開催日時:2022年12月17日(土) 10時〜18時
開催場所:学生会館 第9集会室
レギュレーション
- 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
- 使用禁止スタイル:ウィザード
- PCレベル:1
- 国ルール:使用せず
- マスコン:有り(カウント不要の1レベル部隊のいずれかを保有)
今回予告
時は大陸歴1800年代後半、ブレトランド小大陸南部のヴァレフール伯爵領の中南部に位置するカイゼリンの森の一角に、「人類に対して友好的な投影体」であるPC④によって支配された魔境が存在していた。この魔境では有用な投影品が数多く出現することから、近隣の村の領主達は、この村を「討伐対象」ではなく「交易相手」と位置付けた上で、友好関係を結んでいた。
そんなカイゼリン付近の村の一つであるダイオードにおいて、領主のクロロ・フォッカーが行方不明になるという事件が起きた。数日前にカイゼリンの森へと入って行く姿を見たという証言もあるが、側近のPC⑤はクロロから何も聞かされておらず、誰もその目的を把握出来ていない。
この知らせは即座にダイオードの隣村であるインタシティの領主のPC①(PC⑤の異母兄弟)とその契約魔法師(仮)であるPC②の元にも届き、そして同時に、PC①の部下の一人である武官のPC③がカイゼリンの森の近辺で謎の怪現象に遭遇するという事件も発生する。
皆が困惑する中、やがて森には暗雲が立ち込め、その闇は徐々に近隣の村へと広がり、人々の心を蝕み始める。果たしてこの地で何が起きているのか? その真相を知る者はまだ誰もいない。
不定期単発シリーズ「グランクレスト伝説」第11話
「激情轟く、雷鳴の如く。」
混沌を収め、聖印に至れ!
PC① 推奨クラス:君主
キミはインタシティの領主である。一ヶ月ほど前に先代領主であった父のエドワード・アーデがアロンヌ軍との戦いで戦死し、キミが後継者となった。業務の引き継ぎ作業は大変だったが、母のグリシーヌと給仕のコスモの助力もあり、どうにか今は一人前の領主へと成長しつつある。
因縁:コスモ(PCと同世代/PCと逆の性別/給仕) 関係:従者 推奨感情:かわいい
幼少期からキミの身の回りの世話をし続けてきた使用人。真面目かつ献身的な性格に加えて、美しい外見の持ち主でもある。キミにとっては幼馴染のような存在でもあり、キミの異母兄弟のPC⑤とも仲は良く、キミの父からの訃報が届いた時は、まるで我が事のように悲しんでいた。
PC② 推奨クラス:魔法師
キミはPC①の契約魔法師(仮)である。一ヶ月前までは先代領主のエドワードの契約魔法師であったが、彼の死後、正妻のグリシーヌからの要請に応じて、ひとまずPC①と仮契約を結ぶことになった。今後、PC①正規の契約魔法師となるかどうかは、今後のPC①の動向次第だろう。
因縁:ユリウス・カサブランカ(29歳/男性/魔法師) 関係:同門 推奨感情:感服
キミの兄弟子。現在はヴァレフール伯爵(PC①の主君)の筆頭契約魔法師を務めている。稀代の俊英として知られ、伯爵からの信望も厚く、温厚かつ冷静沈着な人物として知られているが、数日前に魔法杖通信で業務連絡を伝えた際には、どこかその声色に微妙な違和感が感じられた。
PC③ 推奨クラス:邪紋使い
キミはインタシティの武官の一人(PC①の部下)であり、カイゼリンの森の近辺の警備を担当している。本来は聖印も邪紋も持たない一般人であったが、先日、森の近辺で謎の落雷を受け、しばらくの間、意識を失う。そして気が付いた時には、キミの身体に邪紋が刻み込まれていた。
因縁:雷をまとった何か(投影体?) 関係:興味 推奨感情:不安
キミが雷を受けた際に、一瞬だけキミの視界に映った存在。それが実体だったのか幻覚だったのかは不明だが、おそらくはどこかの異世界の雷神や雷精の類いだと思われる。その正体は自由に決定した上で、GMにのみ伝えること(特に思いつかなければ、GMへの委任でも構わない)。
PC④ 推奨クラス:投影体
キミはカイゼリンの森の一角に存在する魔境の主である。魔境の形状および魔境の住人の概要については、プレイヤーが自由に決めて良い。周辺の人間達とは友好関係を結んでおり、この村に出現する投影品に関しては、キミがその正体を見定めた上で、近隣の人々に売却している。
因縁:左右の目の色が異なる魔法師(20代?/男性/魔法師) 関係:謎 推奨感情:猜疑心
数日前、キミの魔境の中に現れた謎の人物。極東風の装束を身にまとった、長い黒髪の男性であり、魔法師ではあるようだが、キミと協定を結んでいる近隣の村の者ではない。魔境内で何かを物色していたようだが、キミが声をかけると、「どうぞお構いなく」と告げて姿を消した。
PC⑤ 推奨クラス:君主or魔法師or邪紋使い
キミは、PC①の父エドワードと愛人ミレディーの間に生まれた庶子である。ミレディーはキミが幼少の頃に失踪し、以後はエドワードに引き取られ、正妻グリシーヌからの冷ややかな視線を受けつつ育ったが、数年前に隣村の領主クロロからの強い要望で、彼の元へと引き取られた。
因縁:クロロ・フォッカー(44歳/男性/君主) 関係:保護者 推奨感情:誠意
キミの主君or契約相手にして、ダイオードの領主。エドワードとは同世代の友人で、彼の戦死時には、その聖印を預かり、PC①へと届けた。若い頃は様々な女性と浮名を流していたが、未だに独身であり、キミのことは実質養子のように扱っている。領主としての能力も評判も悪くない。
PC設定に関する注意事項
- PC①とPC⑤は15〜20歳くらいが推奨。どちらが上でも可。
- PC①の名字はアーデ、PC②の名字はカサブランカで確定。
- PC③と④の名字はあっても無くても良い。
- PC⑤がアーデを名乗るかは任意。魔法師の場合は別の家名となる。
- PC③の邪紋の性質は雷設定に寄せても寄せなくても良い。
- PC④の魔境設定はPC④の出身世界そのものでなくても良い。
最終更新:2022年12月15日 18:02