開催日時:2025年2月9日(日) 10時〜18時
開催形式:ココフォリア&Discord
レギュレーション
- 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
- PCレベル:1
- 国ルール:使用せず
- マスコン:有り(PC④以外はカウント不要の1レベル部隊のいずれかを保有)
今回予告
アトラタン大陸の南方に、マレッタという名の小さな島がある。かつては近隣のシスティナ島を支配するロッシーニ家の従属君主が支配していたが、彼等の圧政に耐えかねた住民達の蜂起によって十数年前に独立を達成し、現在はその時の指導者の子であるPC①が統治している。
だが、一ヶ月ほど前、マレッタの支配権奪回を目指すロッシーニ家によってPC①の契約魔法師であるセーラが拉致され、現在は危機的状況に陥っている。セーラの生存が確認されているが故に代わりの魔法師の派遣をエーラムに要請することも出来ないまま、ロッシーニ家からはPC①への従属勧告が届いているが、島の住人達はロッシーニ家への服従を拒み続けているため、PC①は傭兵団「暁の牙」に所属するPC⑤率いる部隊を雇い入れて、徹底抗戦の姿勢を示している。
一方、その頃、マレッタの南方に位置する暗黒大陸の小都市カルタキアに、鎧のオルガノンであるPC④が投影された。カルタキア領主ソフィア曰く、この鎧には特殊な魔力が宿っているが、何らかの「特殊な因子」を持つ者でなければ装着することは出来ず、現在のカルタキアにはその適合者がいないらしい。彼女はひとまずエーラムにこの鎧の管理を要請した結果、エーラムからは引取役としてのPC②(魔法師協会直属の魔法師)と、その護衛としてのPC③(「暁の牙」所属の傭兵)が派遣されることになった。
そして、やがて混沌によって導かれた運命の糸が、この二つの物語を結びつけることになる。果たしてその先に、いかなる英雄譚が紡がれることになるのであろうか。
グランクレスト単発セッション
「異形の魔鎧」
混沌を収め、聖印に至れ!
個別ハンドアウト
PC① 推奨クラス:君主
君はマレッタ島の領主である。かつてマレッタはシスティナのロッシーニ家の支配下にあり、住民は圧政に苦しんでいたが、キミの父が独立を達成し、数年前にキミがその座を引き継いだ。ただ、現在は契約魔法師のセーラがロッシーニ家によって拉致され、窮地に陥っている。
因縁:セーラ・オクセンシェルナ(エレメンタラー/女性/18歳) 関係:契約 推奨感情 メイン:信頼 サブ:任意
キミの契約相手。朽葉のエレメンタラーである。マレッタはもともと混沌濃度が高く、天候が荒れやすい環境であったが、彼女の元素魔法によって島の平穏は保たれていた。気位が高いが、それに見合う実力の持ち主であり、学生時代は才色兼備なエリートとして知られていた。
PC② 推奨クラス:魔法師
キミはエーラム魔法師協会の一員である。かつては暗黒大陸の港町の領主と契約していたが、ロッシーニ家との抗争で彼は命を落とし、キミはエーラムへ帰還した。現在は協会直属の調査員として働いており、今回はかつての勤務先から程近いカルタキアへと派遣されることになった。
因縁:クロード・オクセンシェルナ(プロフェット/男性/20代後半) 関係:師匠 推奨感情 メイン:感服 サブ:任意
キミの師匠(養父)。セーラは直属ではないが、同門関係にある。高名な時空魔法師であり、異界に関する知識も豊富なため、世界各地で出現した様々な投影装備の管理にも携わっている。カルタキアへの派遣要員としてキミを推挙したのは彼であり、そこには何か思惑があるらしい。
PC③ 推奨クラス:邪紋使い
キミは「暁の牙」所属の傭兵である(故に、PC⑤とも面識はある)。海兵部隊を率いており、自身の船を有している。南海の様々な勢力の元で戦った経験があるため、それなりに顔は広い。今回はエーラム魔法師協会からの要請により、PC②をカルタキアへと護送することになった。
因縁:エイシス・ロッシーニ(メサイア/男性/20代前半) 関係:貸し 推奨感情 メイン:任意 サブ:不安
半年ほど前にキミ達を雇っていた海賊団「ヴェント・アウレオ」の首魁。ロッシーニ家の傍流だが、本家との関係は良好ではないらしい。彼に雇われていた時に、彼の傘下の若い従騎士達をキミが助けたことがあったため、キミに対してはかなり好意的な印象を抱いているようである。
PC④ 推奨クラス/スタイル:投影体/オルガノン
キミはカルタキアに出現した鎧型のオルガノンである。以前にもこの世界に投影されたことがあったような気がするが、あまり詳細は覚えていない。現在はカルタキア領主ソフィアの保護下にあり、この後、キミの適合者を探すために、ひとまずエーラムへと向かう予定である。
因縁:ソフィア・バランカ(ルーラー/女性/年齢不詳) 関係:保護者 推奨感情 メイン:誠意 サブ:任意
キミを保護しているカルタキアの領主。見た目は幼女だが、その正体は不明。彼女の見立てによれば、キミは以前にもこの世界に投影されたことがあり、その影響で、キミの本体は「以前の所持者と似たような特性を持つ者」でなければ装備出来ない鎧になってしまっているらしい。
PC⑤ 推奨クラス:自由(鎧を着て前線で戦えるスタイルが望ましい)
キミは「暁の牙」所属の傭兵である(故に、PC③とも面識はある)。今回はPC①からの依頼でマレッタへと派遣されることになったが、その途上の海路で遭遇した混沌災害において海へと転落し、泳いで船へと戻るために、長年愛用していた鎧を脱ぎ捨てることになってしまった。
因縁:“暴牛の”タウロス(マローダー/男性/10代後半) 関係:仲間 推奨感情 メイン:同志 サブ:任意
キミと同じ「暁の牙」に所属する部隊長の一人。豪放磊落な性格で、彼の率いる部隊は「硬球走破隊」と呼ばれる荒くれ者集団として知られている。当初の予定では、彼がマレッタへと派遣される予定であったらしいのだが、なぜか直前になって、その担当者がキミへと変更された。
最終更新:2025年02月09日 10:07