《用語集》
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KP…キーパー。クトゥルフではGMのことをこう呼ぶ。パラノイアのUV様とかネクロニカのNCとかと同じノリ。
CoC…Call of Cthulhuの略。つまるところクトゥルフ神話TRPG。
静岡県…サイレントヒル。ラガ内では言わずもがな魔境。 助動詞にいてんろく「解せぬ」
アーティファクト…魔術的なアレやソレ。読んだり使ったり持ってたりするといろいろと持ってかれたりする。
オカルト…オカルト事象に関する知識技能。ただし神話技能の代わりにはならないので、明らかに怪しい物に対して振って「成功したけど分からない」と言われたなら、それは神話的事象。
市民・爆発etc.…市民、それはあなたのセキュリティクリアランスには開示されていません。
ミスカトニック大学…本家クトゥルフにおける神話研究・対策の総本山。やばい書物とかすごい探索者とかがいっぱい。
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《ハウスルール》
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- 01~05をクリティカル、96~100をファンブルとして扱う。ただしSANチェックではこのルールは適用されない。
- 技能の成長チェックは初期値成功・クリティカルの時。
- 英語技能の初期値をPCのEDUの値とする。
- 医学は回復量1D3+1で戦闘中は3R所要。応急手当は回復量1D3、1R所要。
- <値切り>は使用しない。職業技能枠で持っている場合は代わりに別の技能枠を付与。
- 戦闘では「能動行動(攻撃その他技能の使用)」と「受動行動(回避・受け流し・防御)」を1Rに一回ずつ行える。「回避に専念」を宣言した場合、能動行動は行えないが受動行動を2回行える。ただし拳銃はDEX順にかかわらずラウンドの一番初めに攻撃を一回余分に行える。
受け流しは技能値、かばう・防御は相手とのDEX対抗とする。かばった場合は回避はできない。
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PC紹介という名の茶番
KP:では始めて行きましょうか!CoC!
PL一同:はぁーい。
KP:それではPL及びPCの紹介から行きましょう。順番にお願いします。
グッピー→岸浦:岸浦 朔夜、作家、女23歳です。もともと男性PCにする予定でしたが名前検索でいろいろあって女に化けました(笑) オカルト的な本と普通の本を交互に出してるような変な作家です。収入は500万あるんでそこそこ売れてると思います。
KP:(年収ロールとかいつの間にやってたんだ…?)
KAZZ-I:ペンネーム持っててもええんやで?
助動詞にいてんろく:複数名前持ち多いね。
KP:PC6人なのに名前が8個場にあるんですがまだ増えるの?(苦笑)
助動詞にいてんろく:中の人・外の人・外の人の中の人がいるので…(笑)
岸浦:あと<鍵開け>は何となく趣味で取ってみました。
KP:嫌な趣味だな!?
岸浦:ああいう…カチャカチャっと開けるのに憧れた、そういう歴史があったんですよ。大丈夫!犯罪利用する気はない!…今のところは(笑) まぁこんなところでいいですかね。
KP:はぁい。じゃあ次の人どうぞ。
助動詞にいてんろく→鏡宮:鏡宮 ひかりです。ひかりのことはぁ鏡宮さんでもひかりちゃんでもひかりでも鏡宮でも好きなように呼んでくださーい。
岸浦:そういうタイプか!
鏡宮:ただし…戸川さんとか呼んじゃ、ダメだぞ?☆
KAZZ-I:禁句なのかよ!(笑)
鏡宮:趣味はアクセサリー作りと読書です。英文学とか原書で読めるよ!本名は戸川 結子。アイドルなんですが、黙々とアクセサリー作ったり機械を修理できたり、そういうアイドルらしからぬ趣味も持ってると思ってください。趣味技能の<オカルト>と<鍵開け>は多分岸浦さんの影響が流れてきてるのかな。
岸浦:何と言うか、異様に多芸だなぁ…。
KP:よし、じゃあ次。
しっき→前田:前田 大貴です。27歳の男で、聖職者です。年収800万だから多分そこそこでかい教会にいるんじゃないかな。
KP:(さっきから聞いてると年収インフレしてんなぁ…。まぁ<値切り>使わんしいいか。)
前田:主な技能は聞き耳とか図書館とか。趣味技能では仕事関係で<運転:自動車>や<ナビゲート>をとりました。
KP:(ふむふむ…他の人の取ってない技能も埋めて、ちゃんとマイナー技能にも振ってる。良いバランスだな。)はい、紹介ありがとう。
KAZZ-I→藤本:じゃあ次は俺が。表向きの顔は藤本 博之という法律相談員ですが、実際はとある893に所属している古島 拓真という男です。そういう事情で本名の方で呼ばれることは滅多に無いです。事務所はそもそも組織によって作られた偽装事務所だと思ってください。交渉要員なので相手の信用を得たりするのが得意で、<拳銃>を持ってはいますが暴れたりはしません。<変装>や<隠す>といったサポート技能を多く取ってるって感じです。そんなところか。
KP:了解です。次の人どうぞ。
キャラメル猫→岡本:はい。今日はラブコメができると聞いてラブコメをしに来ました(笑) 岡本 祐です。職業は世界のいろんなところを旅している旅人です。
KP:…居候。
岸浦:住所不定無職!
岡本:旅 人 で す 。大事なことなので2回言いました。現在は大学時代の友達の前田君のところに住まわせてもらってます。で、すずみyじゃなくて鏡宮さんのアクセサリー売って儲けさせてもらってまーす。きっと仲良し…なのかな?そんな感じでーす。
KP:(得意技能は…どう見ても不審者じゃないですかーやだー!)はい、じゃあラストどうぞ。
もっちー→音虎:名前は音虎 玲央。闇医者やってます。
KP:(その名前なんとかならんのか(頭抱え))
音虎:最初は普通の医者として営業していましたが、医療事故とか起こして免許剥奪されてしまい…(笑) そのまま闇医者になりました。年収3000万…なにしてるんでしょうね(黒笑)
藤本:かなり有名そうだな、裏社会では。ちなみに<医学>どれくらいある?
音虎:85。
岸浦:名医だ!困ったことに名医だ…!
音虎:ちなみに<聞き耳>は95です。
藤本:高っ!?<医学>より高ぇよ!
音虎:いろいろと聞いて情報収集してるから伸びました(笑) 紹介は以上です。
KP:はい、キャラ紹介ありがとうございました。 …にしても、見事に全員対話系技能ばっかりだねぇ。大丈夫か…?
藤本:でもCoCでは戦闘=死亡みたいなもんでしょう?特にまちさんの卓では。
KP:おや、市民。何の話ですか?
藤本:なんでもないです(笑)
KP:(つっても、キャラメイク前に戦闘技能はある程度取っといたほうがいいよって言ったんだがなぁ…。まぁいいやなんとかなるだろ(雑))
KP:…さて、それでは本編初めて行きましょうか。今回はシティシナリオです。シナリオタイトルは、"What color of their holy night?"
岡本:ほーりーないとってどういう意味かなぁよくわかんないなー(棒)
藤本:聖夜の色は何色だーーーッ!!!!??
鏡宮:それなんて世紀末(笑)
KP:言っとくけどCoCだからな!パラノイアじゃないぞ。
藤本:やったね!セキュリティクリアランスを気にする必要はない!
KP:どこもかしこも赤色になるんだからさァ!!
藤本:おいこらやめろ(笑)
岸浦:それを阻止できるかどうかは探索者次第ってことですかね。
KP:そういうことだ。頑張れ。
0-1. リア充に爆発はつきもの(?)
アイドルの鏡宮と小説家の岸浦は、鏡宮の弟竜也の頼み事に付き合い逢方駅前ショッピングモールへと買い物に出かける。買い物を終えた3人は、モール前の広場でとあるバンドのゲリラライブが行われているのに気づき、見物することにしたのだが…
KP:それでは導入シーン行きます。まずは鏡宮さんからしましょうか。
鏡宮:はーい。
KP:ある日の晩、君が自宅でくつろいでいる時の話です。好きなように過ごしててくれて構わんよ。
鏡宮:自宅って時点で嫌な予感しかしない…。じゃあ銀粘土こねてます。
KP:銀粘土?
鏡宮:粘土なんだけど銀の粉でできてて、成形した後に焼くと純銀になるんです。で、アクセサリーが作れる。
KP:ほほう、そんなものがあるのか。では君がそうやってアクセサリー作りに精を出していると、部屋の扉がノックされます。
KP/竜也:「姉さんいる?」と君の弟、戸川 竜也君の声がしますね。
鏡宮:「ん?どうしたの、竜也?」
KP/竜也:「あのさ、今度買い物に付き合ってほしいんだよ」と頼まれます。
鏡宮:「いいけど…何で?」
KP:あ、ちょっと補足。この竜也君なんですが、リア充です。
鏡宮:アッハイ。
藤本:シスコンなのかと思ったけど、そんなことはなかったぜ。
KP/竜也:彼は「25日に彼女とデートするからその時に渡すプレゼントを一緒に見繕ってほしい」みたいなことをごにょごにょと君にお願いしてきます。
岡本:アクセサリー作って売りつけようか(笑)
鏡宮:「アクセサリーでよかったら、私が作るけど?」
KP/竜也:「さすがに姉さんの手作りはいいや…」
藤本:酷っ(笑)
鏡宮:「そっかぁ…。まあ、分かった!プレゼントのことならお姉ちゃんに任せときなさい!」と。まぁ内心めんどくさいんですけどね。弟とはいえ、男の子と一緒に出歩いてるのを見られるとアイドルとしてはまずいので。
KP:男の子とふたりで歩くのがまずいなら、女の子を連れて行けばいいんじゃないかな!ほら、そこに暇そうな女の子いるし(チラッチラ
岸浦:(苦笑)
鏡宮:じゃあそこ連れて行きます(笑) 竜也君はもう部屋から出て行った?
KP:そうですね。早口に君にお礼を言って、そそくさと出て行っちゃいます。
鏡宮:ではその後で岸浦さんに電話をかける。
岸浦:「あー、はい、もしもし」
鏡宮:「もしもし、岸浦さん?」
岸浦:「お、結ちゃんか。なんだい?」
鏡宮:「ちょっと買い物に付き合って欲しくてお電話したんですけど。実はこうこうこういう理由で…私だけじゃ、男の子とふたりで買い物するのはちょっと、ね」と岸浦さんに事情を説明します。
岸浦:「なるほど…あなたの弟も幸せものだねぇ」
鏡宮:「まぁね~。別に私はそんなこと気にしてないんですけどね!アイドルは恋愛禁止ですし~☆」
藤本:煽るなよ(笑)
岸浦:「べ、別にそういうつもりで言ったわけじゃないんだがな…」
鏡宮:「あれれ~?そういうふうに聞こえちゃったんですケド(笑)ところで岸浦さんはそういう話はないんですかー?」
岸浦:「いやねぇ…全くないよ~。こんなオカルト趣味の女によって来る男なんているのかねぇ」
鏡宮:「え~?私、そういうの好きですよ?私の本棚にもそういう本、いっぱいありますよ」
岸浦:「あぁ、そうだな…ありがとう…。じゃあ、また後日」
鏡宮:「は~い」って感じで電話を切ります。
KP:アイドルの部屋の名状し難い本棚とか嫌だ…。
岸浦:いや、私の出してる本はさすがにそこまでのレベルには行ってないと思われ。
KP:(いってたら怖いわ!)はい、ではあなた達は12月20日、火曜日ですね。その日の夕方に駅前モールに行くことを約束します。特に何もないと思うので当日まで時間を飛ばしますね。
鏡宮・岸浦:はーい。
KP:では当日。君たちと竜也君はお買い物に行きます。あ、ちなみに今更なんですが、今回のセッションではラブコメをやるって私に喧嘩を売r…げふんげふん宣言してくれた人がいました(笑) というわけで、皆さん。NPCは大切にしてあげなさいね?
岡本:はい!(いい笑顔) みんな分かった?
藤本:あんただよ!
岡本:だから、NPC殺さないように手伝ってよ~~~!
一同:(笑)
KP:うん、頑張れ。さて、君たちは手のかかる弟にあれやこれやと助言をしてプレゼントを買うわけですね。
藤本:この弟、選んでもらったプレゼントにいちいちケチつけるんでしょ?選んでくれって頼んどいて。
一同:うぜぇ(笑)
KP:や、やりそうだ…(笑)
鏡宮:ケチ付けられるたびに「やっぱ私の作ったアクセサリーじゃ駄目?」って返すよ。
KP:この姉弟(笑) では買い物を終え、そこそこ遅くなったので夕飯もフードコードで適当に済ませて帰ろうとした君たちは、モールのエントランスを出たところの広場であるバンドがゲリラライブをやっているのに気づきます。このバンド、竜也君の好きなバンドです。
鏡宮:ほう。
KP/竜也:彼はそれを見て「あれっ、ゲリラライブなんかやってたんだ。なぁ姉さん、ちょっと見ていってもいいかな?」と君に尋ねるよ。
鏡宮:「ん、いいよ」
岸本:「まぁちょっと聴いていくか」と私もついて行きます。
KP:このバンドはそこそこに知名度のあるバンドです。そうだなぁ、現世で言うと…サカ●クションぐらい?
藤本:やべぇ!結構有名だぞ!
岸本:ってことは、広場は人混みでまともに機能してないんじゃ?
KP:そうですね、結構な人の数です。しかも開始から少し時間が経っているようで、君たちは後ろのほうからライブを見ることになる。現在時刻は20時ごろです。それからしばらくライブが続くんですが…ふたりとも、<聞き耳>をどうぞ。
岸浦:僕ら<聞き耳>持ってないんですけど…。
<聞き耳>
鏡宮(25)→45 失敗
岸浦(25)→63 失敗
KP:んー…じゃあ<芸術:歌唱>でも振っていいよ。
<芸術:歌唱>
鏡宮(90)→89 成功
岸浦:あっぶねえ!
KP:では君は、バンドが奏でる旋律に違和感を感じます。どうも余計な音が混じっているような気がする。…おふたりさん、1D100振ってくれる?
<POW対抗vs14(目標値はPLには秘匿)>
鏡宮(55)→55 成功
岸浦(50)→33 成功
KP:(ふむ…、引っかからなかったか。) では、鏡宮さんの袖を竜也君が引きます。
KP/竜也:「なんか…頭が痛い…」
鏡宮:んん?「人混みの中にいるからかなぁ?ちょっとここから離れましょう」
KP:じゃあ、ちょっと広場の後方へ下がるわけね?
鏡宮:うん。岸浦さんも連れて行きますよ。「ごめん、ちょっと竜也が頭が痛いって言ってるから…」
岸浦:「そうか?なら大事にした方がいい。家にすぐ帰ろう」
鏡宮:うーん…変な音が混ざってるとは言われたけど、それだけで深入りしようという気にはならないとは思う。
KP:違和感はそれほど大きいものではないです。音楽に精通している人が聞いてやっと「ん?」と思う程度。で、君は竜也君を連れて広場の後ろの方へ離れようとするわけだが、人が多くて身動きが取りづらく、あまり進むことはできない。やがて竜也君は頭痛が酷くなったのか、その場にしゃがみこんでしまいます。
岸浦:「お、おい、大丈夫か?弟君」
KP:返事は返ってきませんね。
鏡宮:動けないレベルでヤバい感じだったら、周りの人に「すいませーん道開けてくださーい」とでも声をかけて連れて行こうとします。
KP:では<目星>をお願いします。
藤本:ここで目星…!?
<目星>
鏡宮(70)→76 失敗
岸浦(25)→18 成功
KP:では岸浦さんは周囲の人達に道を開けてもらおうとあたりを見回すんですが、周囲の人々ほとんど全員が、口を開けてぼーっとした顔で虚空を見つめています。
岡本:あっ…これ気づいちゃダメなやつ?
KP:そしていつの間にか、バンドの音楽も止まっている。というのも、バンドメンバーも手を止めてぼーっとしているからです。
岸浦:あれ…。結ちゃんと弟君がこの異変に気づいている様子は?
KP:さっきの<目星>は君しか成功しなかったでしょう?なら、竜也君はそもそも今それどころではないし、鏡宮さんはそんな状態の弟を早く移動させようとするので手一杯みたいだね。
岸浦:「おい待て、この広場はなんかおかしい」
鏡宮:「えっ?」 声をかけられたなら、異変に気づいていいですよね。「これは…どういうこと?」
岸浦:「分からんがとりあえずおかしい。ここから離れよう」
KP:では…離れよう、と言った君たちの向かっている先、広場の一番後方。そこで爆発が起きます。
PL一同:(;・∀・)!?
藤本:リア充爆発した!?早すぎるよ!まだクリスマスにもなってねえよ!
鏡宮:ま、まぁまだ爆心地にリア充がいたとも限らないから…(汗)
KP:さぁ、幸運をどうぞ?(いい笑顔)
藤本:開幕から殺しに来てるぞ!
KP:今日は殺意高めでいくと申し上げたはずです。
<幸運>
鏡宮(75)→79 失敗
岸浦(70)→31 成功
岸浦:えええええアイドルが!!!!
KP:では鏡宮さんめがけて岩の破片みたいなものが飛んでくる。回避振っていいよ。
<回避>
鏡宮(20)→65 失敗
岸浦:かばうことってできる?
KP:かばう場合はDEX対抗なんだけど…岩にDEXも何もないから、代わりにDEX×5で。
<DEX×5>
岸浦(50)→46 成功
岸浦:おお、なんとか成功。じゃあ「危ない!」と言って鏡宮さんをかばいます。
KP:では…1ダメージ喰らってください。
岸浦:はい。「大丈夫かい?」
鏡宮:「ちょっ、ちょっと!朔夜さんこそ大丈夫!?」
岸浦:「なに、大した傷じゃないさ。それよりも君が怪我をするほうがまずい」
KP:朔夜さんイケメン…!
岸浦:まぁ、もともと男の予定で急遽女になったキャラですし(笑)
鏡宮:カバーありがとうございます。朔夜さんが怪我したし、竜也もいるので、とりあえずその場を離れたいですね。
KP:ふむ。(爆発した方は確認しないか…。)では爆発によって、それまでぼーっとしていた周りの人もはっと我に返った感じで、広場はにわかに混乱に包まれます。広場の周辺に配備されていた警備員たちが、騒ぎを落ち着かせようと誘導なんかを始めますね。
鏡宮:ならその誘導に従います。
KP:警備員の人は岸浦さんが怪我をしているのを見て「救急車を呼んでおりますので、念の為に病院で検査を受けてください」と言うよ。鏡宮さんたちも同行できます。
岸浦:「分かった」
鏡宮:竜也の方はどう?彼も病院に行ったほうがいいとか言われる?
KP:ええと、竜也君はですね、いつの間にか顔色はよくなってます。
鏡宮:ふーん?じゃあまあ、朔夜さんに付き添って病院に向かいましょうか。
KP:救急車に乗り込む前に、最後にふたりとも<目星>をどうぞ。
<目星>
鏡宮(70)→73 失敗
岸浦(25)→34 失敗
KP:ふたりとも、特に何も気づかなかったね。ではシーンを切ります。
0-2. 後ろ暗いことたくさん
仕事のために友人の鈴木を尋ねることになった、法律家を装ったヤクザの藤本。鈴木はとある不穏な事件を追っていた。何か含みのある様子の友人を気がかりに思いながらもその場をあとにした彼は、偶然通りがかった闇医者の音虎と共に帰路についたのだが…
KP:では、続いて藤本さんの導入行こうか。
藤本:場所は?
KP:今抱えてる仕事の取引先です。頼まれていた資料を持っていくお仕事で、目的の建物についた場面から始めましょう。今回の取引相手は出版社で、一部の上役たちは君たちの組織の正体というか、裏を知ってるというわけ。
藤本:ふむ。
KP:ほとんどの下っ端たちはそんなこと知らない普通の社員たちだけどね。会社自体は真っ白ではないです。
藤本:資料を届けに行く相手は下っ端なの?
KP:ええと…はい、応対してくれるのは後ろ暗いところのない、真っ白な社員さんです。
藤本:ってことは、俺の見たことない奴か。
KP:そうだね、初対面の人だ。ただ、君の知り合いの人の後輩だということは知ってる。
藤本:なるほど。
KP:では、君が指定された部署に書類を持って行くところからRPスタートしよう。もともと君に書類を頼んだのは君の知り合いの人だったんだけど、受け取りにはその人の代わりに真っ白な後輩ちゃんが応対してくれます。名前くらいは君も知り合いから聞いているでしょう。彼女の名前は絹井 陽子さんといいます。
藤本:ふむ。ちなみに、俺の知り合いだという先輩さんの名前は?
KP:鈴木さんといいます。鈴木 誠司さん。
藤本:モブだ。いかにもモブ臭い名前だ。
KP/絹井:モブ言うなし。「あぁ、資料を持ってきてくださったんですね。お疲れ様です」
藤本:「こちらが性急にと頼まれていた資料です」と資料を渡します。
KP/絹井:「ありがとうございます。はい、確かに確認しました。 …あっ、ごめんなさい。本当は先輩が受け取るはずだったんですけど、先輩はちょっと今別件で立て込んでて…」
藤本:…その別件とやらは、俺は知ってますか?
KP:いや。君は、彼が今何を担当しているかは聞いてないね。
藤本:「別件?私は聞いておりませんが…」
KP:ちょっと補足しておくと、鈴木さんはこの出版社で働く記者です。そして彼はあなたの本当の顔を知ってるよ。
藤本:ってことは、鈴木には古島(本名)で呼ばれてるのか…。
KP/絹井:「先輩は今、連続転落死事件について調べてるんです。事件のことはご存知ですか?」
藤本:KP、その事件について私は知っていますか?
KP:<知識>で判定どうぞ。
<知識>
藤本(80)→40 成功
KP:成功か。ではあなたはニュースか何かで少し見たことがあるのでしょう。連続転落死事件は12月に入ってから起こってる事件で、一週間に1人~2人くらいのペースで転落死が相次いでいる、というものです。
岸浦:どこからの転落?
KP:いろいろっすね~。マンションの上からとか…
藤本:崖の上から、とか?
KP:いや、大体が建物の上からだね。建物の高いところから。
鏡宮:まぁシティですしね。
KP/絹井:彼女はこういうふうに言葉を続けます。「他殺の可能性が薄いってことで、警察のお偉いさんたちは偶然に事故や自殺が連続して起きただけだって結論づけちゃったみたいなんですけど。鈴木先輩や他の出版社の記者さんの中には、まだこれらの事件が関連してるって線で調べてるみたいです」
藤本:…ううん、それを聞いて、KPが俺にどうしろと言ってるのか…。
KP:まあ、ただの世間話だと思って聞き流してくれていいよ。(今はな。)
藤本:いいのか(笑) まぁ自分もニュースでちょっと見たくらいだし、特に何も言えねぇかな。
KP:何も言えねぇか(笑) じゃあ君はそんな感じで彼女と軽く雑談を交わしたあと、部署を後にするわけだね。
藤本:言われた以上のことには手出しはしないよ、この人。
KP:そうですか。…では君は部屋を出てフロアの廊下を歩くんですが、廊下の途中に休憩スペースがあるんです。自販機とか置いてあるようなとこ。その一角にベランダがあるんですが、そこに鈴木さんが立ってる。
藤本:ほう。
KP/鈴木:彼は君を見つけてベランダから上がってきます。「やぁ、久しぶりだな。景気はどうだ?」
KP:私はさっき絹井と会話したばっかりなんですよね?なら「なんだ、鈴木。いたのか」と。
KP/鈴木:「ああ、別の部屋で仕事をしていたんだが、一服にな」
藤本:なるほど…ええと、連続転落死について、警察は動いてるんでしたっけ?
KP:いや、動いてないよ。
藤本:さすがクトゥルフ世界の静岡県警。無能。
鏡宮:静岡…(苦笑)
藤本:「それで、お前の仕事とやらは順調に進んでるのか?」
KP/鈴木:「ぼちぼちだな。情報は出てきていなくはないんだが…」と彼は言葉を濁します。
藤本:うーん…、鈴木が何か言いたいことがあるけど黙ってる感じなのかを確認しておきたい。心理学を振りたいです。技能値は85。
KP:オーケイ。あ、<心理学>は他の技能とは違い、PLの宣言を受けてKPがシークレットでダイスを振り、結果だけを描写で伝えます。
<心理学(達成値は秘匿)>
藤本(85)→87 失敗
KP:ふむ…。じゃあ君は、彼が難しい顔をしているなぁと感じるね。
藤本:難しい顔をしている、か。…今この場では特にそれ以上追求はせず、立ち去ります。
KP/鈴木:了解。では彼は「お疲れ様」とだけ言って、またベランダへ煙草を吸いに戻りますね。
藤本:藤本本人的には何か引っかかってる感じ。でも、何も言わない。
鏡宮:さっきからKPがベランダベランダ言ってんだけど…この人この後落ちない?
岸浦:お、同じく不安…。
KP:では藤本さんは出版社のビルを後にします。で、ビルを出て、ちょうど歩き出そうとしたところで…音虎さん通りがかって。
音虎:通りがかって、って…(苦笑)
KP:だって導入に困ったら通りがからせろって言ってた。KAZZ-I君が。
藤本:俺か!言いましたけど(笑)
音虎:じゃあたまたま散歩してて通りがかります(笑) 「おや、藤本さんじゃないですか」
藤本:「おや、先生。どうしたんですか、こんなところで」
音虎:「ちょっと暇なんで散歩してたんです」
鏡宮:先生暇なのか。さすが闇医者。
KP:あっ、言い忘れてたんですが、現在は鏡宮さんたちの導入と同日、20日の21時頃です。
藤本:あれ?ってことはそろそろインスマサ●ナクション?
KP:インスマサカナ●ションは20時だからもう済んでるよ。それの一時間くらい後の話。
鏡宮:インスマサカ●クション言うな(笑) 時間的にはちょうどこっちが病院についた頃か。
藤本:じゃあ俺は仕事を終えたらそのまま帰りますね。ってかこの医者なんでこんな時間に散歩してんだ。
KP:コンビニでも言ってたんじゃないの?それで、思いがけず会った君たちは世間話をしつつ夜道を行くわけだけど…少し歩いたところで、聞き耳振ってくれます?
<聞き耳>
藤本(55)→68 失敗
音虎(95)→44 成功
KP:では音虎さんは、君たちがさっき歩いてきた方向、つまりビルの方から、何か重いものが落ちる音と誰かの悲鳴を聞きます。
PL一同:あっ…(察し)
藤本:俺には聞こえてない!
音虎:「今、何か悲鳴が聞こえたぞ」と後ろのほうを見ます。
藤本:「えっ…?」この人は医者故に向かわないわけには行きませんよね?
KP:それはPLの自由だよ。不真面目な闇医者だというのなら放置してもいいけど。
音虎:まぁ…向かってみます。
藤本:一応、組の縄張り内で騒ぎがあっても面倒なので、俺も行きます。
KP:了解です。では君たちが来た道を戻るとですね、ビルの前で出版社の社員たちが数人集まって騒いでいる。今いるところからでは詳細は分からないので、よく見たいなら近寄って見ればいいんじゃないかな!
藤本:野次馬っぽい感じで「一体何があった!?」と近づいてみます。
音虎:社員とは面識ないし、藤本の後ろからついて行きます。
KP:では君たちが人混みを掻き分けて、中を見てみるとですね…。その中央には、アスファルトの上に横たわる鈴木の姿が見えます。ただし…彼の身体はあちこちがぐにゃぐにゃに曲がっていろんな方向を向いており、頭が割れて脳漿やら眼球やらその他砕けた肉片が、無残にもぶちまけられてしまっているわけです。さぁSANチェックのお時間だぜ!!
<SANチェック>減少値0/1D4+1
藤本(60)→69 失敗 減少値2(58)
音虎(60)→59 成功 減少値0(60)
KP:今更ですが、初めての人もいるのでSANチェックについて説明をば。SANチェックは現在の正気度を目標値にします。つまり正気度が減れば減るほど失敗しやすくなります。で、一度のチェックで5以上減って<アイデア>に成功しちゃうと一時的狂気、1時間以内に現在正気度の1/5以上減ると不定の狂気に陥ります。
岸浦:鏡宮さん<アイデア>高いから、5以上減ったら即発狂だなぁまずいなぁ…。
KP:(自分の心配はせんでええんか…。)…てな感じですが、ふたりはどうする?
藤本:「す、鈴木っ…!!」医学の心得は無いので、先生にどういう状況か見てもらおう。
KP:死体に対しては<目星>か<医学>が振れるよ。
音虎:じゃあ<医学>で。
藤本:俺は<目星>振る。
<医学>
音虎(85)→92 失敗
<目星>
藤本(65)→29 成功
音虎:うぉぉい92かよ!ぐちゃぐちゃすぎて何も分かんなかった…。
KP:そうだね。悲惨な転落死死体だという以外に何も思わなかったんだろうな。
藤本:おいヤブ医者ぁ!(笑)
KP:そりゃあ医療事故も起こすわ。で、藤本さんはですね、まず、彼の着衣がやや乱れていることに気づきます。事故でするっと落ちたんじゃなく、何かと掴み合いしたような感じ。
藤本:893の勘じゃねーか!
岡本:さっすがやーさん。
KP:また、少し離れたところに真新しい煙草が落ちていることに気づきます。<アイデア>どうぞ。
<アイデア>
藤本(65)→42 成功
KP:では、その煙草は鈴木がついさっきまで吸ってたのと同じものだと気づく。気づいたことはそんな感じっすね。何か反応はある?
藤本:これで中の人的には転落死に結びついたけど…おいおいこれは…。「転落死は転落死かもしれねぇが、少なくとも、俺には自殺には見えねぇな…」と。状況が状況なので、ちょっと素が出ちゃってる喋り方になってる。
KP:なるほど。そうやって君たちは死体を調べていたんですが…。ふと後ろを振り向くと、ビルの入口の自動ドアが開いて、絹井さんが走ってきます。
藤本:ロール要らないんですか?
KP/絹井:まぁイベントだからね。「そんな…!先輩っ!!」と叫びながら、彼女は悲痛な顔で君たちの方へ駆け寄って来ます。
藤本:これは…NPC強制発狂かな?
KP:発狂するかどうかはこっちでシークレットで振って決めるよ。
<SANチェック>減少値1/1D6+1
絹井 シークレットダイス(以降SDと省略) (40)→86 失敗 減少値3(37)
KP:(…発狂には至らずか。)では彼女は呆然と変わり果てた姿の先輩を見つめ、肩を震わせて泣き出します。何か言ってあげてもいいし、特に何もないなら放っておいてもいいよ。
音虎:な、何も言えない…。
KP:そうかい。その内誰かが通報したのか、救急車と警察がやって来ます。
藤本:あ、俺らが呼ぶ前に来ちゃった。まぁいいや。あんまり警察と関わりたくはないし、さりげなく立ち去りたいような気もするけど…。
KP:ふむ、では社員のひとりが、君が鈴木の名を呼んだのを聞いてか、「鈴木さんのお知り合いですか?」と尋ねてくるよ。
藤本:「ええ、まぁ。そうですが…」
KP:(ああどうしよう、職業に合わせて導入アレンジしたせいでこのあとどう続けるか思いつかない…。)…んで、警察がやってきて、「誰かこの方と最後にお話された方はいらっしゃいませんか?事情を伺いたいのですが…」と周囲に呼びかけていますよ。
藤本:俺が鈴木と喋ってたのって、時間的には結構すぐなんですよね?
KP:そうだね、すぐだね。あなたが話を聞いてから、10分くらいしか経ってないんじゃないかな。
藤本:「最後かは知りませんが…10分ほど前に話しました」と伝えます。
KP:了解。じゃあ「状況などを伺いたいんですが、よろしければ来て頂いてもいいですか?」と訊かれます。
藤本:この場で話をすることはできない?
KP:んー…状況的に病院で話をして欲しいんだよなぁ。
藤本:病院かぁ…。じゃあ俺は従う。893ということは割れてない!闇医者はどうする?
音虎:どうしよう…?
KP:君も近くにいたということで、なんか勘違いして一緒に連れて行かれるってことでいんじゃない?(雑)
音虎:連れて行かれた(笑)
KP:うん、ちょっと無理矢理な気もするけど…(だって探索者の中に893いるとか予想してなかったし…)。そんな感じで君たちも病院に連れて行かれました。以上!シーンを切ります。
藤本・音虎:はい(苦笑)
0-3. どっちが不審者だか分かりゃしない
買い出しの帰り、夜道を歩いていた岡本と前田は、自分たちの方に向かって走ってくる足音を聞きつける。現れたのは、酷い怪我を負った女性だった。戸惑う2人に、彼女は呟く。「お願い…あの男に渡さないで…」
岸浦:最後は浮浪者と旅人?
岡本:放浪者!旅人だから!
KP:じゃあ、ふたりで夕飯の買い出しにでも行ってたってことにしてもらおうか。つっても、かなり遅い時間なんだけど…。
藤本:何時?
KP:22時。
藤本:こっちがわのイベントとっくに終わってるやん!
KP:まぁそうなんだけど、事情聴衆とかその場でやって大分時間かかったということで時間合わせるから。
前田:買い物は歩きですか?
KP:歩きです。自由にお喋りしてくれていいよ。RPは大事です(キリッ)
前田:「買い物手伝ってくれてありがとう」
岡本:「あぁいいよ。俺だって大貴のところの教会貸してもらってるし」
KP:教会ごと!?酷い言いぐさだ!せめて部屋って言えよ…。
鏡宮:ま、まぁ中世とかの教会はそういうところですし…。
前田:ええと、教会ってキッチンあります?
KP:そりゃあるんじゃない?君の家というか居住スペースがついてるわけだし。
前田:なら…何にしよう?「今日の夕飯はカレーだよ」
藤本:定番だな。
岡本:「あぁ~、またカレーかぁ…。最近カレーばっかりだよね」
KP:居候のくせに文句言うな!(笑)
前田:「嫌なら他のにしてもいいんだけど…」
岡本:「んなわけねーじゃん!大貴のカレー美味しいから大好きだよ」
藤本:平和だなー(棒)
鏡宮:隠し味は、ヨーグルト!
KP:もうそこで2人でラブコメしてろ。…さて、君たちがそんな風に話しながら、教会に向かって家路を辿っているとですね。<聞き耳>お願いします。
<聞き耳>
岡本(85)→16 成功
前田(80)→46 成功
KP:では、誰かが走ってくる音がします。君たちが歩いている道から一本入った路地からですね。こちらに近づいてくる。
前田:とりあえず立ち止まります。「なんか、誰か走ってくるな」って感じで。
岡本:そっちを見ます。
KP:では見てみると、女性が走ってくるのが見えます。
岡本:(ガタッ)
藤本:注目するとこそこじゃねーよ!少なくとも今は!
KP:ただ…走り方が何だかおかしい。
岡本:奇行種…?
岸浦:奇行種言うなよ(笑)
鏡宮:どこぞの格ゲーキャラみたいにドカドカ走ってくるんじゃない?
KP:(す、好き放題言いやがって…。) そうだなぁ…、怪我をしてるんじゃないかな、という感じ。
藤本:け、怪我人だー!ドコドコドコドコ!
岡本:それ絶対怪我人じゃない(笑) …えっと、「なんか向こうから人が走ってくる」
前田:じゃあ話しかけます。
KP:どっちが話しかけるの?
岡本:(チラッ)………あ、どうぞどうぞ。
前田:え…いいのかな?
岡本:全然いいよ。何の問題もない!
前田:「そこの方、どうされたんですか?」
KP:君が話しかけようとすると、女性は君に倒れかかるようにして転びかけます。役得だね!
岡本:うわぁ~~~!(頭抱え) 話しかければよかった…。
前田:…回避振ったほうがいいの、これ?
一同:えっ酷い!
岡本:じゃあ、かばう!
KP:いいよ(笑) DEX×5に成功したら彼女を受け止められることにしよう。
<DEX×5>
岡本(45)→88 失敗
岡本:…何もなかったです。
鏡宮:フラグなんてなかった。
岸浦:大丈夫、キャラの方向性としてはおいしい!
KP:なにこの三枚目…。
前田:じゃあ仕方ないので受け止めます。
KP:仕方ないとか言い出した!? まぁ君がもともと話しかけようとしてたんだし、ロールなしで受け止められます。女性は君に倒れかかる。彼女は肩に酷い怪我を負っています。
藤本:肩に矢を受けてしまってな…。
岡本:「その肩の怪我はどうしたんですか?」
KP/女性:彼女は半分意識が飛んでいるのか、その問いには答えず、うわごとのように「お願い…あの男に渡さないで…」と呟きます。
藤本:あの男?誰だ?
岸浦:なんか怪しい…。
岡本:「大貴ー、この女の人どうする?病院につれてく?それとも、教会に持って帰る?」
KP:教会に持って帰る!?
藤本:持ち帰る言うなよ!
岡本:「じゃなくて、教会で治療してもらう?」
岸浦:教会に治癒能力は無いだろ。とりあえず応急手当持ってるなら、使ってあげれば?
藤本:応急手当してから病院つれてってやれよ。
KP:そんな問答をしていると、彼女の手から何かが落ちます。
藤本:ボトリ(低音)
KP:勝手に効果音つけんな!そんな重い音しねぇよ!パサって感じで、落ちたのはノートです。
前田:自分は女の人を支えてるので、動けないかな。
岡本:じゃあそれ拾っておきます。
KP:では君だけ<目星>をどうぞ。
<目星>
岡本(25)→20 成功
KP:おおー、成功したか(いい笑顔)。では、ノートには写真が挟まれていたようで、それが落ちます。で、君はそれを見ます。写真には、黄ばんだ本のようなものが写っている。写りがそんなに良くないので、タイトルについては日本語ではないことくらいしか分からないでしょう。で、表紙にはこんな紋章が描かれています。(そっとメモを渡す)
岡本:「大貴、こんな写真が入ってたんだけど…」(メモを渡す)
前田:…これ見ていいもんなのかな?
岡本:分かんない…(笑)
KP:(描写する前に見せられてしまった…。) 本の装丁は黒くて、そこに白く刻んだようにその紋章があります。…で、それを見た君たちは、背筋が凍るような不吉な感覚に襲われます。というわけでSANチェックだ!
<SANチェック>減少値0/1
岡本(60)→91 失敗 減少値1(59)
前田(55)→08 成功 減少値0(55)
藤本:それSANチェックしてから見せるかどうか決めさせるべきだったよね。
KP:いや、だって、私が言う前に渡しちゃうんだもん…。
岸浦:写真見ただけでSANチェックって…。
藤本:いやーメタ読みがはかどりますわー。
KP:まぁ私はメタ推理は禁止しないので好きにしてくれればいいが…。
前田:救急車を呼んで、待ってる間に<応急手当>してもいいですか?
KP:いいよ。<応急手当>どうぞ。
<応急手当>
前田(80)→41 成功
KP:では君は女性の怪我を手当してあげます。でも、彼女の意識はまだ戻らないね。…さて、そんなことをしていると、また足音が聞こえてきます。今度はゆったりとした足音です。そして君達の前に、さっき彼女が来たのと同じ方向から、今度は男が現れますね。
岡本:なんか来た!
前田:これは…まずい系?
藤本:さっきの状況からするとそうかもね。
KP:彼の顔は街灯の光がちょうど逆光になっててよく見えません。
岸浦:顔を見せないって時点で嫌な予感しかしない。
藤本:コ●ンの犯人みたいな黒塗りなのか。
鏡宮:あのやたらスレンダーなのに正体割れた瞬間デブになったりするやつな。
KP/謎の男:彼は君たちを見て、抱えられている女性を見て、「…やれやれ。アレを殺すなんて、見かけによらずとんでもない女だ」と独り言を言います。
岸浦:…この女の人戦闘要員なの?
KP/謎の男:そして、「私はそのノートに用があるんだ。こちらに渡してくれないか」と岡本さんの方を見ます。
岡本:はぁ…なるほど。やだ。「…このノートが何か知ってるんですか?」
KP/謎の男:「少なくとも、君たちよりはずっとよく知っているよ」
岡本:「教えてください」
KP/謎の男:「…世の中には知らなくていいこともある。私とて一般人を巻き込みたくはないんだ。事情も知らないのに、邪魔をしないでもらいたい」
藤本:こいつ自分が一般人じゃないと暴露したぞ!怪しい、殺せ。
岡本:「…すいません。このノートは、この女の人が落としたものなので、渡せません」
KP/謎の男:「それはもともと私が彼女に頼んでいて、貰う手はずになっていたんだ」
岡本:「では、この人が目を覚ましたらまた来てください。」
KP/謎の男:「そんなに待ってもいられないんだよ。…あまり渋るようなら、本意ではないがこちらにも考えがある」
藤本:そろそろ救急車来ないんですかね?
KP:おやぁ?救急車遅いですね?(いい笑顔)
藤本:もう病院が来いよ!救急車以外のもんは呼んでないんだっけ?さっき一緒に呼ぶべきだったね。
KP:別に男の目の前で電話かけてくれてもいいのよ?
岡本:救急車早く来てよ!この男怖いよ! 「よし、大貴、逃げよう!」
藤本:担いで逃げるなら、STR対SIZで判定ですよね。
KP:そうだよ。女性のSIZは…8です。人間の最低値。
岡本:なんだ合法ロリか。俺STR10あるし、運んで逃げよう。
KP:とその前にですね…君たち、1D100振ってください。
<POW対抗vs14(目標値はPLには秘匿)>
岡本(40)→77 失敗
前田(35)→43 失敗
KP:では…君たち2人は、突然上から押さえつけられたかのように、自分たちの身体が酷く重くなるのを感じます。立っていられないくらいに。
藤本:えーと、さっきのライブのも同じ値でのPOW対抗だとすると、相手のPOWは…。
KP:メタ読みこわ…あいつ早めに殺そ…。
鏡宮:『あいつ怖いから吊っとこ』…って、人狼じゃないんだから(笑)
岡本:うぅ、よく分からないけど身体が重い!座り込みます。
前田:こっちも、動けないので動きません。
岡本:救急車マダー?
KP/謎の男:救急車はまだ来ませんよ、だってKPが呼ぶから!…君たちの身体はどんどん重くなっていきます。やがて身体を支えているのも困難になり、岡本さんの手からノートと写真が落ちる。男は平然とそれらを拾い上げます。 「全く、手間をかけさせてくれて…。まぁいい。今日のことは忘れるといい」と言って、彼は去っていきます。
岸浦:あれ、女の人放置?
KP:放置。ノートと写真は持って行かれちゃいます。
岸浦:写真に写ってた紋章は覚えたことにしてていいんですか。
KP:うん。ただし、誰かに伝えたい場合は、ちゃんと思い出してスケッチできるかどうか<アイデア>してもらわないといけない。
藤本:<芸術:絵画>じゃなくてもいいのか。ゆるいなぁ。
KP:誰も持ってないから仕方ないね。そして、君たち二人は身体の重さに耐え切れず、意識を失います。
岸浦:意識不明が3人に!
岡本:「うっ…」 ま、まぁそのうち救急車来るし。
KP:はい、というわけで救急車来ました(笑)
岡本:遅ぇんだよ救急車ァ!
鏡宮:静岡は警察に加え病院まで無能か…。
KP:救急車、今日はいろんなところに呼ばれて忙しかったんだって!
岸浦:だろうね。
KP:君たちは「大丈夫ですか?」という声で目を覚まします。女の人もまだそこに倒れていますよ。
岡本:てことは、まだ病院じゃないのか。
藤本:もう女の人と一緒に病院に運ばれろよ。
KP/救急隊員:心配しなくても嫌でも運ばせる。救急隊員たちは「何があったのかは後で伺いますが、とりあえず病院に行きましょう」と君たちを救急車に乗せ、病院に向かうわけです。というわけで、以上!このシーンは終了です。
前田:はーい。
KP:これで全個別オープニング終了ですね。やれやれ…。
0-4. 病院内ではお静かに
夜の病院にて合流を果たした探索者たち。懐かしい面々に出会ったり、初対面同士自己紹介をしたりと、和気藹々()と話は弾む。そんな中、絹井は藤本に、竜也は姉に、自分の感じた異常について打ち明けるのだった。
KP:はい、では想像はついてると思うけど君たちは同じ病院で合流するわけだね。
藤本:待合室かな?
KP:そうだね。前二組は事情聴取が終わってて、岡本さん前田さんも「意識は失ってたけど外傷は無さそうだし、何だったんだろうね?」って感じで放置されてる。
前田:ひどい。
岡本:さすが無能。
鏡宮:合流の仕方は、偶然見かけるとかで良いんですかね?なら、病院の廊下で岡本さんあたりを見かけることにしますか。
岸浦:あ、一般人にバレない程度の変装というか、サングラスぐらいかけさせてもらえないですかね?
KP:(なるほど、鏡宮さん岸浦さんはそれなりに有名人だから、そこは心配するよな。)…それについては、さすがに22時ともなると救急の時間だし、君たち以外に人はいないことにしようか。一般人に見咎められる心配はないよ。
岸浦:はーい。
鏡宮:ではRP。岡本さんを見つけましょう。「あれ、そこにいるのって、岡本さんじゃないですかぁ」
岡本:「あれ、鏡宮さん。どうしたんですか、こんな時間に?」
鏡宮:「いえ…ちょっと一緒にいた人が怪我しちゃったのと、弟が少し頭が痛いと言っていたので。そういえば、この前渡したアクセサリー売れました?」
岡本:「うん、いやぁあれホントに評判良くってさ!」
鏡宮:「そうですか、嬉しいです!また新しいの作るんで、取りに来てくださいね!」
岡本:「ありがとうございます~」
藤本:そういえば、周囲に人いない時も芸名で呼ばせてんの?
鏡宮:ん?んー…、どうなんだろ?
岡本:今は大貴君もいるし、ひかりちゃんでいいんじゃないかな。
鏡宮:じゃあそれで行きましょうか。
KP:ではそこ2人は出会ったわけだが、他も合流しないの?どんな感じで情報共有する?
藤本:…なぁ、ちょっと闇医者に提案があるんだけど。
音虎:何だい?
藤本:音虎・岡本・前田のキャラシーの年齢を見てくれ。見事に一致しているだろう。ここを知り合いにすればいいんじゃないか?というわけで唐突に知り合い設定を生やさせて投げる。音虎が気づいて声をかけてくれれば俺はぼっちにならなくて済む!
岸浦:う~ん、さっきの会話にうまく割り込めなかったし、ちょうどどっか行ってたってことにしようかな…。
音虎:じゃあ…えっと、なんて声掛けよう…
KP:ああもう面倒くせえ!もう6人全員集合しろ!KP権限、ハイ集合!
一同:(苦笑)
藤本:「おや先生、お知り合いですか?」
岡本:「ああ、音虎!久しぶり。こちらは、鏡宮ひかりさん」
鏡宮:「鏡宮ひかりです、よろしく(キラッ☆)」…知ってたりはします?
KP:知識で振ればいいんじゃない?
<知識>
藤本(80)→25 成功
音虎(75)→20 成功
藤本:知ってはいるが、あえて口には出さない。
音虎:俺も知ってた。「まさかあなたは…」
鏡宮:「あら、知っててくれてるんですね。嬉しいなぁ」
岸浦:「…お前は自分の知名度をもうちょっと自覚した方がいいぞ」
鏡宮:「なのかなぁ?」
岡本:で、こっちも紹介。「ひかりちゃん、こちらは音虎さん。お仕事は…仕事は…」
音虎:「医者です。医者です」
鏡宮:「お医者さんですか、すごいですね!」
音虎:「んで、こちらが…」と藤本の方を見る。
藤本:では偽造名刺を差し出します。「法律相談事務所の藤本と申します」
岡本:「初めまして。岡本です」
藤本:同じように、その場にいる知らない人全員に名刺を渡します。
岸浦:「ああ、あの相談所の方ですか。いつもお世話になっております」
KP:(そういやそんなコネクションあったな)
岸浦:「…ところで何でお前がいるんだ、この住所不定無職」
KP:貶してるー!?(笑) 突然の犬猿RP!?
岡本:「…作家風情が」
鏡宮:なんでこここんなに仲悪いの?(笑)
藤本:なんで毎回まちさんがGMやるとどっか仲悪いの?
KP:知らんわ!お前らがPLなのが悪いんだろ!
岡本:「岸浦さん!久しぶりですねー」
岸浦:「黙れ、馴れ馴れしいぞ」
岡本:「そろそろひかりちゃんと仲良くすんのやめてもらえませんか~?」
藤本:「…ここは病院ですよ。お静かに」とちょっと殺気立って制します。
KP:威圧ロールしてみる?POW対抗とかで。
<POW対抗vs12>
岡本(50)→24 成功
岸浦(60)→58 成功
前田(45)→71 失敗
前田:あの人怖いなぁ、って見てます。
岸浦:「すみません」と普通に謝ります。怯えはしないけど。
岡本:「うっせえ弁護士!」
藤本:こいつあろうことか喧嘩売ってきたぞ!?
鏡宮:じゃあそこに仲裁しにいきます。「岡本さん岡本さん、いがみ合ってても楽しくなんかないですよっ!」
岡本:「あ~、ごめんねひかりちゃん!藤本さんもすいませんでした」
鏡宮:こっちはロールすら必要なかった(笑)
藤本:なんだこいつはって顔を一瞬岡本の方に向けた…気がする。「いえ…お気をつけ下さい」と。マナーは守ろうぜ?
KP:なんかすごいカオスだけど、まあ合流だし好きにやってくれて構わんよ…(正直ツッコミ追いつかん)
岸浦:そういえば治療は終わってますか?耐久値減ったままってなんというか不安で…。
藤本:そりゃ不安だよな。耐久値めちゃくちゃ少ないくせにダメージは普通に飛んでくるからなこのゲーム。
KP:そうだね。減ってるの1だし、回復しといていいよ。
岡本:「ところで、音虎たちはどうしてこんなところにいるの?」
音虎:「転落事故に遭遇して、事情聴取を受けていた」
藤本:「そんなところだ」と大体の経緯をかくしかで。
岡本:「俺らは…(かくかくしかじか)。急に怪我を負った女の子が走ってきて。」
岸浦:『女の子』というほどの歳なのか…?
KP:まぁSIZ的には歳下に見えるだろうね。あ、ちなみに彼女のAPPは16あります。
岸浦:高え!同等かよ!
岡本:APP16…っと。(メモメモ)
KP:(まぁPL側も6人中最低10最高17とかいう中々の規格外集団なんだけど…)
岸浦:「なぁ神父、こいつの言っていることは本当なのか?妄言じゃないのか?」
前田:「残念ながら本当です」
KP:残念ながら(笑)
鏡宮:こちらも広場であったことを話します。「そうそう、こんな不思議なことがあったんですよ~」って感じで。
岸浦:ライブでの違和感・立ち尽くす群衆・爆発。3行でまとめるとそんな感じ。
岡本:ちなみにライブの後のPOW対抗の時って、PCは違和感感じてたの?
KP:(POW対抗とは言ってないのに…いやまあそうなんだけど!)特に何も感じてないよ。
藤本:ふむふむ、了解。
岡本:では、「そうそう皆さん、こんな模様知ってますか?」と例の印について聞いてみたいです。
KP:ちゃんと伝えられるかどうか<アイデア>してね。
<アイデア>
岡本(55)→73 失敗
前田(60)→35 成功
KP:では前田さんだけ、うまく思い出してスケッチすることができた。ただし見た人は全員0/1な。
藤本:知ってる。問題ないので見ます。
<SANチェック>減少値0/1
鏡宮(75)→64 成功 減少値0(75)
岸浦(70)→41 成功 減少値0(70)
藤本(58)→80 失敗 減少値1(57)
音虎(60)→04 クリティカル 減少値0(60)
藤本:(メモを見ながら)中の人的には予想ドンピシャなんだけど…PCはもちろんこんなものに見覚えは無いだろうな。
岸浦:続けて<オカルト>振って調べるよ。
鏡宮:自分も一応持ってるので振ってみます。
<オカルト>
鏡宮(15)→87 失敗
岸浦(75)→75 成功
KP:おお、1足りた。では岸浦さんは記憶を探るんだが、自分の造形の深い分野にも関わらず、そのマークに該当するオカルトの知識は君には無いですね。
岸浦:『無い』ということが分かったんですか?
KP:そう。『無い』ということもひとつの情報だからね。
岸浦:「なんだこれ…こんな紋章見たことがないぞ」
岡本:「そうかぁ…。さっき話した男の人が、これの写真持ってっちゃったんですよね」
岸浦:「小説の中に帰れとでも言いたい話だな」
岡本:「ほんとに…小説の中帰ってくださいよ(ボソッ)」
KP:だからなんでこいつらこんなに仲悪いの!?想像を絶する仲の悪さなんだけど!?
岸浦:だって歳下のかわいいかわいい友人に近寄ってくる胡散臭い胡散臭すぎる男ですよ?
KP:な、なるほど確かに。…そういえば君らNPCほったらかしだったね。
藤本:えっだって死んでるし。
KP:(死んでない方おるやろ…。)えっと、竜也君は近くにいますよ。成り行きを見守ってる感じかなぁ。あと鈴木さんの件で絹井さんも付き添いで来てます。
藤本:はぁ、こちらから話すことは無いですが。
KP/絹井:じゃあ彼女のほうから近づいてきて話しかけてくるよ。「…鈴木先輩は最後に、藤本さんとお話されたんですよね」とたずねてきます。
藤本:「ええ」
KP/絹井:「私、先輩が自殺とか不注意な事故とかで亡くなるとは到底思えないんです」
藤本:「私もそう思いました。状況が自殺にしては不自然だ」
KP:ああちなみに。鈴木さんは君の裏の顔を知っており後ろ暗いことにも片足を突っ込んでるような人でしたが、口数は多くはないけれど後輩思いのいい先輩でした。絹井さんについても、かわいがっていた後輩という感じで何度か話には聞いたことがあったよ。
藤本:ガラは悪いけど面倒見はいい人?結構現実でもよくいるよな。
KP/絹井:うん。で、彼女は「私…先輩が何かの事件に巻き込まれたんじゃないかと思うんです。先輩の死の真相を突き止めたいんです!」と言いますよ。
藤本:手伝えということかな。まぁこっちも黙ってられないよな。友人殺されてるし。…協力はするかな、どうせ警察動かないんだろ?
KP:警察の中では転落事故という形で処理される流れになってるみたいだよ。一応状況的に自殺はないんじゃないかという感じにはなっているけど。
藤本:893の認識でも警察は無能ってことになってるの?
KP:大してアテにはならんというのが共通認識だな。
藤本:(苦笑) じゃあ「…警察もアテになりませんしね。協力させてもらいましょう」
KP/絹井:うむ、では彼女は「ありがとうございます!」と頭を下げるよ。……さて、一方で弟君の方はどうする?
鏡宮:自分は特にこれ以上ここにいる理由は無いので…弟君は特に怪我してるとかは無いですよね?
KP:うん、してないよ。
岸浦:私もここにいる理由無いんだよね…。
鏡宮:じゃあ、朔夜さんと弟つれて帰ろうとします。
KP/竜也:ではその前に。竜也君が少し離れた場所にあなたたちを引っ張っていって、こう打ち明けます。「なぁ姉さん。さっき頭痛がするって言っただろ?」
鏡宮:「うん。それがどうかした?」
KP/竜也:「あの時、すごく気持ち悪いものが見えた気がしたんだよ。幻覚を見たなんて言ったら、おかしいと思うかもしれないけど」
鏡宮:「幻覚…どんな?」
KP/竜也:「真っ暗な場所にいて、すごく大きな…山みたいなものがあったんだ。で、その山の周りを鳥みたいなものが飛んでたんだけど…。なんかその山がすごく怖くて」
岸浦:鳥じゃなくて山が怖かった…?その山に思い当たるものがあるかどうか、オカルトロールしていい?
KP:いいよ。
<オカルト>
鏡宮(15)→62 鏡宮(15)→87 失敗
岸浦(75)→83 鏡宮(15)→87 失敗
KP:失敗したか。じゃあ特に思い当たらないね。
藤本:成功しても分からなかった可能性はあるがな。メタ読みがはかどるわー。
鏡宮:弟には「悪い夢でも見たんじゃない」と言っておきましょうか。
岸浦:「とりあえず、ゆっくりと休むといい」
KP/竜也:「…あの場所に、何かあるんじゃないかって思うんだよ」
鏡宮:あの場所って言うと…
KP:広場ですね。…そうだな、君は知ってていいだろう。弟君は25日にデートに行くと言ったんですけど、その25日に例の広場のところで、ショッピングモールの壁面を使った3Dイルミネーションイベントがあるんだね。竜也君たちはそれに行くことになってる。
鏡宮:あぁ…弟君のデートの行き先がそこなのね。
岸浦:嫌な予感しかしない。壁面にいろいろ描くってとことか。
前田:と、とりあえずタイムリミットが分かった。
KP:竜也君は普段、そんなようなよく分かんないことで弱気になるような性格ではないです。ただ今日に限って…という感じ。
鏡宮:うーん、でもそれでどうこう言えるような確証も無いですし。「どうしても不安だったら手の打ちようはあるんじゃない?デートの行き先を変えるとか。…まぁそんなに気にするほどのことでもないと思うけどね、私は」と言うんじゃないですかね、私は。
KP/竜也:では彼は「だよな…」と言いつつも、不安の色は消えていない感じ。…まぁ彼からの話はそんなもんですかね。
鏡宮:はーい。
KP:でNPCあともうひとり、白川さんなんですが…あっ。
藤本:白川さん?
KP:ごめん、間違えた。誰だよ白川さんって…(さっき助けた女性の名前なんですが口を滑らせましたなんて言えない)
藤本:さっき助けた人の名前じゃねーの?
岡本:名前聞けてないんですよねー。
KP:(うんまぁバレるよな。)で、神父と居候。君たちに病院の人が「ちょっといいですか」と話しかけてきますよ。
岡本:「はい、どうしました?」
KP/医者:「先程の女性なんですが、命に別状は無いようです。まだ意識は戻りませんが…。おふたりはお知り合いの方なんですか?」
前田:うーん、そういうものなんじゃないかな。というか、知り合いということにしておいた方が良さそう。
KP/医者:「では、彼女の意識が戻ったらまた連絡させて頂きます」
岡本:やったぜ。
KP:どちらに連絡すればいいですかね?(苦笑)
岡本:僕の携帯の電話番号を渡しておきまーす。
藤本:携帯持ってんの?
岡本:持ってるでしょ。200万稼いでんだし。
KP:何してんだろうなコイツ本当に!
岡本:あのアクセサリーほんといい額で売れるんすよー(笑)
藤本:定住しろよ!なんで浮浪者やってんだ!
岡本:旅行者!世界中を旅行しながらあのアクセサリーを売って…幸せやん?
KP:(いろいろと省略しやがった)
藤本:じゃあ宿取れよ。
岡本:その宿がたまたま今教会なだけ。
前田:はぁ…一応自分の連絡先も教えておきます。
鏡宮:この2人のコネクション、欄があったら腐れ縁とか書いてそうだよね。
KP:まあ雑談は置いておいて、NPCからの話は以上ですね。もうこの日の話は打ち切ってくださって構わない。何か話したいことがあるなら今のうちに話しておけばいいんじゃないかな。
岡本:とりあえず連絡先は交換しておこうか?
藤本:俺は名刺に連絡先書いてあるんで。普段用の端末に繋がります。ちなみに893での仕事用の端末をもう一個持ってる。
前田:務めている教会の名前をみんなに教えておきます。ネットで調べれば住所とか出るはず。
藤本:調べなくてもランドマーク的なものになってるんじゃないか?規模でかそうだし。(年収を見ながら)
KP:うんまぁひと通りちゃんと繋がる連絡先は交換したということで、このシーンはこれで切りましょう。
鏡宮:…関係ないんだけど、さっきの幻覚の描写の時に「山の周りを鳥が飛んでる」を聞き間違えて「山の周りに鳥居が並んでる」だと思ってた。
KP:なにそれめっちゃ怖い。
1-1. ~12/21 午前~ 部下とJKと記憶喪失
事件があった夜が明けて翌日、探索者たちはそれぞれが関わった事件について、微妙にお互いの手を借りたり借りなかったりしながら調査を始める。そして岡本と前田の元には、例の女性が目を覚ましたとの連絡が届く。だが、病院に行ったふたりを待っていたのは…
KP:さてでは持ち物も決めてもらって(省略)、次の日から続きやりますよ。調査フェイズ!動き方決まってる人はいるかな?
藤本:調べたいことは決まっているが…組の人動かして調査とかできるのかな?
鏡宮:自分は昨日弟に言われたことが気になっているので、モールを調べに行きたいですね。
岸浦:そこが調べに行くならついていく。
岡本:病院へ行って、女の人の調子を見たいです。
KP:じゃあどっから動こうかな…結局3つに別れちゃったな。(実はやるべき処理ひとつ忘れてたんだよなぁ…)
鏡宮:事件同士の繋がりが薄すぎるもんで…。
藤本:組の中に、自分が指示して動かしても問題なさそうな手下とか、あるいは頼み事したら聞いてくれそうな仲間とかいますか?
KP:人脈かぁ…そうだな、<幸運>か<信用>の好きな方でいいよ。
藤本:じゃあ<信用>で振らせてもらいます。
<信用>
藤本(70)→57 成功
KP:おっけー、成功ね。なら、君には直属の手下君がいるでしょう。
藤本:ではもともと鈴木が調査していたという、連続転落事件について調べるよう言っておきます。中の人は正直あまり信用していないが…。
KP:了解です。あ、ちなみに絹井さんも連絡すれば協力してくれるよ。もともと彼女が言い出したことだし、ほっといても調べるだろうけど。
藤本:あんまり巻き込みたくはないけどね…。にしても、なんでクリスマスにもなってないのにリア充一組キャンセル食らってんですかね?
KP:NPCのリア充は殺せって習っ…なんでもない。で、後輩君をパシリにして、自分は何かやることはあるかい?
藤本:まだ決めてないので、他の人から動いてもらってください。
KP:はい、じゃあ宣言もらった鏡宮さんたちから動こうか。希望がなければ10時ごろから動き始めたってことにするよ。ちなみに今日は21日、水曜日です!
音虎:ということは…25日は日曜日?
KP:そうだね。23日が金曜日だから、三連休や!すばらしい!
鏡宮:まぁ仕事柄平日も休日も無いと思いますけどね。というか、クリスマスに暇してるアイドルってどうなんだ…。
前田:聖職者はクリスマスが一番忙しいんじゃ…。
KP:まあそこはゲーム都合で。アイドルは紅白に向けて英気を養ってるんじゃないの?
鏡宮:この子紅白出れるほどすごいの!?
岸浦:でも<芸術:歌唱>90あるから相当すごい歌唱力だよね?
KP:紅白とはいかないまでも年末に何かイベントあるんじゃない?…そうだ、2人はニュースは見る方かい?
鏡宮:まあ、朝テレビをつけっぱなしにしててニュースが流れてるとかはあるんじゃないでしょうか。
KP:では<聞き耳>か<アイデア>の好きな方でどうぞ。
<アイデア>
鏡宮(90)→67 成功
岸浦(65)→25 成功
KP:2人とも成功か。ご飯食べながらテレビ見てでもいたんだろう。昨日の爆破事件のことがテレビで報道されています。爆発についてなんですが、広場の周囲にモニュメントのようなものが設置されていてですね、そのうちのひとつが爆破されたようです。
鏡宮:ひとつってことは、そのモニュメントは、他にも同じようなものがあるんですね?
KP:あるよ。広場を囲むようにあります。
鏡宮:うわぁ…(察し)
藤本:どんなモニュメント?
KP:えっと、でかいです。形は…そうだな、彫刻っていうか…抽象芸術的な?
岸浦:…それって勝手に爆発するような構造のものなんですか?
KP:しません!アルファコンプレックスじゃねえんだよ!で、ニュースは続くんだが、爆発については、どうやら誰かが爆薬を使って爆破したという見解になっているようです。犯人は行方をくらませており、警察が捜査中というに報道がされてる。そんな感じです。
鏡宮:了解です。ではとりあえずショッピングモールに行ってみます。広場と建物とモニュメントの配置を教えてもらえませんか?
KP:えっとですね、ショッピングモールは横に長い形をしてて、その長辺の側面にエントランスがあり、その前の部分がまるごと広場になってる。で、モニュメントはモールの建物と一緒に広場を囲むような形で9本建ってて、その内のエントランスから一番遠いところに建ってるやつが昨日爆発しました。(図を描きつつ)
藤本:その配置については他の人も知ってていいの?
KP:この街の常識みたいなもんだからね、知ってていいよ。んで、このモニュメントは実は結構最近にできたんだ。12月の頭くらいに。
藤本:はぁ…(図を見ながら)やっぱりそういうことね、メタ読みはかどりますねー!
KP:メタ読みはもういいからぁ!さて、モールに来た2人はどうします?
鏡宮:広場にいて、弟が感じたような変な感じがするかどうか知りたいです。あと、爆発した周辺を見ることはできるのかな?
KP:ふむ、広場は昨日のセットは片付けられており、少しだけ警察の姿も見られますね。モールも開店直後だし、平日ということもあり、あまり人はいません。何を見る?
岸浦:とりあえず、爆発の現場を…。
KP:うん、モニュメントはかなり高く長い形をしていて4mくらいあるんだが、その根本の方を盛大に爆破された感じだな。これはニュースでの情報ってことにしといて。
鏡宮:高いのの根本って…それ倒れません?
KP:爆発したその時は大丈夫だったんだけど、結局危険だってことでそのモニュメントは撤去されたようだね。今はテープで周囲を囲われているだけ。あ、他のモニュメントは残ってるよ。
鏡宮:そのサイズのものを一晩で撤去したのか。仕事はえーな。
KP:まぁ市民の安全のためですからね。市民って変な意味じゃなくて普通に逢方市の市民って意味だからね?
藤本:アッハイ。
KP:では、目星を振ってもらおう。
<目星>
鏡宮(70)→29 成功
岸浦(25)→25 成功
KP:では爆発したモニュメントからちょっと離れたところに、解説のプレート的なものがあるのを見つけます。そこに『廿日市 悠奈氏 制作』と書かれていますね。
藤本:誰やねん。
KP:調べればいいじゃん?
鏡宮:じゃあその名前について調べたいかな。
岸浦:<図書館>なら任せろー!スマホで検索できますよね?
KP:できますよ。<図書館>どうぞ。
<図書館>
鏡宮(70)→03 クリティカル
岸浦(25)→05 クリティカル
KP:は!?ふたりともクリティカルなの?情報…情報…えーっとですね、廿日市悠奈さんという人物なんですが、28歳の彫刻家です。最近現れた新進気鋭の彫刻家ということで、業界の中で注目を集め始めてるという感じ。と言っても、世間的な知名度は高くないですけどね。ジャンルは曲線を主体とした抽象的な作風とでも言おうか。で、クリティカル情報は…、彼女のアトリエの場所がわかったことにでもしようか。市内にあります。
岸浦:アトリエの位置は分かった…けど、突貫する理由にはならないよなぁ。
鏡宮:うちらは別にジャーナリストでもないので、「あなたの作品が爆破されたことについてどう思いますか」なんて聞きに行くわけにもいかないもんな。ジャーナリストならやるかもしれないが…。とりあえずこんなもんで、これ以上やれることがないなら他の連中にシーンを移してもらっていいです。
KP:うむうむ、他にこの場で振れる技能は<化学>…と言いたいところなんだが2人とも持ってないし、言ってしまえば大した情報ではないからここで切ることになるかな。
鏡宮:はーい。
KP:じゃあ他の人達に視点を移そうか。やーさんはやること決まった?どうする?
藤本:鈴木の出版社には、鈴木以外にも裏社会に足を突っ込んでる人がいるんですよね?その中に友人というか、話せるような人はいますか?
KP:うーん、部下じゃないもんな。今回の人脈は<幸運>でのみ振ってもらおうか。
<幸運>
藤本(60)→81 失敗
藤本:失敗。いねぇわ。
KP:鈴木しか友だちがいなかったらしい。
藤本:くっそ、じゃあ路線変更。職場は建前とはいえ法律事務所だし、新聞のバックナンバーとかあると思うんですよね。それ漁って、転落事件について調べたいです。初期値だけど<図書館>いいですか?
KP:(うーん、新聞おいてるかはちょっと怪しいが、向こうから提案してくれたからまぁ良しとしようかな。)いいよ、どうぞ。
<図書館>
藤本(25)→57 失敗
藤本:堂々と失敗。まぁ、こうやって時間が潰れてったわけかな。
KP:うん、午前中いっぱいそれで時間使うことになるね。で、岡本さんたちは午前にやることはある?
藤本:朝はカレー食ったんでしょ?
鏡宮:昨日の残りか(笑)
岡本:病院からの連絡はまだですか?そろそろ目を覚ましたとか。
KP:そうだねぇ…(このイベントは少なくとも午後に起こそうかと思ってたんだけど、ちょっと女神様に訊いてみるか。)
<幸運>
岡本(SD 60)→15 成功
KP:うん、じゃあ病院から連絡が来るな。
岡本:大貴、どうする?
前田:車で送ってくよ。
KP:じゃあ、聖職者とヒモは車で病院へ移動だね。ついた時点で大体11時くらいだよ。
岡本:ヒモ…どんどんレベルが下がっていく…。た、旅人だし!
岸浦:でも年収は200万あるんだよね。鏡宮さんのアクセサリーだけでそんだけってもはや霊感商法なんじゃ…。
岡本:ほ、ほら、アクセサリー売る以外にもいろいろやってるから!
藤本:いろいろ(意味深)。ヤクの売人とかやってんじゃねぇの?
岡本:893さん仕事紹介してくださいよ(笑)
KP/女性:さて…で、病室に案内されます。女の人は目を覚ましていて、ベッドの上で身を起こして座っています。「あなたたちが、私を助けてくださったという方ですね」と彼女はにこやかに言います。
岡本:「はじめまして、岡本です」
前田:「どうも、前田といいます」
岡本:「失礼ですが、お名前は?」
KP/女性:それを訊くとですね、彼女は困った様子で「実は…私、何も覚えてないんです」と言うよ。
岡本:何…だと…。
藤本:忘れろ、って言ってたの、こいつらに対してだよね?なんでこの人が忘れちゃってんの!?
岡本:「名前も、ですか?」
KP/女性:「はい…。ただ、何だかとても大切なことを忘れてしまったような気がするんです」
PL一同:名前。
KP/女性:…「名前ももちろんですけど、それ以上に大切なことを」
前田:どうしよう…あっそうだ、例の紋章のスケッチを取り出して見せます。
岡本:「これに見覚えは?」
KP/女性:彼女はそれをじっと見つめた後、「はっきりとは分かりませんが、私はこれを見たことがある気がします」と。
岡本:まぁ…そりゃそうですね。「あなたが持っていたノートからこれが写った写真が落ちたんですが、思い出せませんか?」
KP/女性:「ええ…すみません」としょんぼりしてる。
岡本:ダメか~。とりあえず、名前をどうしよう?このままじゃ呼べないよね。
前田:いっそ呼ばなくていいんじゃ?
岡本:えっダメだよ!?
KP:では、<アイデア>を振ってもらえる?
<アイデア>
岡本(55)→08 成功
前田(60)→19 成功
KP:成功だね。では、病室内に彼女の持ち物があることに気づく。その中に、なにか手がかりがあるんじゃないかなぁと思うよ。
藤本:持ち物検査のお時間?
岡本:なるほど。「そこにバッグがあるみたいですけど、何か名前のわかるものとかありませんか?」
KP/女性:そう言われると、彼女はバッグをしばらく探った後、名刺を取り出すね。「これは…私の名刺でしょうか」と。
前田:なんて書いてあるんですか?
KP:さっきちらっと言っちゃったんだけどね。彼女の名前は白川 月乃。そして名刺には、『逢方大学 文学部教授』と書いてあります。
PL一同:教授…!?
KP:まだ28だけどね。28、SIZ8、APP16の教授。(ちょっと若くしすぎたな。)専攻は英文学とあるね。
岡本:名前が分かった!じゃあ「これ、僕の携帯番号なんで、何かあったら連絡してください!」と連絡先を教える。
前田:とりあえず携帯番号を教えることしか頭にないのか!
岡本:「白川さんの携帯番号も訊いていいですか?」
KP:ではたどたどしい手つきながらも、自分の携帯で番号を表示してくれます。
岡本:よっしゃゲット。
藤本:こ い つ は 。
岸浦:あんたのRPほんとブレねぇな…。
岡本:「じゃあまた何かあったら電話してくださいね」(キラキラ)
KP/白川:「あぁ、待ってください」と彼女はあなたたちを呼び止めます。
岡本:ほう?
KP/白川:「お医者様には、安静にしているようにと言われたんですが…。先程言った『忘れてしまったこと』をどうしても思い出さないといけない気がするんです。そうしないと、すごく大変なことが起こりそうで…」
前田:大変なこと…?
KP/白川:「お願いです。私の記憶を取り戻すのを手伝っていただけませんか?」
岡本:「もちろんです」(即答)
KP/白川:何という絵に描いたような二つ返事…!!それを聞くと彼女は「ありがとうございます!とりあえず私は、まず自分のことを思い出したいのですが…」と言いますよ。
岡本:えーっと、「医者の知り合いがいるので、その人に頼んでみますか?」と。
藤本:お、闇医者合流きた?そういえばこの闇医者って、闇じゃない医者とのコネクションって持ってたりするのかな?
音虎:あったら便利だし、欲しいんだけどねぇ。
KP:<幸運>してみる?
<幸運>
音虎(60)→11 成功
KP:ではあなたには、ちょうど今彼女が入院している病院に医学生時代の同期がいます。
岡本:じゃあ闇医者に電話しよう。「もしもしー?岡本だけど、今昨日の病院にいるんだけどさぁ…。」 ん~…これ、どう説明すればいいんだ?まぁいいか。「とりあえず、一回こっち来てくれない?」
KP:軽い(笑)
音虎:「わかったー、今から行くわ」
KP:軽い(笑) 闇医者だから時間あるんだな。それほど時間をかけずに来れたってことでいいよ。
岡本:「昨日の女の人、ちょっと診てあげてくれない?」と病室に通します。
音虎:「構わないが」と通されます。
KP:了解。彼女の状態を診るなら<医学>どうぞ。
<医学>
音虎(85)→12 成功
藤本:免許持ってないだけで腕は良いもんなぁ…なんで医療ミス犯したのか不思議なくらいの技能値だよコイツ。
音虎:きっとほら…100ファン出しちゃったから。ちょっととどめ刺しちゃった。
藤本:100ファンなら仕方ない。
KP:では彼女の記憶喪失が、身体的なダメージによる一時的なものではないかなと思います。きっかけがあれば思い出すことができるでしょう。
音虎:「…ということだ」
岡本:「なるほど。なら…もう病院にいる必要は無いよね?」
KP:いや、一応彼女が入院してるのは肩を怪我してたからなんだけど…。
岡本:じゃあ病院にいたほうがいいのかな?
KP:まぁ、さっきの<医学>成功だったしロールはいらないか。彼女の傷は病院にいれば大事を取って安静にしろと言われるだろうが、連れ歩いても容態が急に悪化することはねえだろう、という感じ。
音虎:ほほう。「病院にいなくても大丈夫だと思う」
藤本:でも連れ出すなら許可いるだろ?
岡本:「同期にさぁ、口利いてくれない?」
音虎:「まぁ、やってみよう」
岡本:「ありがと!」
KP:じゃあ、もっかい<幸運>だね。
音虎:うーん、また<幸運>かぁ。数値微妙なんだよなぁ…。
<幸運>
音虎(60)→89 失敗
音虎:あー失敗…。
KP:じゃああなたの同期は彼女の直接の担当医ではないね。連れ出すためには何とかしてRP頑張ってくれや。同期は担当ではないけど話することはできるから。
音虎:じゃあやってみますか。
藤本:偽造医師免許持ってるんじゃない?俺んとこの事務所が出してると思う。まぁ後から申請したから幸運ロール要るけど。
<幸運>
音虎(60)→51 成功
KP:じゃあ偽造したやつ持ってるってことで。
音虎:おお、持ってた。じゃあ同期に話しに行きます
KP/同期:おーけー。ではあなたに会った同期は「久しぶりだなぁ。…ちゃんとやれてるのか?」とすごい心配そうにしてるよ。
音虎:「問題ないさ」
藤本:医師免許剥奪されてるの知ってるのか?偽造免許持たせた意味なかったかな。
鏡宮:優秀な同期が医療ミスしたって話なら、知っててもおかしくないんじゃない?業界の中なら。
音虎:免許剥奪されてるかまでは知らないかも分からんが。
KP/同期:「で、今日は一体何の用だ?」
音虎:「昨日運び込まれてきた女性がいただろう」
KP/同期:「あぁ…あの記憶喪失になったっていう?」
音虎:「そうだ。あの人を、訳あって連れていきたいのだが」
一同:………(笑)
音虎:…あかんなぁ。
KP:拉致にしか聞こえませんね。まぁやってること拉致なんだが。
岸浦:くそう、知ってたら全力で止めに行くのに(岡本を)。
藤本:首謀者がどこの馬の骨とも知れない浮浪者だからな。
音虎:「外では俺が責任を持って診る。かまわないだろうか?」
KP:音虎さんの持ってる対話系技能は…<信用>か。(どっちかってと<説得>を振らせたい場面だけど…)まぁいいだろ、<信用>振ってみて。
<信用>
音虎(75)→63 成功
KP/同期:成功したね。なら「う~ん、まぁああいう事故はあったがお前は腕は確かだし、お前が言うんなら、俺が話を通しておこうか。もちろん、通院はしてほしいけど」
音虎:「ありがとう、恩に着るよ」
KP:というわけで、白川さんを連れ歩くことができるようになりました。
藤本:▼しらかわが パーティに くわわりました!
KP:ちっちゃいAPP16。
藤本:合法ロリ…○萌先生みたいな?
岡本:やばい、捕まる…!
KP:さて、それでは彼女を連れてどこへ行く?
岡本:じゃあとりあえず事件現場へ。
KP:了解。何事も無く現場まで着けますよ。
岡本:「ここで倒れていたんだけど、覚えてない?」と訊いてみます。
KP:彼女は首をひねりますね。
前田:ショックロールか自動気絶が入るくらいの怪我をしたんなら、相当目立つ血痕があると思うんですが。
KP:(お、良い提案。)そうだね…<追跡>を振るまでもないか。血痕を見つけられます。ただしそれは、しばらく追っていくと途切れます。<アイデア>を振ってもらおうか。
<アイデア>
岡本(55)→77 失敗
前田(60)→55 成功
音虎(80)→23 成功
岸浦:住所不定無職、あんまり成功しないなぁ。
岡本:だって働かないもん。ラブコメと関係なさそうだし。
KP:(ラブコメなら成功できるとは言ってない。) 成功した人は、血痕が途切れてる場所から、あなたたちが彼女に出会った場所までの直線、その反対方向には逢方大学があることに気づくよ。
音虎:ということは、大学から逃げてきたのかな…。
藤本:逢方大学ってミスカトニック大学みたいなとこなの?
KP:まぁそんな感じじゃない?
岸浦:み、認めちゃったよ…。
KP:だってクトゥルフに出てくる大学なんて大抵ろくなもんじゃないぜ?
前田:うーん、この辺りでなんか調べる?それとも大学に行ってみる?
岡本:とりあえずここで痕跡を調べてみて、それから大学でいいんじゃないかな?
KP:では<目星>をお願いします。
<目星>
岡本(25)→03 クリティカル
前田(25)→51 失敗
音虎(25)→33 失敗
岡本:(ドヤァ…)
KP:03!?え、えっとそれじゃあ……ああもうこれやから突然のクリティカル困るんやって!ではまず成功情報。足元に目立つ足跡などは見当たらないね。人間がこの辺りでわちゃわちゃした形跡は無いです。
岡本:わちゃってないのかー。
KP:で、更に注意深く道を調べていた居候(岡本)は、何かの燃えカスみたいなものが落ちているのに気づくね。
岡本:「なんかこんなところに燃えカスがあるよ」
前田:<化学>は…。
KP:さすがに技能振ってないド素人が道具も何もなしにってのは無理があるでしょう。振らせませんよ。
藤本:分析にかけたりとかしないといけないのか。人間の皮膚とかじゃねえだろうな。
前田:とりあえず回収しとこう。どうせ警察は回収しないし、無能だし。…このあたりで聞き込みとかしてみたほうがいいのかな?
岡本:どうだろうね。そうだ、「白川さん、何か思い出したりしない?」
KP/白川:白川さんは特に何も思い出せないと答えます。
岡本:燃えカスでもだめかぁ~。
岸浦:いや、燃えカスで記憶取り戻したらおかしいだろ!
岡本:しょうがない…じゃあ燃えカスを回収するだけしておいて、大学行こっか。
KP:じゃあティッシュか何かに包んで回収できたってことで。ここで一旦区切って、藤本さんの方と時間をそろえようか。
KP:さてと、そうなると鏡宮・岸浦ペアの方はエントランスを軽く見ただけだし、もう少し探索できる時間がありそうだな。やりたいことはある?
岸浦:合流したいんだけど、今のところ他のメンバーの事件とこっちの事件に繋がりが無くて関わりづらいんですよね…。しかもPC間コネクションの中心にいるひとと仲悪いから頼りたくないし。
岡本:ん?
鏡宮:作ったアクセサリ届けに行くって名目で、岡本さんたちに会いに行ってついでに情報交換しようかなとは思うけど…あ、もしかしてそっちから何かあるの?
KP:うん。軽いイベントを起こそうと。お昼ごろ…11時くらいかな。少し早いけどせっかくモールにいるしお昼にしようということになります。というかなってください。
藤本:スガ●ヤかな?
鏡宮:静岡ならあるね、ス●キヤ。
KP:で、二人がおしゃべりしつつご飯食べてると、「あっ!結子先輩じゃないですかぁ」と声をかけられます。
鏡宮:本名で呼ばれた!誰だろう?
KP/吉野:現れたのは鏡宮さんの高校時代の後輩です。君が3年の時に1年だった子で、今は2年生。名前は吉野 雪ちゃん。久しぶりに先輩に、しかもこんなに有名になってしまった先輩に会えて、彼女はテンションが高そうです。「先輩サインくださ~い!」とか言ってくるよ。
鏡宮:「いいよ!でも、サインが欲しいんだったら『ひかりちゃん』って読んでほしいな」
KP/吉野:「そうですね!ひかりちゃ~ん!」
岸浦:「待て待て、今日はオフなんだ。あまり無理を言ってやらないでくれ」
KP/吉野:「そうですか~…残念だなぁ。先輩、今日はどうしてここに?」
鏡宮:まぁ本当も嘘も無いので、「友達と一緒にお買い物に来た」と言っておきましょう。
KP:ここで補足。12月なので、今は冬休みだね。彼女はフードコートのとあるお店の制服を着てるので、バイト中なのだろうと察しがつくでしょう。
鏡宮:バイト中かよ!!(笑)
岸浦:バイト中にサインねだるな!!せめてユニホームの上に上着着てるとか、そういう描写にしてくれ!!
KP/吉野:「休憩いこーと思ったんですけど、先輩が見えたんで、早くお声かけしたくてぇ」などと彼女は悪びれもせず笑います。
鏡宮:「でも、制服姿で話しかけてんのはどうかと思うよ…?」
KP/吉野:では彼女はぴゃーっと裏へ引っ込んで、ぴゃーっと上着を羽織って戻ってきます。
岸浦:はぁ…、とりあえず自己紹介しておこう。「しがない作家だよ、よろしく」てな感じで
藤本:あんたはあんたで有名人だがな。
KP/吉野:「へぇ~、小説家さんなんですかぁ。すごいですね!!」と素直に感心している様子。
岸浦:この子は、私のことは知らない?オカルト以外の小説も出してますけど…。
KP/吉野:純文学読んでる暇があったら、少女マンガ読んでるような子だからね。
岸浦:あぁ、なるほど。JKだなぁ。
KP/吉野:「あっそうだ先輩方!昨日ここで爆発事件あったんですよ~すごい怖くないですか?」と言ってくるよ。
鏡宮:目の前にその爆発事件で怪我してる人がいるんですけど…。爆発事件の話が出たんだったら、「ここで働いてる人の中でも、話題になってるの?」と訊いてみる。
KP/吉野:「そりゃあそうですよ!…まぁでも、他の店の店員さんとは話することはあんまりないんですけどね~。あたし以外にも、おんなじ高校の子で働いてる子がいるんですけど、共用の控室みたいなのは無いので…。あるのはあるんですけど、そこはモールの専業の従業員さん用みたいなんで、他の店の人と話す機会無いんですよ」と彼女はそういう世間話をします。
岸浦:ふむ…「近頃はこのへんで通り魔事件も起きたらしいと聞く。気をつけて歩いてくれ」とでも言っておきます。
KP:通り魔事件…。通り魔事件だな。
藤本:見た目中学生ぐらいの女性が夜道で襲われた事案だもんな。
KP/吉野:「ええ~通り魔!?えっやだ、怖い!」とか騒いでます。この子からはこれくらいかな。特に何もなければ、しばらくだらだら雑談してからまた仕事に戻っていきますよ。
鏡宮:ならまぁ、「最近物騒みたいだし気をつけて」みたいな感じで声をかけておいて、こっちは普通に飯食い終わったら立ち去るかな。
KP:了解。こちらからのイベントは以上なので、後は好きに動いてくれていいよ。
鏡宮:ではさっき言ってたとおり、ここ最近作ったものを岡本さんに届けに行こうかな。
岡本:金づる…。
鏡宮:いやいやいやいや、委託販売ですよ!!
岸浦:当然ひとりで会わせたくはないので、ついて行く。
岡本:じゃあ「今逢方大学らへんにいるんだ~」みたいなことを電話で。場所を教えます。
藤本:大学の食堂とかで落ち合う?一般人入れんのかな?
鏡宮:うちの大学みたいに、門があるんだか無いんだか分からんような構造じゃないなら知らんが。
KP:門はあるんだか無いんだか分からないです。基本的に私のスタンダードはうちの大学だから。
鏡宮:では大学内で適当に場所決めて合流します。
KP:はいはい。ではここで午前は終了だな。シーン切りまーす。
最終更新:2015年08月31日 11:34