| + | PC紹介 |
『青い麦の国』に住まう不死者。見た目は年端もいかぬ少女だが中身は長生きしすぎて年齢不詳なロリババア。
かつては紡ぎ手として世界各地の異形を討伐して回っていたが、ある時強大な異形に敗れ、仲間の犠牲によって形見の剣だけを託され逃げ延びる。 その経験の恐怖から臆病な性格になり、現在は"新聖神"ニーチェの扶助のもとで絶賛ひきこもりニート生活中。 親友の過去を知り、世界の真実を知り、何やら思うところがある様子。 出自:天涯孤独 境遇:逃走/英雄 パートナー:◎嘘屋 ビジネス ◎揺らぎの魔法使い 友人 ◎アリシア 家族
最後に残った御標の歪みは、いつか『青い麦の国』に再び災厄を齎すでしょう。其の憂いを断つため、彼女は嘘屋の力を借り、歪みを消し去ります。大切な妹と過ごした記憶を代償として。今後彼女は永きに渡り、二人の国主の友として、この国を支えてゆくのでしょう。
『青い麦の国』に住まう裁縫師。リリアーネとは国が飢饉に陥りかけている中一緒にのんびりチェスに興じる程の仲。
普段は何事にも非常にやる気が無く消極的で、今回の騒動に関わることになったのも裁縫師としての使命云々とかではなく完全に成り行きに身を任せた結果。 変わりつつある友人に影響されてかされないでか、大切な畑を近隣の村人に託し、立ち上がった。
出自:授かり子
境遇: 禁忌 パートナー: リリアーネ・エテルネル 友人 村人T・R 日常
『使徒』の遺した言葉の意味、左右の地と神、そして不死者。知りたいことを知るために、彼は唐突に、旅立つことを決めます。いつか彼も永遠を生きる者と成るのか、あるいは神の領域へと渡ることになるのか。しかしまずは、身近なところから。彼の足は図書の国へと向くのでした。
流れの人形師。不死者を親に持つ名家の令嬢だったが、従者トロワを伴って実家を飛び出し現在絶賛家出中の夢見る少女。
年の割にしっかり者…かと思いきや、お菓子の管理を任せると勝手になくなってしまう模様。 その出自と職工としての腕が相まって、情報収集において右に出るものはいない。(火力が出ないとは言ってない) 第三話にて(GMのあずかり知らない)とんでもない背景が明かされる。彼女の為政者としての手腕や如何に。 出自:不死者の子 境遇: パートナー:◎メアリー・スー 友情
4つの国の橋渡しとしての大役を果たした彼女は、国の人々から盛大に讃えられます。『揺らぎの魔法使い』と友誼を結んだ後、彼女は長らく留守にしていた、自らの故郷への帰路に着くのでした。彼女の『橋』としての本当の仕事が始まるのは、まだまだこれから。旅の経験は、其の仕事において大いに活かされることでしょう。
リューノに仕える従者型のからくり。もとはユノーティア家にあったのが偶発的に自我に目覚め、お嬢様の家出についていくことになった。
主なお仕事はパーティーの壁役とお嬢様のお菓子の管理。 飢饉に喘ぐ人々に甲斐甲斐しくお菓子を配って回ったりお茶会を計画したりする。ボランティアの人かな? お嬢様を支えるため、鉄壁の防御にますます磨きをかけ、万全の状態で彼女の側に控える。 出自:偶発型 境遇: パートナー: "赤栞"セン 感服 ◎リューノ・ユノーティア 忠誠 ミッチェル・パナトリア 期待
歯車じかけの従者の辞書に、『疲れ』という言葉はありません。家に帰り着き、大勢の人々に迎え入れられるお嬢様を見て、其の後ろに控える彼女の口元には自然と笑みが浮かびます。明日からもきっと忙しくなる。まずはお嬢様のために、お休み前のハーブティの準備を。従者は懐かしい厨に立ち、新しい茶葉の封を切るのでした。
其達ハーフの魔女。異形に堕ちた実の父親を討ち取るため、彼を探して旅をしている。
正体不明の敵の出現や黒幕の存在を暗示する出来事が起こるたびに「まさか…父親!?」と叫んでるので一周回ってお父さん大好きに見える。 それでもこのパーティーの中で一番の常識人。そして当然のように苦労人。 図書の国にて、とうとう父親との邂逅を果たす。日記帳を投げ捨て、過去の記憶と決別した。 出自: 境遇:禁忌 パートナー:◎ザエストロ・エテルネル・ベーシュティムト 執着 ◎コギト 懐旧
『使徒』を殺してしまったことは、神への叛逆になるのだろうか。慣れない畑仕事の手を休めつつ、彼女は悶々と考えます。過去と決別しても、神のこと、いつか来る災厄のこと、そして、想い人のこと。気がかりなことはまだまだ尽きません。しかし今は、のどかな生活に身を任せてみるのも、悪くは無いのでしょう。
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| + | NPC紹介 |
『青い麦の国』を治める不死者であり、強大な力を持つ魔法使い。見るたびに様々に姿形を替え、本当の名を誰も知らないために『揺らぎの魔法使い』と呼ばれている。願いをひとつ叶える代わりに、国の秘宝である『3つのオーブ』を取り戻してくれるよう紡ぎ手たちに依頼する。
『叢雲の国』のハイスの妹。現在は『揺らぎの魔法使い』の館で保護されている。明るく無邪気な少女だったが、相次ぐ不幸に見舞われたせいで人間不信になってしまっている。紡ぎ手たち、特にリリアーネには少し心を許しているようだ。
『青い麦の国』に住む温厚な老婦人。不死者である『揺らぎの魔法使い』とリリアーネを除けば国の中の最年長者である。国の人々に知恵者として慕われており、人望も厚い。
『揺らぎの魔法使い』の友人を名乗る男。大きなカバンを提げ、手斧を担ぎ、目の部分を切り抜いた紙のお面を顔に貼り付けている謎の多い人物である。『本当』を買い『嘘』を売ることを生業としており、紡ぎ手たちにも商売を持ちかける。対価さえ貰えば、神の御標すら歪めずに書き換えることができる。
中性的な子供の姿をした其達。ハイスと何らかの関わりを持っていた模様。また、セレスの過去や彼女の父親について訳知りらしく、彼女に度々接触してくる。いつか来る災厄に立ち向かうため強力な紡ぎ手を探している。
『無風の国』を治める不死者。遠い昔、揺らぎの魔法使いの友人だったが、現在は自身の国に奪われた風を取り戻すべく、彼と敵対する。4つの国の真実を知ったPC達に、自分の側に付くように要請する。
『図書の国』の栞女。トロワの友人。大図書館の幹部を務める。ケイ亡き後、次なる『図書迷宮の女王』の座を引き継いだ模様。
第一話
『叢雲の国』に住む青年で、アリシアの兄。『黄金のオーブ』を盗みだした犯人。生まれつき強い魔法の才能を持っていた。オーブを盗みだしたことで異形となり、紡ぎ手たちとの戦いの末に妹を遺し命を落とす。
第二話
『断崖の国』を治める、海守の血を引く女性。『瑠璃のオーブ』を盗みだした犯人。オーブを盗んだ理由について紡ぎ手たちに話そうとした所を、謎の白い異形の影に刺され絶命する。
『断崖の国』の戦士の青年。国長エルネを深く慕っており、彼女の腹心の部下だった。『叢雲の国』のハイスとは友人で、アリシアのことも可愛がっていた。『青い麦の国』の人々を謀殺し口封じのためにアリシアをも殺そうとしたが紡ぎ手たちに妨害され、自ら命を断つ。
第三話
セレスの実の父親。かつてコギトの導きによって『青い麦の国』の御標に立ち向かおうとしたが失敗し、伽藍と成り果てた"堕ちた英雄"。大図書館の地下書庫の本の中に封印されていたが、最終的に自身の娘の手で討ち滅ぼされた。
大図書館に勤める栞女。リリアーネの現役時代の友人。現在は最高位の栞女として大図書館の全ての権限を持つ『図書迷宮の女王』となっていた。「栞女は図書を正しく守る」という御標を誤って解釈し、伽藍に堕ちてしまう。4つの国にまつわる真実をPC達に託し、事切れた。
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| + | 第一話 春は其の始まりを告げる |
今回予告
『青い麦の国』に住まう人々は 3つの秘宝がもたらす豊かな実りによって 毎日を幸せに暮らしておりました。
しかし、ひとつの御標が下ったことにより宝は失われ 国は大凶作に襲われてしまいます。 街を治める『揺らぎの魔法使い』は この自体を収拾すべく 5人の紡ぎ手たちに解決を依頼するのでした。 その見返りに 願いをひとつ 叶えることを約束して。
モノトーンミュージアム
『春は其の始まりを告げる』 ――かくして、物語の幕は開ける。 ハンドアウト
全員共通 以下のうちどちらかを選択
ハンドアウトA パートナー:『揺らぎの魔法使い』 感情:期待etc
貴方にはどうしても叶えたい願いがある。(内容はPCが自由に決めて良い。)
その願いを叶えるべく、貴方はどんな願いも叶えてくれるという『揺らぎの魔法使い』のもとを訪れようと、彼の治める『青い麦の国』へと やって来た。だが、『青い麦の国』に足を踏み入れた貴方を迎え入れたのは、どんよりとした曇り空と枯れ果てた麦畑、そして凶作に喘ぐ 人々の姿だった。 ハンドアウトB パートナー:『揺らぎの魔法使い』 感情:尊敬etc
貴方は『青い麦の国』の住民だ。穏やかな気候風土から農業の盛んなこの国は、現在、原因不明の悪天候続きによって凶作に陥っている。
ある日、君のもとにこの国の統治者『揺らぎの魔法使い』からの伝令がやってきた。聞けば、彼が貴方の助力を必要としているという。 彼ほどの人物が自分に頼みたいこととは何だろう。貴方は早速、彼の住まう館へ向かうことにした。 |
| + | 第二話 夏は其の変転を謳う |
今回予告
紡ぎ手たちの取り戻した黄金色のオーブの恵みと 他国からの支援によって 『青い麦の国』は僅かながら落ち着きを取り戻しました
そして来る夏に向けて 紡ぎ手の従者は国の人々のために ささやかなお茶会を開くことを考えます お茶会の噂は瞬く間に国中に広まり 街の中はちょっとしたお祭りムードに包まれるのでした その賑わいが 招かれざる客を 忌むべき綻びを呼び寄せるとは 誰も思いもよらぬままに
モノトーンミュージアム
『夏は其の変転を謳う』 ――かくして、物語の幕は開ける。 ハンドアウト① トロワ パートナー:ミッチェル・パナトリア 感情:敬意etc
『青い麦の国』の憂いを少しでも払拭するため、貴方は国の人々に向けてささやかなお茶会を開くことを提案した。
民たちに知恵者として慕われている老婆ミッチェルは、貴方の計画に非常に乗り気のようだ。 貴方は早速、お茶会の準備にとりかかることにした。 ② リューノ・ユノーティア パートナー:トロワ 感情:任意
貴方の従者トロワは、お茶会を開いて『青い麦の国』の人々を少しでも潤そうとしている。
誰かの力になれるのは良いことだし、トロワの手作りお菓子を食べられるのだから、それはとても素敵なことだ。 自分にも手伝えることはあるだろうか。 ③ ルース・マッカート パートナー:嘘屋 感情:不信感etc
貴方は『青い麦の国』の住人たちに対して疑問を覚えている。
雨が降らないまま夏が来ようとしているというのに、人々はあまり危機感を抱いていないようだ。 そんな中、君は町中で見慣れない人物が歩いているのを見つけた。 ④ リリアーネ・エテルネル パートナー:アリシア 感情:庇護etc
貴方が引き取った少女アリシアは、『黄金色のオーブ』を盗んだ犯人、ハイスの妹だ。
他のオーブの行方について、もしかしたら何か知っていることがあるかもしれないが、当然自分からは話してくれそうもない。 彼女の心を開かせるには、どう接していくのが良いだろう? ⑤ セレス・ライラック パートナー:コギト 感情:忘却
貴方はハイスが死の間際に呟いた『コギト』という名前が気にかかっている。
その名前をどこかで聞いたような気がするのだが、一体どこだったろうか。 この国の異変とは一体どんな関わりがあるのだろう。 |
| + | 第三話 秋は其の秘密を明かす |
今回予告
「図書の国へ行け。」断崖の国の女王は、紡ぎ手たちにそう告げました。
図書の国には、彼女が語ることの叶わなかった真実が有るのでしょうか。 そして、自身の旅の目的が果たされようとしていることに、魔女は何を思うのでしょうか。 疑惑と期待を胸に、彼らは図書の国へと向かいます。しかしそこには、思わぬ障壁が立ちふさがるのでした。
モノトーンミュージアム
『秋は其の秘密を明かす』 ――かくして、物語の幕は開ける。 ハンドアウト① セレス・ライラック パートナー:カルマ・ライラック 感情:任意
長年探し続けていた人物の居場所が、ついに判明した。
図書の国へと発つ日に向けて、あなたは逸る気持ちを抑えられないでいた。 自分の旅が、ついに終わりを迎えようとしている。そんな予感がしていた。 ② リリアーネ・エテルネル パートナー:“銀の装丁”ケイ 感情:任意
あなたがまだ青い麦の国に住み着く前のこと、図書の国に立ち寄った時、あなたや仲間たちの力になってくれたケイという栞女の少女がいた。
本を自分のまるで命のように大切にしていた彼女は、今はどうしているのだろう。 もしかしたら今回の旅で、再び彼女に合うことが出来るかもしれない。 ③ ルース・マッカート パートナー:リリアーネ・エテルネル 感情:任意
この半年間の異変のせいで、あなたの生活は変わった。
だがあなた自身よりも、あなたと共にこの国で暮らしていたあなたの友人には、より大きな変化が起きている。 沢山の絆を得て、彼女は再び前を向きつつあるのかもしれない。 では、自分はどこへ向かうのだろうか。 ④ リューノ・ユノーティア パートナー:ローブ姿の女 感情:疑念etc
図書の国への旅に向けて旅支度を整える貴方の前に、春に遭遇したローブ姿の女が現れた。
前回は黒い影をけしかけてきたそんな女は、しかし今回は、あなたたちに危害を加えるつもりは無いという。 一体どういうことだろう。 ⑤ トロワ パートナー:”赤栞”セン 感情:友情etc
あなたはお嬢様との出奔の旅の途中、図書の国に立ち寄ったことがある。
そして、大図書館で働く栞女、センと仲良くなった。 図書の国に行くのなら、彼女が力になってくれるかもしれない。 |
| + | 第三話 冬は其の終焉を齎す |
今回予告
図書の国にて紡ぎ手たちが知ったのは 神様ですら忘れてしまった けれど確かに存在した 『事実』の記録でした
かつて友であった二人の国主は 今 相対し 互いに武器を取ります 彼らにとっての『真実』を守るべく 彼らにとっての『嘘』を斃すべく その狭間に立つ紡ぎ手たちの瞳は 何を『真実』と 見出すのでしょうか
モノトーンミュージアム
『冬は其の終焉を齎す』 ――かくして、物語の幕は開ける。 今回予告ハンドアウトA パートナー:『揺らぎの魔法使い』 感情:任意
『青い麦の国』の恵みの源である3つのオーブ、それは本来、周囲の3つの国が享受するはずの自然の恵みだった。
しかしそれは今や、『青い麦の国』にとって、『正しき御標』によって存在を保証された、不可欠なものだ。 彼は、かつて自分が恵みを奪い取った隣国との戦争の準備を進める。 そして「私に万が一何か有った時には、私の代わりにオーブとこの国を守ってくれないか」とあなたに頼むのだった。 ハンドアウトB パートナー:アナスタシア・メージュ 感情:任意
『無風の国』の国主アナスタシアは、奪われた恵みを取り戻すべく、『青い麦の国』へと宣戦布告する。
それは御標に背く行為であり、彼女のみならず国の人々をも異形へと堕とす危険な行いだ。 だからこそ、と彼女はあなたに助力を乞う。 「『歪んだ御標』に立ち向かうために、紡ぎ手の力を貸して欲しいのだ、と。
両NPCに対し既にパートナーを取得している場合は、任意に取得できる。
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| + | ひとことで言うと私が好きそうなやつ |
『アイロニックファンタジーRPG』と銘打たれている、FEARのSRSシステムTRPGです。
舞台は神が創りたもうた『左の地』。この世界を作った神は、左の地の住人たちが幸せに暮らせるよう、『御標』と呼ばれるお告げを下します。御標に従った行動を取ると必ず幸福になれますが、御標に背くと『異形』と呼ばれる化け物に変貌し、理性を失ってしまいます。そして、一度異形になった者は、神の理から外れた者として、それ以上御標の影響を受けなくなります。それどころか、御標の内容を勝手に書き換え、従うと必ず不幸になるが背くと異形化してしまう『歪んだ御標』にしてしまいます。 そんな不条理に立ち向かうのがPCたち、『紡ぎ手』です。紡ぎ手はかつて何らかの理由で御標に背いたものの異形化せず理性を保っている存在です。紡ぎ手もまた、世界の理に縛られないため、歪んだ視標を退けることができます。ただし、一度異形化を免れたからといって、いつまでもそうとは限りません。御標に背き歪みをその身に受け入れるたびに、紡ぎ手は異形へと少しずつ近づいてゆくのです。 さあ、その身を背徳の力に浸しながら、運命に抗う物語を紡ぎましょう。 |
| + | 長いのでテキトーに読み飛ばしましょう |
以下のクラスから3つのクラスを重複ありで選んでキャラクターを作ります。
からくり・其達・海守りの三種類は種族スキルです。これらは複数の種類を取ることはできません。
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