GMより
2011年度後期AR2EキャンペーンおよびSW2.0キャンペーン用のページです。
キャンペーンについての情報公開やPL間の相談などにご利用ください。
参加者のみなさんは、自由に編集してくれてかまいません。
みんなで使いやすくしていきましょう。
AR2Eキャンペーンは、12/1にPC全滅を持って終了となりました。
次回はtokuno先生によるSW2.0を予定しております。
みなさま、奮ってご参加ください。
次回の日時・場所・注意点など
ソードワールド2.0キャンペーン
アリアンロッドRPG2Eキャンペーン
ギルド「ストーム・エンペラー」のメンバー
リャーク・スヴェトン
♂21歳エルダナーン ウィザード/セージ
シヴァ・クゥ
♂15歳ドゥアン(牙爪族) ウォーロード/モンク
雪舟無限斎
♂72歳ヴァーナ(狼耳) エクスプローラー/サムライ
シェルク・フォルティス
♂15歳ヒューリン プリースト/バード
ヘリオン・エクレール
♀18歳ネヴァーフ ナイト/モンク
マーサ・チコ・テト
♀48歳フィルボル パラディン/ウォーリア
NPC、勢力
◆NPC
アレクシア ♀10代?ヒューリン アコライト/ウォーリア
神官見習いを名乗る女性戦士。神殿の命令でとある魔法具を探している。
ディアスロンドの秘蹟探索課に所属。
フォモールフィーラーに襲われ成り変られるとか、
こそどろ少年に本を取られるとか、不運なのかドジっ子なのか分からない人。
イラストは、サンプルキャラの神官戦士ちゃんまんま。
ファル・ミリティアス ♀10代?ヒューリン
アレクシアの上司で秘蹟探索課に所属。
無表情美少女。
PCたちを専属冒険者として雇った。
エル ♀?歳スプライト
「陰の森」にある「光の園」に住んでいた光の妖精。
巨人の一件で住むところを無くした結果、
羅針盤の光につられてついて来てしまった。
◆勢力
秘蹟探索課
ディアスロンドに本部がある神殿の秘密部署。
世界に散らばる危険な神具・魔導具・魔法具・神聖具などを、
探索・回収・封印している。
?
”羅針盤”や写本を狙っている何者かたち。
色々な種類の妖魔が集う集団のようである。
ナグルファルと呼ばれるUFOに乗ってきている?
特殊アイテム
羅針盤
種別:道具 レベル:1 重量:0 価格:購入不可 鑑定値:10
効果:フリーアクションで使用。使用者の存在するエリアの明度(『上級』P128)を+1(最大3)する。このアイテムは、いかなるスキルやアイテムの効果でも破壊されない。シナリオが進むに従い、新たな効果やカースを獲得する可能性がある。
カース:キャラクターはこのアイテムを所持品から外せない。所持しているキャラクターが死亡すると、GMが指定したキャラクターの所持品となる。
解説:40センチほどの直径の黄金の円盤に、20センチほどの黒い球体がはまった不思議な物体。所持者の周りを浮遊する。妖魔はこれを“らしんばん”と呼んでいた。何に使用するアイテムなのかは不明。
帆
種別:? レベル:? 重量:? 価格:購入不可 鑑定値:?
効果:?
キャンペーンの流れ
第1話「冒険者と始まりの遺跡」 GM:せんちょU プレイ日:10/13
◆今回予告
神々が作り、人々が栄える神秘と冒険の地、エリンディル大陸。
その中にあって遺跡の街ラインには、今日も多くの冒険者が集っていた。
とある神官の依頼により、冒険者たちが未踏の遺跡へと踏み込む時、長く語り継がれる大冒険の幕が明ける。
神官の求める謎のアイテムとは?突如現れる人物の正体とは?
アリアンロッドRPG2Eキャンペーン第1話「冒険者と始まりの遺跡」
冒険の舞台が、君を待つ!
◆あらすじ
冒険者となったばかりの一行は、冒険者の店のおやじバルトから仕事を紹介される。
依頼主は、神官見習いのアレクシアという若い女性であった。彼女の話によれば、ラインから半日の所にある“倉庫群”と呼ばれる有名な遺跡に、未探索の地下部分があるという。その中の探索と、神殿の求めるアイテム回収のため、一行は雇われた。
急ぎということで即日出発した一行は、遺跡を目指し移動する。遺跡付近で野営をしていたゴブリンの一団を退け、隠された地下部分への入り口を見つけて侵入した。地下の通路は、錬金術によって作られた危険な罠と、死してなお使命を忘れぬドゥアンの戦士たちによって守られていた。通路の壁にあった碑文によれば、これらは地の時代の終わり、さらには水の時代の終わりに作られたものらしい。
遺跡の最深部には、謎の材質でできた壁があり、その中の球状の空間に浮かぶ広場の中央には、神殿が求める謎のアイテムが浮かんでいた。40センチほどの直径の黄金の円盤に、20センチほどの黒い球体がはまった不思議な物体。それに近づく一行の後ろに、如現れたもう一人のアレクシア。そしてセシウムが物体に触れると、それはひときわ大きな輝きを放ち、突如リャーグのそばへと転移する。とまどう一行の前で、二人のアレクシアは戦いを始めた。やがて、しびれを切らした偽物が、「こうなったら、貴様らを皆殺しにし、その“らしんばん”をいただく!」と言い、正体を現して謎の巻物から魔物を召喚した。アレクシアに化けていた妖魔フォモールフィーラーは、リャーグを攻撃し物体を奪おうとするが、ヘリオンの妨害により果たせなかった。フォモールフィーラーは「かならず、その“らしんばん”はいただくからな!」と言い捨てると、転送石を使用して逃亡するのであった。突然の事態にことの成り行きが分からない一行であったが、まずは妖魔が“らしんばん”と呼んでいた謎のアイテムと気絶したアレクシアさんを回収し、ラインの街へと戻るのであった…
◆遺跡の碑文
固い石のプレートに刻まれた、古ネヴァーフ語の碑文。
「古の封印は弱りつつある。人類軍の結束もほつれつつある。
伝承に従い、エルダの遺産が魔王の手に渡らぬよう、
ネヴァーフの錬金術とフィルボルの地の魔法を持ってこれを封ず。
願わくば、この碑文を読む者が、知恵ある者であらんことを。
鉛王歴666年、緑の月、三の運命日。鉛の王ガルガーフ」
年号は地の時代の終わり頃のもの。
岩肌に刻まれた、古ドゥアン語の碑文。
「一族の盟約に従い、エルダの遺産が闇の勢力の手に渡らぬよう、
ドゥアンの戦士とヴァーナの操霊術を持ってこれを封ず。
願わくば、この碑文を読む者が、勇気ある者であらんことを。
春の第二月、一のくくり。千角王ウ・アン・カイ」
千角王は水の時代の終わりに妖魔と戦った伝説のドゥアン王。
◆第1話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 38点
エネミーレベル… 8点
トラップレベル… 14点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計64+α点が経験点です。
第2話「泥棒少年と秘密の書」 GM:せんちょU プレイ日:10/20
◆あらすじ
地下遺跡での探索を終えた一行は、リャーグについたまま離れない謎のアイテムと気絶したままのアレクシアさんをつれ、一路ラインへと戻る。神殿にかつぎ込まれたアレクシアさんは意識を取り戻し、一行に事情を説明する。それによると、神殿からの依頼は本物であったが、冒険者の店に依頼を出した直後にアレクシアさんは何者かに襲われて意識を失い、以降はまんまと偽物になり変られていたらしい。意識を取り戻した彼女は、あわてて一行の後を追ってきたため、土壇場で何とか間に合ったという。謎のアイテムについて尋ねられた彼女は、「自分も、エルダの遺産であることと、形状以外は詳しくは聞いていない」と言い、明日の朝ディアスロンドの上司に連絡して詳しい話を聞くので、それまで待ってほしいと言われる。
次の日の朝、待ち合わせの時間になっても現れないアレクシアさんを心配し、探しに行こうとしていた一行の前に、彼女は涙目で現れる。彼女の話によると、アイテムについて記された写本を上司から預かったのだが、それを持ってくる途中で、少年に盗み取られてしまったと言う。彼女は一行に、写本の捜索を依頼する。捜索を開始した一行は、その少年クルスが貧民街に住んでいること、彼が利用しそうな故買屋が下町の繁華街に3つあること、彼にはテトと言う名の妹がいるらしいことを突き止める。全員で手分けして故買屋をあたった結果、マルクスという商人が何かを隠そうとしており怪しいことを突き止めた。またセシウムは別の故買屋から情報を買い、少年が貧民街の下水道に住んでいることを突き止める。シェルクが下水道の地図を調べ、セシウムは少年が夜にねぐらに戻ると踏み潜入する。だがそこで出会った口のきけない少女テトは、兄が不在であると告げるのみだった。次の日、中々ボロを出さないマルクスを見張っていたヘリオンとリャークの所へ、先日姿を消したフォモールフィーラーが再び一行をだまそうとアレクシアに化けてやってきたが、合言葉を正しく言えなかったため、偽物と断じられあえなく返り討ちにあう。その後、行方不明の少年クルスの身を案じた一行は、アレクシアの力を借りてついに強権を発動。マルクスの内を家宅捜索する。商売をやめさせられると思ったマルクスは、ついにあきらめて少年の住処を明かす。そこはセシウムが事前に調べていた場所と見事に合致した。少年確保のため、急ぎ下水道へと向かう一行。そこでは、黒装束の毛むくじゃらが、少年を絞め上げて写本を奪おうとしていた。一行に気づくと少年を人質に取る黒装束だったが、セシウムが脅しに乗らないと知るや、強硬策に打って出る。宙を飛ぶ三本の魔剣を伴って襲いかかるバグベアニンジャだったが、一行の前に敗れ去り、暗闇の中に果てたのだった。
クルスを説得し、写本を取り戻した一行は、神殿の一室に戻り、写本を読み始める。そこには、エルダが作ったとされる船「スキーズブラズニル」について書かれていた。エルダをすべて乗せうるほどに巨大だが、必要のない時には鞄にしまえるほどに小さくもでき、空を飛びあらゆる場所に行けると言う魔法の船。悪用を恐れたエルダの手により、「羅針盤」「船体」「帆」の大きく三つの部品に分けられ隠されたと書かれている。古エルダ語を用いた「羅針盤」の操作法をさっそく試す一行だったが、警告音と共に「修正パッチをインストールせよ」と表示されるのみだった。示された方角と距離の先に、その「修正パッチ」なるものが存在するのだろうか…
◆第2話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 141点
エネミーレベル… 11点
トラップレベル… 6点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計162+α点が経験点です。
第3話「光の妖精と石の巨人」 GM:せんちょU プレイ日:10/27
◆今回予告
羅針盤の指し示す地は、ラインから遠く離れた古く深い森だった。
そこで一行は、傷つき追われていた光の妖精を助けることになる。
妖精たちは、突然現れた妖魔に襲われ、助けを探していたと言う。
彼女と羅針盤の導きにより、森の奥へと至った一行は、天を突く大きさの石の巨人を目撃する。
アリアンロッドRPG2Eキャンペーン第3話「光の妖精と石の巨人」
冒険の舞台が、君を待つ!!
◆あらすじ
写本の通りに「羅針盤」を操作しようとしたものの、そう上手くはいかなかった。現状を上司に報告しに行っていたアレクシアは、一行のもとに戻ってくると、「私の上司がみなさんに会いたいと言っています」と言う。かくしてライン神殿の奥で、トレクルスを介した秘密会談が開始された。水晶球に映し出されたのは、高位の神官服をまとった一人の少女。彼女はファル・ミリティアスと名乗り、一行のこれまでの協力に感謝した。そして、これからも協力をしてほしいと頼むと、自分たちに関する事情を説明し始めた。それによれば、ミリティアスやアレクシアは、ディアスロンドの神殿本部内にある「秘蹟探索課」という秘密部署に属しており、世界に眠る危険な神具などを探し出して回収や封印をする任務についているらしい。秘密部署ゆえに慢性的な人手不足となっているので、今回偶然にも関わってしまった一行を、しばらく専属の冒険者として雇いたいと言う。この提案に、「乗りかかった船だ」「すごい冒険ができる!」「私の親が無くした物も見つかるかも…」と承諾する一行。そしてさっそく次の仕事を依頼される。それは、「羅針盤」が示す地へと向かい調査をすることと、その地に神の船「スキーズブラズニル」に関わるものがあれば回収すること、であった。
「羅針盤」の指し示す地は、ラインからクラン=ベルの方角に約600kmで、エリンディルの地図によれば、陰の森と呼ばれる場所の北のあたりであると推測された。アレクシアの持つ委任状の力により、転送円を使用してクランベルまで移動、そこから馬を借りて4日ほどで陰の森の入り口へとたどり着いた。昼なお暗い森を進むこと2日。魔獣に追われていた光の妖精スプライトのエルを助けた一行は、彼女から「助けて、ボーケンシャ!」と泣きつかれる。聞けば、森の奥にある彼女たち妖精の住処「光の園」に、ある日突然謎の飛行物体が現れ、妖魔を放ち火を吹いて襲いかかってきたという。そうこうするうちに、今度は地下から謎の巨人が出てきて、妖魔たちと戦いを始めたらしい。エルの話す場所が「羅針盤」の示す地ではないかと考えた一行は、エルの頼みを聞き入れ、彼女の案内で森を急ぐのであった。
森を一晩歩いて明け方付近、一行はこの世のものとは思えない光景を目にする。全長30mを超える石の巨人が、森の木々をなぎ倒しながらゆっくりと歩いており、その上空には同じぐらいの大きさの赤黒い飛行物体が、生物のように空を泳いでいた。しかし、驚いたのもつかの間。突如現れた妖魔たちの襲撃をからくも退けると、一行は作戦を練り始める。「羅針盤」が指し示しているのは、巨人の頭の上。エルによれば、そこには「光の園」の中心にあった「光る立方体」があったと言う。「光る立方体」が、「羅針盤」の修正パッチなるものでは?そう考えた以降は、何とかしてリャーグを巨人の頭の上へと送る手段を考える。そして一つの案を思いついたのだ。
ついに開始された作戦。それは、シヴァ・シャイン・セシウムが巨人を攻撃して注意をひきつけている間に、エルに掴んでもらって空を飛んだリャーグが、死角から巨人の頭の上に一気に飛び上がり、「光る立方体」にタッチダウンを決めるという物だった。上空にある謎の飛行物体が放つ火球による爆撃をくらいながらも、作戦は見事成功。リャーグの手が触れると、「光る立方体」はパズルのピースのごとくバラバラになり、「羅針盤」の中に吸い込まれていった。それを見届けると、謎の飛行物体はいずこかへと飛び去り、石の巨人は崩壊し崩れ去った。やがて、「インストール終了。システムを再起動します。〈OK〉」と表示された羅針盤。リャーグが〈OK〉を押すと、一際大きな光が羅針盤からあふれ、一行の前に何かの映像が映し出され…
◆第3話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 230点
エネミーレベル… 18点
トラップレベル… 0点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計252+α点が経験点です。
第4話「冒険者と打ち捨てられた都市」 GM:かんてつ プレイ日:11/10
◆あらすじ
羅針盤が映し出したのは、この大陸の地図のような絵だった。
地図には二つの文字列と、そのうちの一つから伸びた矢印によって指し示されたバツ印が映っていた。
バツ印はクラン=ベルを北方に少し行ったあたりを示していたため、アレクシアの提案により、一行はまずクラン=ベルへと向かうことになった。
そしてクラン=ベルでファル・ミリティアスに報告を行った一行は、アレクシアの依頼により、その地図に記された場所の調査をすることとなった。
一行が向かった先は、岩砂漠のような荒れ果てた場所であった。
羅針盤に導かれ、人のいない荒れ果てた都市を発見した一行は、街との奥にある閉ざされた神殿の扉をあけるために、街の中を探索することにした。
警備ロボに攻撃されたり、天井からタライの雨が降ってきたり、亡霊とワイバーンに挟撃されたりと、散々な目にあいつつも神殿の扉をあけることに成功した一行。
そして一行は神殿の奥で、『折りたたまれた布状の何か』が、台座の上に浮かぶ様に安置されているのを発見した。
リャーグが近づくと、布は『羅針盤』の中へと吸い込まれていった。
果たして、この布が部品の一つである『帆』なのだろうか?
一方その頃クラン=ベルでは、報告書を書くために一人残っていたアレクシアが、何者かの手によってさらわれていたのだった…
◆第4話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 320点
エネミーレベル… 21点
トラップレベル… 5点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計350+α点が経験点です。
第5話「妖魔の砦とさらわれた神官」 GM:かんてつ プレイ日:11/17
◆あらすじ
遺跡探索からクラン=ベルへと戻った一行は、神殿関係者から「アレクシアが何者かによってさらわれた」と教えられる。
彼女をさらったと思しき人物からの手紙には、「女を返してほしければ、この砦に攻めに来い」と挑戦状の様なメッセージが書かれており、ヴェンガルド渓谷南のある地点が記された地図が添えられていた。
前回の依頼の終了報告と、この先の行動を決めるため、雇い主であるファル・ミリティアスと連絡をすべくトレクルスのある部屋へと向かう一行。
だがすでに、ミリティアスはこの事態を把握しており、聖都から応援として来たフィルボルのパラディンのマーサ・チコ・テトが部屋で待っていた。
マーサと合流した一行は、ミリティアスとの話し合いの結果、アレクシアの奪還と手紙の主の真意を確かめるべく、指示された場所の調査を依頼される。
何かの罠が待ち構えていることは明白だったが、仲間であるアレクシアのためにも、一行は急ぎ指示された場所へと向かう。
ヴェンガルド渓谷の南、谷間の崖の下にその入り口はぽっかりと開いていた。
ご丁寧に、砦の入り口を示す看板もすぐ近くに立っている。
アレクシアの身を案じ、中を急いで探索・制圧する冒険者たち。
そして奥の部屋で、一行の前に謎のフォモールが立ちふさがる。
ヨークと名乗ったその妖魔は、「お前たちを殺すように指令を受けたが、どうせなら本気で殺し合いをしたい。あの女は奥の部屋で部下が見ている。俺に勝てたら無事に帰していやる。」と言う。
その意図は不明だが、アレクシアを助けるためには避けては通れぬ相手だった。
ゴールデンゴーレムとスパークボールを従えて襲いかかるヨーク。
奴が口から吐く強酸性のブレスは、まるでブラスドラゴンの吐息のように一行の防具を溶かしていく。
だが、上級クラスに開眼した一行に対し、もはやルルブに載っている敵ごときではなすすべもなかった。
ヨークは魔法と拳と秘剣の前に打ち倒され、「み、見事だ…」と言い残して事切れた。
アレクシアを助けるため奥の部屋へ向かった一行は、縛られて気を失っているアレクシアとそのぞばにたたずむ妖魔を発見する。
ヨークの死体を示してアレクシアを返すように迫る一行に、アレクシアのそばにいた妖魔は「話がしたい」と言ってきた。
その妖魔は一行に、「スキーズブラズニルの部品を集めるのはやめることだ。あれが完成すると、“粛清”が起きる。」と告げる。
突然の話におどろく一行だが、もちろん「妖魔の言葉など信用できない!」と反論。
それに対し妖魔は、「ここに書いた場所へ行ってみることだ。そこに証拠がある。」と告げ、一行に封筒を渡し姿を消した。
敵である妖魔から提示された新たな謎に戸惑いながらも、まずは気を失っているアレクシアを回収し、一行は急ぎ転送石を使ってクラン=ベルへと戻った。
そこで、ファル・ミリティアスに連絡し、ともに封筒を開いて見ると、そこには封印図書館への地図が描かれていたのだった…
◆第5話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 420点
エネミーレベル… 23点
トラップレベル… 13点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計460+α点が経験点です。
第6話「」 GM:かんてつ プレイ日:11/24
◆あらすじ
妖魔が示した封印図書館とは、過去の叡智が書物として納められた巨大な図書館であった。
だが、その存在は一般の人々からは秘されており、所在はおろか存在を知る者も少ない。
そこにはペレデンデという名のエルダナーンの司書が、たった一人でいると言う。
地図によれば、封印図書館はディアスロンドからほど近いエリン山脈の中にあるようだ。
ファル・ミリティアスにかけあい、そこへ向かう許可を神殿からもらった一行は、転送円で聖都まで移動。
今だ意識の戻らぬアレクシアを神殿に預け、徒歩で封印図書館を目指した。
山中の岩肌に設けられた謎の扉をくぐると、図書館の受付の様なホールへと転送された。
そこにペレデンデが現れ、一行に用件を尋ねる。
神の船スキーズブラズニルに関する知識を求めた一行に彼女は、「その知識を得てどうするつもりか?」と問いかけてきた。
一行の答えを聞いた彼女は、「これからあなたたちに課す『知恵と力の試練』をクリアすれば、その知識を与えましょう」と言い、奥の扉を指し示した。
提示される数々の難問(?)を、その知識と知恵で突破していく一行。
そしてすべての知恵の試練をくぐりぬけた一行の前に、再び現れたペレデンデ。
彼女は一行を褒め称え、最後の力の試練として彼らと戦ってもらうと、3体のゴーレムを呼び出した。
強力な武装を持つゴーレムたちだったが、もはやそれだけではこの冒険者たちを止めることはできなかった。
打ち倒されたゴーレムを見たペレデンデは、一行に2冊の本を差し出した。
一冊は、『羅針盤の取扱説明書』。
これにより、リャーグは羅針盤をコントロールする術を手に入れた。
『帆』の能力を使うだけでなく、残された部品である『船体』の場所を探すことすらできるようだ。
そしてもう一冊は、火の時代の初めにエルダナーンが書いた『神の船に関する注釈』であった。
そこには、
「神の船の部品を集め完成させると、その所有者に粛清を起こすか否かの選択権が与えられる」
「神の船には、一国の人間ほどならすべてを乗せる事が出来る」
「神の船に乗る者は、粛清の影響を全く受けない」
「神の船の所有者が死んだ場合、自動的に粛清が起きる」
「ナグルファルは神の船を破壊するために妖魔が作った」
などのことが書かれていた。
あの妖魔の言っていたことは本当だったと、息をのむ一行。
3つの内、2つまでの部品を持つリャーグを前に、誰も不安を隠せはしなかった…
第7話「求めし道と再会」 GM:みやび プレイ日:12/1
◆あらすじ
封印図書館にて管理人ペレデンデから渡された2冊の本。
そこには、神の船スキーズブラズニルに関する驚くべき真実が書かれていた。
災厄を回避しつつ、悪意ある者の手に船が渡らぬようにするには、どうすれば良いかを考える一行。
そこでマーサは、「神の船の部品をすべて集めた後、羅針盤の所有者を厳重に封印すれば良い」と提案。
そして彼女は、羅針盤を持って封印される人柱に立候補したのだった。
神の船を完成させるつもりの一行に、ペレデンデは地図を示し、ダニス山脈内のある遺跡の存在を教える。
彼女は言う。「そこにあなたたちの求める物がある」と。
転送石で聖都へと戻った一行は、武者修行を終えナイトとなったヘリオンと再会する。
ミリティアスに封印図書館でのことを報告し、次はペレデンデに聞いた遺跡の調査に向かうことになった。
だが、今だ意識の戻らぬアレクシアを心配し、シェルクは聖都に残ることになった。
ダブラルまで転送円で移動した一行は、徒歩でダニス山脈へと入る。
ペレデンデのくれた正確な地図により、迷うことなく山間の遺跡へと到着できた。
遺跡の中には未知の魔獣が巣食っていたが、難なく撃退し進む一行。
だがそこで他の魔獣の死体を見つけたことから、先に何者かが遺跡内にいる事が分かり、一行に緊張が走る。
テレポーターをくぐり、リドルを解きながら、慎重に進む一行。
そして、最後の部屋の扉へとたどり着いた時、遺跡内に警報が鳴り響く。
「侵入者アリ!侵入者アリ!」
そして現れる3体の大型機械。
それは奥にある何かを守るために配置された、古代の殺戮兵器ジェノサイダーだった。
未知の敵は驚異の性能で一行に襲いかかるが、その攻撃は生まれ変わったヘリオンの防御にことごとく阻まれる。
そしてリャーグの魔法、シヴァの拳、無限斎の秘剣によって、二度と動かぬ鉄くずへとなり果てた。
ジェノサイダーを破壊した一行は、奥の扉をくぐる。
するとそこには数人の冒険者の姿があった。
彼らはなんと、リャーグの両親とその冒険者仲間たちだった。
リャーグの両親もまたスキーズブラズニルを探し求めており、そのためにここに来たという。
一行の事情を話すリャーグに、両親はここで手に入れたという一枚の小さなプレートを渡す。
これは『船体』を手に入れる鍵らしい。
プレートには小さなマークが彫られており、一行はそのマークに見覚えがあった。
それは、始まりの遺跡の途中にあったマークと瓜二つだった。
一方その頃、いずことも知れぬ闇の中。
一行が鍵を手に入れ、始まりの遺跡へと戻ろうとしていることを、部下から聞いた謎の人物がつぶやく。
「やつらは予測通り例の場所へと向かった模様です…」 ←※忘れたので誰か書いてbyせんちょU
◆第7話の経験点
セッションに最後まで 1点
ミッション成功 600点
エネミーレベル… 49点
トラップレベル… 8点
よいロールプレイ 1点
他を助ける 1点
セッション進行 1点
場所の手配提供 自己申告
以上の合計661+α点が経験点です。
第8話「一人の魔族と船の遺跡」 GM:みやび プレイ日:12/8
◆あらすじ
リャーグの両親より、手のひらに乗るほどの謎の四角い板を渡された一行。
その板に描かれていたマークは、かつて始まりの遺跡で見たものと一緒であった。
転送石によりディアスロンドへ戻った一行は、次の目的地が決まったことをミリティアスに話した。
ラインまで転送円で移動し、再び徒歩にて遺跡に向かった一行。
遺跡内のマークが描かれた遺跡に板をかざすと、通路の床が階段状に下がっていき、地下への別の通路が姿を現した。
人工の明かりが照らす中、リドルを解きながら進む一行は、遺跡の最深部へとたどり着く。
そこには、奥が見えないほどの広大な地下空間が広がっていた。
船体があった場所のようにも見えるが、今は何もない。
そしてそこには何者かが一人で待っていた。
そいつは一行に『羅針盤』と『帆』を渡せと言う。
彼らは粛清を起こし、次の時代の覇者となるために神の船を求めていた。
すでに『船体』を手に入れていた彼らは、いよいよリャーグの持つ他の部品を狙ったのだ。
粛清など起こさせるわけにはいかない一行。
お互いに譲れない物を確認したら、後は戦うだけだった。
だが、運命の女神が一行に微笑むことは無かった。
特殊なキャリバーを2丁持った謎の魔族によって、次々と殺される仲間たち。
最後に一人残されたリャーグは転送石を使い、命からがらディアスロンドへと逃げ帰る。
しかし、ミリティアスの裏切りによって、あえなく殺され『羅針盤』は奪われてしまった。
かくて、闇の時代を願うモノたちの手によって、今粛清の嵐が再び吹くのだった…
~アリアンロッドRPG2Eキャンペーン 完~
応援ありがとうございました。
みやび先生の次回作にご期待ください。
◆第8話の経験点
最新20件を表示
- 楽しそうですねww 頑張って下さいw -- (O-Ton) 2011-12-15 22:58:15
- フゥハハハハハ!この卓は頂いていくぞ!! -- (あいにゅ!) 2011-12-15 22:56:41
- 第8話のあらすじカキコ。今日の失敗は、明日の成功への糧となろう!というわけでGM、経験点プリーズ♪ -- (せんちょU) 2011-12-12 11:56:49
- 難易度高い問題は、パラディンの運用だけで十分です。来週は行けないので、みんなのクラスが決まってからキャラメイクしますわ… -- (せんちょU) 2011-12-10 21:51:14
- 了解。しかし職が決まらない状態で設定決めるのは難易度高いね。 -- (あいにゅ!) 2011-12-10 00:52:46
- 来週と再来週のGMです。来週はキャラメイクをします。システムはソードワールド2.0で、るるぶⅠⅡⅢとAWまでで初期キャラクターを作ってもらいます。キャラ設定など考えてきてください。 -- (tokuno) 2011-12-09 18:11:02
- 前回のボスの妖魔は親切でもあながち間違いじゃないです。ただ、前回ラスのいろいろ話してくれた妖魔は親切で言ったわけではない予定でした。今週GMシーンを入れ忘れた結果でございます。 -- (kantetsu) 2011-11-27 01:56:25
- 第4話と第5話のあらすじを加筆。しかし、書いててつくづく思う。昨今の妖魔はとても親切。でも自分では何も語らない。これはもしや、ツンデレと言う奴か…?「か、勘違いしないでよね!別に真実を知ってほしいわけじゃないのよ!ただ、あんたらがあまりに物馬鹿だから、ちょっとホントのことを教えてあげただけなんだからね!(///)」…みたいな? -- (せんちょU) 2011-11-26 14:19:24
- 第6話のあらすじ書いてみたよ。問題あれば修正よろ。かんてつさん、GMお疲れ様~。後で帆のデータを書いてくださいな~。 -- (せんちょU) 2011-11-26 13:44:40
- 見える、私にも経験点が見えるぞ! サンクス -- (あいにゅ!) 2011-11-24 06:43:34
- ギルドに提供したら、16レベルまでの成長+一般スキル1つってところかな?確認しましたー。ありがと、GM~。 -- (せんちょU) 2011-11-23 22:24:58
- またも遅くなりました。今回の経験点を書きました。確認をお長いします。 -- (kantetsu) 2011-11-23 20:19:34
- ちゃんとセッション前に経験点書いてあった。…申し訳ない。 次は点数だけでも早めに教えてもらえると助かります。 -- (あいにゅ!) 2011-11-19 09:58:48
- >>あいにゅ!:確かに、範囲選択かどうか書いてない…こ、これは(汗 >>kantetsu:795点とということは、13レベルと一般スキル3個だね。了解ですGM!あと、あらすじの最後の一行に吹いたw -- (せんちょU) 2011-11-17 10:57:16
- あらすじ追加しました。 -- (kantetsu) 2011-11-17 00:40:44
- せんちょUさん。経験点の件ですが、790点が私の確認できる現状の最低点数になるのではないかと思います。私的には後+5点ぐらいは認めてもいいと考えております。返答が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。 -- (kantetsu) 2011-11-17 00:40:25
- 念願の上級ルルブを手に入れたぞ!所で対象:十字&直線のスキルは範囲非選択なのだろうか。後、パラディンさんがお亡くなりになってて実に悲しい… -- (あいにゅ!) 2011-11-13 22:14:41
- (下は誤爆)第四話でどんな感じになったのか、知っておきたいです。 -- (せんちょU) 2011-11-13 00:35:04
- 4 -- (せんちょU) 2011-11-13 00:33:34
- 4万Gか…了解です。で、経験点は何点で作ってくれば?あと、できればあらすじの方を教えてくださいな~。 -- (せんちょU) 2011-11-13 00:31:23
最終更新:2011年12月12日 11:55