基本情報

エモクロアTRPG A卓

キャンペーンシナリオ「怪・盗・団」
作・GM(DL):1d10字路(&快特/月丘ときあ)
PL:たこす、紅生姜、快特/月丘ときあ
+ レギュレーション等
全9回のキャンペーン。共鳴者は一般人。[∞残響]は使用可能。当初の触れ込みはニチアサキャンペーン。
+ まえがき
ネタバレなしの部分とネタバレアリの部分にわかれて振り返りをしていこうかなって思います。
アリまで読むとたぶん面白いけど通過できなくなっちゃうよ。究極の選択だね。

キャラクター紹介

田中 睦月(たなか むつき)

+ 基本情報
PL名:たこす
性別:男
https://emoklore.charasheet.jp/view/504183
+ 設定等
市内の製薬会社に勤める営業職。

有馬 灯(ありま ともり)

+ 基本情報
PL名:紅生姜
性別:女
https://emoklore.charasheet.jp/view/504154
+ 設定等
市内の製薬会社に勤める事務職。

乙花 渚(おとはな なぎさ)

+ 基本情報
PL名:快特/月丘ときあ@のんびり生活中♪
性別:女
https://emoklore.charasheet.jp/view/504304
+ 設定等
市民病院で働く精神科医。


キャンペーン情報

第零怪

+ ネタバレなしハイライト
何かにぶつけぶつけられの三連ファンブル精神科医、上司とわたわたしてる一般事務、一人だけ電話をかけまくる平社員…

+ ⚠ネタバレありストーリー
この街には七不思議がある。それはそれとして、最近「透明な怪盗」の噂があるとかないとか…

第零怪「邂・逅・狐 (カイコウギツネ)」

とある雨の日。
市内の製薬会社に勤める田中は新薬のプレゼンのため、市民病院へと車を走らせていた。この街、「ナモナ市」のここ数日の予想気温は平年通り。しかし観測される気温は目に見えて低い。

同じ会社に勤める有馬は時を同じくして、慣れない書類を上司に任せたりしてわたわたしていた。書類に目を通していた上司がぼやく。
「やっぱり変だなぁ」
曰く、精神薬の類が出荷の過程で消えているらしい。消えた場所からして、透明人間がやったとしか思えないらしい。

精神科医の乙花はその頃、病院へと車を向かわせていた。ラジオで行方不明者のニュースが流れている。最近物騒だなぁと意識をニュースに向けた途端、目の前に人が現れた…ように感じた。慌ててブレーキを踏む。頭を軽くぶつけ、痛がりつつ辺りを確認する。
…誰もいない。

午後。芳しくないプレゼンを終えた田中に、上司から電話が入る。曰く、「開発部門の最上の姿が見当たらない」らしい。つぎに最上に電話をかけてみる。3コールの後に、受話器の向こうから疲れ果てた声が聞こえた。
「…妹が行方不明でね」

人攫いの骸骨。
この街にある交差点、その横断歩道の手前でそれは目撃される。
23:00ちょうどに骸骨が現れ、神隠しのように人を攫っていくという。

奇しくも3人はそれを知ることになる。そして、好奇心からか、人助けのためか、例の場所へと赴いた。


23:00。

〈✪妖術(虚転移牢/うつろうつろうろう)〉

周りにいたはずの人が消える。
いや、共鳴者たちが消えたのだ。辺りには行方不明となっていた者たちが、そして目の前には巨大な骸骨がいた。

骸骨が手を伸ばす。

しかし、それに割り込む、紅い人影があった。

人影が骸骨の気を引く。その様子を見ている3人の目の前で、紙が舞う。


そこには、こう書かれていた。

「見えてるんだろ?だったらさ、手を貸してくれよ」


この紙を掴めば、もう後戻りはできないだろう。
しかし、
挑戦をするのなら、
変化を望むなら、
この状況を打破したいなら、
この紙を掴むほかないだろう。

ある者は両手で、ある者は片手で。ある者は…。


そうして掴んだ紙は3枚の札に変わった。それに気づいたかのように、骸骨と戦っていた人物が口を開いた。
「今回のターゲットは人攫いの骸骨、餓者髑髏。これからヤツを倒し、その力を盗むつもりだよ」
「アレはボクがやる。君たちはその札で、安全に陽動してね」
誰からともなく、その人物の正体を問う声が出た。
「ボクかい?」
そう言って、自分の姿を改めて観察する。そうして…
「怪盗…ってとこかな」

そんな怪盗に言われるがまま、それぞれが骸骨の気を引く。その間、例の人物は骸骨を真っすぐ見据え、力を貯めるような仕草をしていた。
「〈加速〉…〈加速〉……」

「〈✪妖術(九速爆狐/ダイナマイト・ブースト)〉」

隕石と見紛う速度で骸骨に飛びつき、そして蹴り飛ばす。
骸骨は地に伏し、動かなくなった。
例の人物が指を鳴らす。すると、骸骨の姿が消えた。
「ふー。君たち、思ったほどその札、使わなかったね」

そんな怪盗の目的を問えば、解答はこうだ。
「ああやって制御が効かなくなった妖怪の力をこっちで盗んでしまおう、ってとこかな」
「制御が効かなくなれば、それは都市伝説として現れる。今この街にあるのは…」
「氷点下の女、人斬り三姉妹、闘争求む大侍、殺人姫、人語で喋る猫、鬼の双子兄弟、人攫いの骸骨…」
「おっと、最後の奴はもう盗んでしまったっけ」
「六つじゃあキリ悪いし…。そしたら7つ目は…『怪を盗む一団』だね」
「おっと、別に君たちがボクに協力してくれるって決まったわけじゃなかったね。じゃあ改めて。乗りかかった舟だと思って、君たちもボクに付き合ってほしいな」

その語気の割に、拒否権はないような気がした。
「それじゃあ、いつか来る日、どこかの場所で待ってるよ」

〈✪妖術(虚転移牢/うつろうつろうろう)〉

そうして、例の人物の姿は…骸骨の両手に包まれるように消えた。

田中の知り合いである最上、その妹は無事に見つかった。割にはしゃぎながら彼女は一部始終を話してくれる。

有馬は行方不明者の無事を確認すると、警察に連絡しつつ、帰路についた。

乙花は車で帰路につく。

「もしもし?厄介なことに巻き込まれちゃったみたいなんだけど…」

次回予告

世界がいきなり氷点下!夏を取り戻せ!できれば春延長願います!

第壱怪「凍・世・界 (コゴエセカイ)」


第壱怪

+ ネタバレなしハイライト
ファンブラー(不審者)、爆誕
秘匿、生える
前倒し公開情報
+ ⚠ネタバレありストーリー
世界がいきなり氷点下!夏を取り戻せ!できれば春延長願います!

第壱怪「凍・世・界 (コゴエセカイ)」

警察署にて。警官の如月は上司の浮世に頼まれ、乙花に予告状と鈍く輝く青い面を届けることになった。上司の浮世曰く、友人からの私的な依頼らしい。

その朝、田中は釣りのために自宅で身支度をしていた。そんな彼に最上から電話がかかってくる。彼女のデスクの上に、田中への届け物があるらしい。出かけるついでに取りに行けば、そこには緑の面と、予告状があった。
「今宵、氷点下の女、雪女を頂く。一番寒い場所で待ってるよ」

自宅にて2。有馬は散らかった自室と格闘していた。アルミサッシと格闘している彼女の目の前に、例の人物が顔をのぞかせた。
「ばぁ!」
そんな怪盗は、有馬に直接直々に予告状と、それから「餓者ノ面」を手渡した。差し出された茶を飲むことも無く、用が終われば姿を消してしまった。

午前。
カフェにて。如月は、乙花に例の二つを渡すついでに、この街で起こっている怪奇現象関連の聞き込みをしていた。そんな中、彼は二人の高校生に声をかけた。その双子の兄弟、天波来と天波冥はこの街の超常的な出来事についてよく知っているようだった。加えて、あの面についても何か知っているようだった。

釣り。自称高校生探偵とたのしくおしゃべりをしていた田中。その美少女高校生は膝に切り傷を受けていた。違った。太腿だった。

デパート。有馬は上司の笹塚と遭遇し、スタバで情報交換をした。オカルトに何故か詳しい笹塚は、昔この街にいた陰陽師の話をしてくれた。
  • 笹塚家は由緒正しき術を使い、妖怪に抗った。
  • 最上家は錬金術めいた技術を使った。
  • 幻術使いの藤ヶ式家は、妖怪に味方した。

午後。

聞き込み諸々をしました!割愛!
田中が天波冥に不審者扱いを受けていました!

夜。
守衛に通され、最も寒い場所へ足を踏み入れる。そこは市内の学園。生徒としてうまく馴染んでいたらしい雪女だが、最近自分でも抑えが効かなくなってきたという。
体育館の前。ジャージ姿の雪女がそこにはいた。
短く言葉を交わした後、雪女が襲い掛かる。
〈戦闘:雪女〉
〈戦闘終了〉

一仕事終えた彼らを、学園の職員らが見送る。そして、彼らを見送る者たちがもう二人。
それは赤と青の、鬼の仮面を被った…?

次回予告

兄弟、姉妹に気を付けろ。そう遠くないうちに…共に戦うのだから。
第弐怪「姉・妹・鼬 (シマイイタチ)」

第弐怪

+ ネタバレなしハイライト
不審者二枚編成
古本屋に並ぶ特急呪物(SiA Quest(ルルブ))
絵にかいた相打ちの喧嘩…
+ ⚠ネタバレありストーリー

第弐怪「姉・妹・鼬 (シマイイタチ)」

「聞いても答えてくれないなら、調べるまでだよ」
そう言うのは乙花の旧友、最上だ。彼女は乙花から蜘蛛ノ面を譲り受けて嬉しそうにしている。もっとも、彼女はその使い方を知らない。

ネットに流れた1枚の画像。正体不明の3人組が雪女を半ば一方的に圧倒している様子が撮られていた。それを知った田中は有馬にこのことを知らせると、レストランに足を運んだ。

有馬が自宅に帰ると、その扉の前で、例の透明な怪盗が待ち構えていた。手には封筒に入った手紙が握られている。
「今宵、人斬り三姉妹、鎌鼬を頂きに参上する。場所は未定だし不明。がんばって!」

なんやかんやありまして…
古本屋にて、郷土資料からめぼしい情報を探すことに。出てきたのは陰陽師、百鬼夜行、妖怪大辞典…。

そんなこんなで、物好きな店員を連れ、鎌鼬を誘い出す作戦に出た。

しかし向こうは人間ではない。容赦のない空の刃が店員を(店員の抱えていたぬいぐるみを)襲う。

自分自身を守るのに精いっぱいだった三人の代わりに店員を庇ったのは、最上だった。腹部を深く切られ、意識を保つのもやっとだというような状態に追いやられた。
それを笑うように、鎌鼬が姿を現す。
舌打ちの音。
指を鳴らす音。
セーフティーを外す音。
その音と共に、人ならざる者たちの3vs3が出来上がった。


無事鎌鼬を鎮めた彼らを呼び止める声がする。
「ちょほっと待ったぁ!」
「その面、こちらに渡してもらおうか!」
そう叫ぶのは淡い青髪の少年。赤い面をつけている。その隣には、赤髪の少年も立っていた。こちらは青い面を付けている。
要求に応じないと悟ると、二人は共鳴者たちに襲い掛かった。


結果としては…
田中、赤鬼:相打ち
青鬼:逃走の構え
として終わった。
「どうやら俺たちが思っているよりも、その子らを丁重に扱ってるようですね」
「忘れないでください。それも意思を持つ妖怪だということを」
そして、鬼の双子兄弟は姿を消した。

次回予告

伽藍洞の、心無き鎧のように…俺たちは闘争を求める。
第参怪「百・足・侍 (ムカデザムライ)」

第参怪

+ ネタバレなしハイライト
自然な流れでメイド喫茶
〈★奥義(おいしくな~れ)〉(成功数-1)
不意打ちミス二人組
+ ⚠ネタバレありストーリー

第参怪「百・足・侍 (ムカデザムライ)」

今日は学園祭。依頼を頼まれた者と、誘われた者。それぞれが学園に足を運ぶ。
メイド喫茶。メイドの冥が引き攣った顔で出迎えてくれる。
妖怪研究会。生徒たちによる、七不思議と伝承の関連についての研究だ。
その中の、闘争求む大侍についての研究。この学園にある鎧と関連があるようだ。
突如の闘争。喧噪の渦中には一般市民がいた。
騒ぎを食い止めるべく、共鳴者三人は鎧を追うのだった…。
次回予告:割愛!めんどい!

第肆怪

+ ネタバレなしハイライト
クソ重回につき…スキップです
+ ⚠ネタバレありストーリー

第肆怪「」

(書けたら書く)

第伍怪

+ ネタバレなしハイライト
+ ⚠ネタバレありストーリー

第伍怪「」

第陸怪

+ ネタバレなしハイライト
+ ⚠ネタバレありストーリー

第陸怪「」

第漆怪

+ ネタバレなしハイライト
+ ⚠ネタバレありストーリー

第漆怪「」

第捌怪

+ ネタバレなしハイライト
+ ⚠ネタバレありストーリー

第捌怪「」

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最終更新:2024年06月21日 15:16