魔神について

イバラの洞窟に封印されているのは、"白板の魔神"タブラ・ラサ。
人の因果を白紙に戻し、そこに何かを書き加えるという力(因果を書き換える力)をもつ。
その力によって因果を書き換えられたものは「偽りの因果の印」という魔印を刻まれる。
偽りの因果の印は∵封印∵逆位置によって、誰かが輪廻の理から外れるという代償を払うことで消去することができる。
洞窟にイバラが覆っていた間は仮でこそあれ封印は続いていたが、すでにそれも限界まで来ている。
洞窟から白い瘴気が漏れ出し、街まで汚染が始まっている。

アントロギカの盾(ローザ)について

盾の状態で、魔神封印の鍵となっていた。
最初に殺戮者によって封印を説かれそうになった際、闇の手に渡らないように、∵封印∵逆位置の効果で、記憶を代償として少女の形態をとり、みんなの前に現れた。
2話終了時、洞窟からあふれてくる瘴気の影響なのか、人の姿に戻れなくなった。意思疎通はできるようだ。
マーテル・クリュスタッリアに作られたという伝説の盾である。

3冊の書物について

「イバラの盾の物語」
子供向けの絵本。ハイデルランド南東の、とある魔神を封印する際、数人の英雄が命を捨てる必要があったという、少し悲しい英雄譚。
(2話で分かった情報:∵封印∵逆位置の代償として、人柱を要求する、ということ)

「エリュシオンの奇跡」
エリュシオン1世の伝記。魔神タブラ・ラサの呪いに覆われていたこの地を、英雄エリュシオン1世が、聖剣ペナンスを用いてマーテルの力を借りて解き放ったという。しかしエリュシオン1世は世継ぎをもうけると、忽然と姿を消した。一説には輪廻の理から外れたためという。
(2話で分かった情報:∵封印∵逆位置でタブラ・ラサの魔印を破壊すると、転生できなくなり、生まれ変わった際に悪人となってしまうということ)

「偽典 マーテルの最後」
真教では偽典指定を受けている文書。本来マーテルは、磔にされ天に召されたという教えだが、実はそこで死んだのは身代わりであり、マーテル自体はハイデルランド南東の"白板の魔神"を自らを代償として封印した、と書かれている。
(2話で分かった情報:封印する際に、マーテル自身が人柱となったことにより、永遠に近いような封印がかけられていたということ。ただの人間では永遠など不可能)

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最終更新:2011年12月16日 11:29