくない、そんな危うさを持つ子。
- 親も研究職で忙しかったため、誰かと食事をしたこともなければ誰かと長い間話したこともない。もちろん体を心配されたり、気遣われたりした経験もない。人から優しい感情を向けられることに慣れておらず、こわごわと触れてみたり、やっぱりやめてみたりする。"
◆持ち物◆
- 翼:蝶々の翅の形のもの、鳥の翼の形のもの、飛行機の翼の形のものがある。時と場合によって使い分けるので、飛び方も戦い方も様々。マスターすれば、自分の翼のある悪魔よりも強いのかもしれない。材料の宝石は魔力を元に作っている分すごく貴重で、今は鳥のものしかスペアがない。壊れたらかなりの一大事。普段は空間魔法で持ち歩いてるけれど、どの翼もモリアの体の二倍くらいの大きさ。
- 薄緑の宝石:ペンダントにして所持している宝石。翼に使っているものと同じもの。小さいながらも中に精密なからくりが入っていて、魂の欠片をエネルギーに少しの間浮遊することが出来る。万一翼が全部壊れてしまったときのための保険。
- 小さな鍵:宝石と一緒にペンダントにかかっている鍵。幼い頃、翼を失った直後に誰かからもらったもの。その鍵の合う小屋(鍵のタグに場所が書いてあった)を勝手に研究室として使ってる。自分を哀れんだ魔王さまがくれたんだ、と本人は信じ切ってるけど、本当はどうなのかは誰も知らない。
- ゴーグル:幼いころからの愛用品。幾度もの試験飛行と幾度もの落下の末ぼろぼろになっているが、レンズを替えフレームを継ぎなんとか使い続けている。普段はゴーグルと別に眼鏡をかけているので、たまにゴーグルを下ろそうとして眼鏡を強打することがある。
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