開催日時:2024年2月11日(日) 10時〜18時
開催形式:ココフォリア&Discord
レギュレーション
- PC作成ルール:サンプルPCから選択
- 国ルール:使用せず
- マスコン:全員「カウント不要のレベル1の部隊」を所持
今回予告
アトラタン東部の大国ヴァルドリンド辺境伯領の住人達の中に、カザークと呼ばれる遊牧民の人々が存在する。彼等はその身に邪紋を刻み、領内各地を点々とする自由民であり、混沌災害が発生した際には君主達と協力して沈静化する関係にあるが、皇帝聖印を巡る君主同士の争いには加担せず、あくまで中立の立場で国境を超えて生活することが黙認されている。
一方、ヴァルドリンドの一角には、PC④を中心とする異界の投影体達の集落が存在していた。彼等は近隣に存在するアゴー二村の領主であるPC①&その契約魔法師であるPC②や、カザークの一部族の長であるPC③との間で盟約を結び、ヴァルドリンドの民の一員として、彼等と共存する関係にあった。
そんな中、PC③とPC④が所用でアゴーニ村を来訪していた際に、PC④の集落の周辺の地形が突如として「海」に置き換わるという混沌災害が発生した。ヴァルドリンド魔法師団のテリウスの見立てによると、この混沌災害の原因となる混沌核は、集落内のどこかに存在している可能性が高いらしい。果たして、彼等はこの怪奇現象の正体を突き止めることが出来るのであろうか?
不定期単発シリーズ「辺境伯の竜騎兵」第2話
「大地を蝕む謎の魔海」
混沌を収め、聖印に至れ!
個別ハンドアウト
PC① 推奨クラス:君主
キミは、ヴァルドリンド辺境伯マリーネの直属の騎士であり、ヴァルドリンド中部のアゴーニ村の領主でもある。先日、マリーネからの書状が届き、キミに対して何らかの密命を下すために村へと向かうという旨が記されていたが、彼女の到着予定の直前に、今回の混沌災害が発生した。
因縁:マリーネ・クライシェ(君主/女性/20代前半) 関係:主君 推奨感情 メイン:尽力 サブ:任意
キミの主君。この世界の二大勢力の一つである「大工房同盟」の盟主でもあり、皇帝聖印の座に最も近い君主の一人と言われている。今回、彼女はキミに対して、手紙でも、魔法による念波でもなく、直接会って伝えなければならいほど、機密性の高い勅令を下そうとしているらしい。
PC② 推奨クラス:魔法師
キミは、PC①の契約魔法師である。キミはかつて、エーラムの魔法大学に在籍していた頃に、北方の大国ノルドでの実地研修に参加したことがある。その地で、ノルド王エーリクの末娘であるウルリカになぜか気に入られ、彼女の気まぐれに振り回されて散々苦労させられた記憶がある。
因縁:ウルリカ・エーリクスドッティル(君主/女性/10代後半) 関係:旧知 推奨感情 メイン:任意 サブ:食傷
ノルド(北欧に相当する地域)の海洋王エーリクの末娘。武勇に優れている反面、直情的かつ粗暴な性格故に統治者には不向きという声もあるが、気性の荒いノルド人達の間ではそれなりに人望もある。マリーネのことを姉のように慕い、時折ヴァルドリンドを訪問することもある。
PC③ 推奨クラス:邪紋使い
キミはヴァルドリンド中部を中心に遊牧生活を送るカザークの民の一部族の長である。キミの部族と、PC④の集落の投影体達との間では深い交流があり、混沌災害が発生した現時点においても、海に囲まれた集落内にはキミの部族の者達が何人か取り残された状態になっているらしい。
因縁:カミィ(邪紋使い/女性/20歳前後) 関係:恩人 推奨感情 メイン:感服 サブ:任意
ヴァルドリンド辺境伯マリーネの侍女。シャドウの邪紋使いであり、マリーネの密命を受けて国内外の様々な地域を飛び回っている。性格的にはやや冷静さに欠けるところもあるが、実力は確かであり、以前、危険な投影体との戦いで危機に陥ったキミを助けてくれたことがある。
PC④ 推奨クラス:投影体
キミは、ヴァルドリンドの中部に存在する投影体の集落の長である。この集落はもともとキミが住んでいた地域がそのまま投影されて出現した、一種の「魔境」なのが、魔境内で有用な投影物品が発生することから、周辺地域の人々との交易を通じて、共存関係を維持し続けてきた。
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PC④の集落に関する補足 |
PC④が地球人・エルフ・妖精である場合、その集落は元々住んでいた世界の一部がそのまま切り取られて投影された魔境であり、住人達もその世界の住人達がそのまま投影されている。
PC④がオルガノンである場合は、物品として存在していた場所の周辺地域が切り取られる形で出現することになる。今回はサンプルPCが「戦闘機」であるため、たとえばこれを零戦として解釈した場合は、戦時中の日本(もしくは日本領だった地域)のどこかが投影され、住人達もその時代の住人達が投影されることになる。なお、PC④の他にも同様にその時代のオルガノンが存在しても良いが、データとしては「一般人」扱いとなる。
PC④が神格だった場合は、その神が信仰されている地域が、その神の信者である住人達と共に投影されてくることをGMとしては想定している。プレイヤーが望むのであれば、「神界(高天原など)」の一部が切り取られて出現したことにしても良いが、データ上はPC④以外の投影体は全て「一般人」扱いとなる。
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因縁:テリウス・サヴォア(魔法師/男性/20代前半) 関係:仕事 推奨感情 メイン:誠意 サブ:任意
ヴァルドリンド魔法師団の一人。定期的にキミの集落を訪れ、危険な投影体の有無を確認する任務を担っている。彼の監査中に今回の混沌災害が発生したため、彼もまた集落に取り残されており、彼からキミに送られてくる魔法の念波を通じて、集落の状況を確認することが出来る。
最終更新:2024年01月21日 15:06