2023年度前期あやびとキャンペーン
「帝都六景浪漫譚」

あやびと(PC)一覧
風間るか(人間/血脈/忍術/探偵) プレイヤー:快特/月丘ときあ
+ 基本情報

性別:不明
年齢:24
干支:卯
自身の半生:獲得(辛く苦しい忍術修行を経て忍術をあつかえるようになった )
表向きの顔:優しい
奥底の本質:理知的
+ ステータス
+ 能力値
身体:2
技量:2+1(祖先の偉業)
心魂:2
+ 技能値
活劇:0
感覚:1
絡繰:2+1(かの末裔)+1(成長)
才知:1+1(成長)
呪法:0
浪漫:1+1(成長)
+ 副能力値
耐久値:12+5(防具)+12(成長)
活力地:6+3(防具)+6(成長)
+ アビリティ
  • 初期取得
 退魔具     -異能
 鬼門結界・陽  -異能
 絡繰武器    -武器
 儀霊装     -防具
 かの末裔    -異能
 空蝉      -特技
  • 追加取得
 手裏剣術    -特技
 祖先の偉業   -異能
 分身      -特技
+ 縁紡ぎ
平雪平(ご近所さん/親近感)
葵(顔馴染み/友情)
明智小五郎(ご同業/信頼)
+ プロフィール
 表向きの姿は探偵。その優しい性格から町の人からも好かれ、毎日のように舞い込んでくる依頼をそつなくこなしている。しかし、街行く人々の間では「真相を見事に解き明かしてくれるがその手法は謎めいている」とうわさされている。
 裏の顔は戦国時代から続く忍者の家系の末裔。江戸時代が終わり忍としての仕事がなくなったために、忍者の能力が生かせる探偵業に転向した祖父、父の跡を継いで探偵事務所の三代目所長になった。戦闘時は祖父や父親と違い戦(いくさ)を経験したことがないために、血の気が多く冷酷な性格の父親とは逆に、冷静に状況を判断して戦う。一方で父親に幼少期から忍術を叩き込まれていたため、忍として活動することはほとんどないものの、忍術の腕前は目を見張るものがある。探偵として活動するときもひそかに忍術を使いながら問題解決の糸口をさがす。
 ちなみに時代に似合わないこの名前はハイカラで新しい物好きの母親がつけたらしい。
平雪平(たいらのゆきひら)(妖怪/天狗/陰陽/技師・職人) プレイヤー:壱与
+ 基本情報

性別:男
年齢:32
干支:未
自身の半生:選定(組織や集団、血族の選ばれし立場に抜擢された)
表向きの顔:生真面目
奥底の本質:冷淡
+ ステータス
+ 能力値
身体:1
技量:2
心魂:3
+ 技能値
活劇:0
感覚:0+1(成長)
絡繰:1
才知:2+1(成長)
呪法:2+1(成長)
浪漫:0
+ 副能力値
耐久値:10+10(防具)+12(成長)
活力地:9+5(防具)+6(成長)
+ アビリティ
  • 初期取得
 調伏     -変化
 鬼門結界・陰 -変化
 呪法武器   -武器
 防弾着    -防具
 天狗鼻    -変化
 印結び    -特技
  • 追加取得
 八卦     -特技
 楔帷子    -防具
 早九字    -特技
+ 縁紡ぎ
風間るか(ご近所さん/興味)
古湖朔(気になる人/親近感)
九尾妖子(幼馴染/親近感)
+ プロフィール
 天狗の里(小さい山村。特殊な術で隔離しているので人間に見つかることはない。天狗は長寿なので繁殖能力が低く、種全体として数が少ない)出身。天狗の里では古より外界との交流をなるべく絶っており、あまり外の世界の情報が入ってこない(彼の苗字が平であるのもその一つの理由)。しかし100年に一度幼い子供(20歳)を人間の姿に化けさせて社会に潜り込ませることによって最低限の情報を得ている。それに際し選ばれたのが雪平。
 天狗はその閉鎖的な社会上、自分たちをほかの種族よりも格上の存在と考える傾向がある。雪平はかなりの間人間界で暮らしているので天狗とその他の種族は同格であると考えているが、里で受けた教育や生活、先入観の影響は完全に消えるわけではなく、奥底の優越思想を完全に拭いきれてはいない。通常時については真面目であるが、緊急時においては非常に冷徹になり他の種族の安全を鑑みない可能性がある。
 里からは「外の世界の情報を知るためであっても大きな活動はしてはいけない」と教えられている故今の職業となっている。
 非常に呪力が強いがそれ以外はあまり長けていない。
(初めの回に追加した味噌ラーメンに目がないという情報が独り歩きしてる)
古湖朔(ここはじめ)(半妖/天稟&妖狐/撃剣/武道家) プレイヤー:はらへったぶた
+ 基本情報

性別:男
年齢:17
干支:戌
自身の半生:居場所
表向きの顔:行動的
奥底の本質:寂しがりや
+ ステータス
+ 能力値
身体:2
技量:2
心魂:2
+ 技能値
活劇:2+1(成長分)
感覚:2+1(成長分)
絡繰:0
才知:0
呪法:1
浪漫:0+1(成長分)
+ 副能力値
耐久値:12+10(防具)+12(成長分)
活力地:6+6(成長分)
+ アビリティ
  • 初期取得
 活劇武器 -武器
 防刃服  -防具
 両儀の陣 -両儀
 退魔具  -異能
 壱の太刀 -特技
 一尾の狐 -変化
  • 追加取得
 お稲荷様 -変化
 弐連斬り -特技
 業物   -武器
+ 縁紡ぎ
平雪平(気になる人/親近感)
葵(御恩と奉公/興味)
林芙美子(師匠/恩義)
+ プロフィール
 父は人間。母は妖怪。母の家系は人間嫌いな妖狐の村のそこそこの家の生まれ。両親は駆け落ちし自身が産まれるも2人は別れ、母と共に妖狐の村へ帰る。母は親の意向で妖狐の者と再婚させられ弟/妹を出産、その後死亡。家ではいないものと扱われ、n(nは自然数)歳で村を出て上京。なぜ人間と妖怪で結婚したのか、なぜ別れたのかを知るため父を探している。人間と妖怪がなれ合うことに懐疑的。
葵/村田千代(妖怪/猫又/忍術/芸人) プレイヤー:椎菜
+ 基本情報

性別:女
年齢:不明
干支:寅
自身の半生:自由(誰に邪魔されることなく、自由気ままに生きた)
表向きの顔:気長
奥底の本質:自己犠牲
+ ステータス
+ 能力値
身体:2
技量:3
心魂:1
+ 技能値
活劇:0
感覚:0+1(成長)
絡繰:1+1(成長)
才知:1+1(成長)
呪法:0
浪漫:2
+ 副能力値
耐久値:14+12(成長)
活力地:5+5(防具)+6(成長)
+ アビリティ
  • 初期取得
 調伏     -変化
 鬼門結界・陰 -変化
 絡繰武器   -武器
 防弾着    -防護
 二又尻尾   -変化
 分身     -特技
  • 追加取得
 手裏剣術   -特技
 鋭き猫耳   -変化
 陰儀の楔   -変化
+ 縁紡ぎ
古湖朔(御恩と奉公/興味)
風間るか(顔馴染み/興味)
西園寺ひかり(友人/懐旧)
+ プロフィール
 人の姿の方が楽なのにわざわざ猫の姿で過ごすことも多い変わり者 大体は神社で日向ぼっこなどのんびり過ごしており、神社に訪れる人々に可愛がられている。
 しかし、昔三味線の皮にしようとする人々に追いかけられ、仲間が何人か捕まってしまった為人々を憎んでいたこともある。
 猫狩りが激しくなった時に身を守るために忍術を身につけた。
 傷付いた心を癒してくれたのが今居座っている神社の神主さんで、神主さんに神社を頼まれたので、日向ぼっこもしつつ何かあれば守ってもいる。
 人々が構ってくれる猫の姿がお気に入りで、優しくしてくれた人間が好きなので困っている人がいると気になってしまう。
 猫の魂は九つあるからと自己犠牲精神が強め。
 神社での神楽などを見て猫の皮を使う三味線に興味を持ち、最初は嫌いだったが、今は仲間だったので大切にしようと決めて大切にしており、気が向いたら芸者「葵」として弾いたりもする。
 葵は綺麗な青い目しているのそこから神主さんが着けた。

セッション概要
+ 第零話「恋する少女の切ない記憶」
(公式シナリオにつき、ネタバレ防止のため割愛)
+ 第壱話「浅草に潜む金龍」
+ テイルズ
+ 古湖朔
縁紡ぎ:宗方兼蔵
関係:依頼人 感情:信頼
 先日の事件でキミが依頼を受けた宗方兼蔵から、また別件の依頼が舞い込んできた。どうやら、以前に宗方家の屋敷に食客として下宿させていた外国人絵師・パブロが、唐突に姿を消してしまったらしい。彼は政府機関から何らかの密命を受けていたようだが、詳細は分からない。
シナリオ目的:「行方不明の画家・パブロを探す」
+ 平雪平
縁紡ぎ:九尾妖子
関係:顔馴染み 感情:憧憬
 キミの知人である九尾妖子は、最近、一人の外国人を探しているらしい。その外国人の名は「パブロ」。画家を生業とする男性であり、なかなかの美男子なのだが、どうも彼女と親しい関係にある女妖怪と恋仲になったものの、ある時、唐突に姿を消してしまったのだという。
シナリオ目的「行方不明の画家・パブロを探す」
+ 風間るか
縁紡ぎ:南羽麻織
関係:顔見知り 感情:興味
 浅草の混沌(かおす)興行に所属する半妖の手品師・南羽麻織(なんば・まおり)は、キミとは顔馴染みの関係である。彼は先日、浅草の街角で龍人と思しき少年の姿を発見した。その時、彼から異様な気配を感じたものの、声をかけようとした直後に姿を見失ってしまったらしい。
シナリオ目的「龍人の少年の正体を知る」
+
縁紡ぎ:音駒美華子
関係:遠縁 感情:信頼
 浅草の混沌(かおす)興行の座長である「音駒美華子(おとね・みかこ)」は、キミとは遠縁の猫又である。彼女が言うには、最近、浅草で“妖怪総大将”ぬらりひょんの目撃情報が多発しているらしい。浅草の平穏を守るためにも、彼の目的を調べてほしいと彼女は考えているようだ。
シナリオ目的「ぬらりひょんの目的を知る」
+ 断片/挿話
断片(序盤)「画家パブロ」
 推奨PC:人間 技能:〈浪漫〉 耐久値:3
断片(序盤)「龍人の少年」
 推奨PC:妖怪 技能:〈感覚〉 耐久値:3
挿話(序盤)「ぬらりひょん」
 推奨PC:妖怪 技能:〈才知〉 耐久値:4
断片(中盤)「少年の正体」
 推奨PC:半妖 技能:〈呪法〉 耐久値:4(挿話成功時3)
断片(終盤)「少年の居場所」
 推奨PC:妖怪 技能:〈絡繰〉 耐久値:5(挿話成功時4)
リミット:2
+ 物語の概要
+ セッション開始前
 かつて、人間界の片隅でひっそりと生きる「強大な力を持つ六人の古妖怪」が存在した。彼等は人間との共存を望んでいたが、あまりにも長きに渡って生き続けたが故に妖力が高まりすぎた結果、江戸時代中期に差し掛かる頃には、自身の周囲に「魔」を引き寄せる体質となり、自分達の意図と無関係に様々な伝奇事件を引き起こす存在となってしまった。この状況を憂いた彼等は、後に妖怪絵師として名を馳せることになる若き天才画家・ 鳥山石燕 に依頼して、自らの妖力を彼の描いた絵の中に封印してもらい(その際に副作用で記憶も失い)、その後は通常の一妖怪として、再び人間界で静かな生活を営む道へと回帰していった。
 その後、石燕の描いた六枚の絵は幕府の手で保管され、後に明治政府へと移管されていくことになるが、時が流れていくにつれ、徐々にその封印の力が弱まり始めていく。そして妖務省設立時にそのことに気付いた役人達は、その六枚の絵を門外不出の呪物として扱い、地下倉庫に封印することになった。
 だが、大正十六年のある日、その封印を解いてしまう者が現れる。その人物の名は、 パブロ 。日本画に魅せられて渡来したスペインの天才絵師である彼は、日本で暮らしていく中で「あやびと」としての力に目覚め、日銭を稼ぐために妖務省の一員として働くようになっていた。彼は伝説の妖怪画を一目見てみたいという想いから、密かに妖務省の地下倉庫へと忍び込み、そして無自覚のうちに妖怪画に込められていた封印を解いてしまう。
+ パブロ
 この事態に気付いたパブロの上司の妖務省の役人は、パブロの「あやびと絵師」としての能力を以ってすれば再び妖力を封印出来ると判断し、彼に「石燕の筆」を託した上で、妖力の再封印という密命を下す。ただ、パブロは封印を解いてしまった張本人である上に、自由奔放な気性の外国人ということもあり、妖務省としては彼一人に委ねるのではなく、何人かのあやびと達と共に行動させる方針だったのだが、しがらみを嫌うパブロは、一人で勝手に(自身が解放した古妖怪の力の気配を辿って)浅草へと向かってしまった。
+ 開幕フェイズ
 パブロは周囲の者達に何も告げないまま失踪する形となってしまったため、パブロを食客として住まわせていた富豪の宗方謙三は(先日の「左岸事件」(第零話)を解決した実績を持つ)古湖朔に、パブロと恋愛(不倫)関係にあった古妖怪の九尾妖子は(旧知の仲である)平雪平に、それぞれパブロの捜索を依頼する。朔と雪平は、いずれも「パブロらしき人物を浅草で見かけた」という情報に基づいて、同地へと向かうことになった。
 その頃、(パブロの推測通り)浅草には封印の解放によって強大な妖力を取り戻した一人の「少年の姿をした古妖怪」がいた。彼の正体は、遥か昔に浅草寺に舞い降りた「金龍」であり、石燕によって妖力と記憶を封印された六人の一人だったのだが、妖力は戻ったものの記憶までは戻らなかったため、彼は突然の妖力の増大に戸惑ったまま、人の目を避けるように浅草の神谷バーで働いていた。そんな中、浅草で活動する混沌興行の手品師・南羽麻織は、街角で偶然見つけたこの少年の正体が気になり、その捜索を顔見知りの探偵・風間るかに依頼する。
+ 金龍/少年給仕の姿
 一方、真鬼達の中にも、この異変(六人の古妖怪の封印の解除)に気付いた者がいた。“妖怪総大将”ぬらりひょんである。ぬらりひょんは彼等の「魔を引き寄せる力」を利用して大乱を起こそうと考えた上で、六人の古妖怪の一人である金龍の気配を察知し、彼の身柄を確保するために浅草に潜伏していた。そんなぬらりひょんの目撃情報を聞いた浅草拠点の見世物小屋・混沌興行の座長である音駒美華子は、浅草の治安を守るため、遠縁の葵にぬらりひょんの目的を調べるように依頼することになった。
 こうして、それぞれに異なる経緯で浅草へと向かった朔、雪平、るか、葵の四人は、いずれも浅草全体を見渡せる凌雲閣へと向かい、期せずして合流を果たすことになる。彼等は、自分達が請け負ったそれぞれの依頼の間に何らかの関連がある可能性を見出した上で、互いに協力して調査に当たることにした。
+ 十二支の刻限フェイズ/壱
 まず、花屋敷へと向かった葵は、お化け屋敷の中に潜伏していたぬらりひょんとその一党を発見した。彼等の会話を盗み聞きした彼女は、ぬらりひょんが企む陰謀の概要を知ると同時に、ぬらりひょん自身は(別の妖怪を探して?)上野へと向かおうとしているという情報の入手にも成功する。
 一方、彼女と同様に花屋敷を調査していた雪平は、来客達の噂話から、神谷バーで給仕を務めている「龍人の少年」が、るかが探している人物なのではないか、という憶測に至り、その旨をるかに伝える。
 その後、るかが再び凌雲閣へと向かうと、そこには浅草の町並みを描いていたパブロの姿があった。るかは「自分の知人があなたを探しているから、会ってほしい」という旨を(詳細を教えないまま)告げ、ひとまずパブロは承諾すると、るかは落ち合う場所として、(龍人の少年の捜索も兼ねて)神谷バーを指定し、その旨を他の面々にも通達する。
 こうして、四人は神谷バーへと向かうことになるのだが、ここで彼等は、パブロの到着よりも先に龍人の少年(金龍)と遭遇する。だが、その直後、ぬらりひょんの部下の妖怪達が店内へと乱入してきた。龍人の少年は状況がよく分からないまま逃亡する一方で、四人は妖怪達の撃退に成功する。
 その後、パブロが彼等の前に現れると、朔は彼から現状に至る諸々の事情(自身が古妖怪の封印を解いてしまい、その再封印を目指していること)を一通り聞き出すことに成功する。
 ただ、この時点でパブロは、朔の依頼人である兼三に対しては申し訳無さそうな様子であったが、雪平の依頼人である妖子の話が出た時点で、露骨に不快な表情を見せていた。パブロは何者にも縛られるのを嫌がる気性であり、それ故に、束縛が強かった祖国の妻からも逃げるように日本へと渡ってきた上で、妖子と恋仲になったのだが、彼女もまた自分を束縛しようとすることに対して、辟易し始めていたらしい。
+ 十二支の刻限フェイズ/弐
 その後、葵は再び凌雲閣へと戻り、改めて浅草の全容を見渡してみると、浅草寺の一角に龍人の少年が隠れているのを発見する。彼女はるかと共に現地へと向かい、龍人の少年に対して一通りの事情を説明すると、彼もまた自分の現状を伝える。この時点で、彼が「妖力を取り戻した古妖怪の一人」であることを確信した二人は、そのまま彼を連れて神谷バーへと戻ることになる。
 なお、この往復の間にるかと葵は互いの半生について語り合う一方で、神谷バーに残ってパブロを警護していた朔は(慣れない酒を飲んだことで)酩酊状態のまま雪平を相手にこれまで見せたことがない一面を曝け出し、そして帰還後の葵に対しても自分の中の家族観・恋愛観などについて語ることで、彼等は少しずつ、あやびととしての絆を深めていくのであった。
+ 封印と浄化フェイズ
 合流後、パブロと龍人の少年は互いの状況を確認した上で、龍人の少年の力を再封印する方針で合意する。そして、改めて浅草寺の境内でその封印の儀式を執り行おうとしたが、ここで想定外の事態が発生した。龍人の少年の周囲に集まった「魔」の力がパブロに吸収され、パブロが羅刹と化してしまったのである。
 パブロは、自分を縛ろうとする全てのもの(妻、妖子、任務、etc.)から解放されるため、眼の前にいる妖務省の一員であるあやびと達へと襲いかかるが、以前の左岸事件の際に一度共闘した関係である四人は、互いの特性を理解した上での見事な連携攻撃でパブロを撃破し、彼を封印することに成功する。だが、パブロの浄化が完了するまで約一ヶ月の時を必要とすることが判明したため、現時点で龍人の少年の妖力を封印する術は失われてしまったのであった。
+ 閉幕フェイズ
 封印状態となったパブロはひとまず妖務省に預けた上で、パブロの浄化が完了するまでの間、龍人の少年は混沌興行に身を寄せることになった。その上で、四人はそれぞれの依頼人に対して事態の顛末を告げつつ、それぞれの心の奥底では、今後もまた成り行き次第で自分達がこの事件に関わっていくことになるのかもしれない、という予感を感じ取っていたのであった。

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最終更新:2023年07月27日 20:26