助動詞にいてんろくとまちによるオリジナルシステム『闇に妖、人に花』の後期卓です。
注:この卓はシステムのテストプレイを兼ねています。
一番の敵はエラッタ。

闇に妖、人に花

舞台は現代日本のパラレル世界である、『日本帝国』。この世界には生き物の感情から生まれる『妖魔』と呼ばれるものが存在し、その感情の赴くままに人々の生活を脅かす。そんな妖魔の脅威を退けるため、自らの身体に妖魔の力を取り込み、妖魔の花の力で妖魔を祓う者たちを、人は『花憑人』と呼ぶ。古ノ花朔夜学園の花憑人たちよ、人の世の平成を守るため、その身の、その心の全てを捧げよ。決して、己が花の力に呑まれること無かれ。



+ PC紹介
  • 渡辺 ナオ (PL:ぴたん)  17/女
 所属:万年樹組合市場  花紋:芒/藤
 出自:流浪の民  開花:変異  経験:決別
 因縁:喜多 誉      師匠/庇護
    永江 篠介     仕事/恩人

世話焼きな女子高生。家族と別れ、万年樹組合市場の喜多 誉の弟子兼護衛として各地を旅した経験がある。何かとばらばらになりがちな班のメンバーを纏める頼れるお姉さん的な存在。近所の悪ガキたちを驚愕させる程の俊足の持ち主。


  • 永江 篠介 (PL:のさ) 13/男
 所属:春夏秋冬ねっとわあく  花紋:菊/柳
 出自:捨てられ子  開花:汚染  経験:記憶喪失
 因縁:佐渡 紗沙     恩人/友人
    美神 誠矢     忘却/因縁

明朗快活な少年。汚染された地に踏み入ったことで花憑人として覚醒してしまい学園に入学したが、何故かその後数年分の記憶が飛んでおり、佐渡 紗沙に助けられたことのみを覚えている。そんな波乱の過去を抱えながらも、本人は至って元気である。


  • 美神 誠矢 (PL:はんこつ)  17/男
 所属:鈩工房  花紋:萩/菊
 出自:職人気質  開花:変異  経験:外見の変化
 因縁:巽 篤弘      反感
    横島 那名人    尊敬/因縁

花憑人の武器を作る職人の家の生まれ。実家の武器の評判向上のため、技術や知識を身につけようと学園に入学した。何故か頭から萩と菊が生えており、咲き具合によって花紋の力の強弱が変わるらしい。真面目なようでどこかズレている感が否めない。


  • 横島 那名人 (PL:アルバイト応募中)  16/男
 所属:波々部妖魔塾  花紋:椛
 出自:身代  開花:呪詛  経験:喪失
 因縁:南方 竹鶴     腐れ縁/疑念
    御辻宮 愛莉    有為/忘却

名家の出身だったが自分の出生と引き換えに母親を喪い、そのせいで父親の怨みを買って呪詛をかけられ、大切な人をも失ったという悲惨な経歴の持ち主。基本的に人間不信…の筈なのだが、言動の端々から三下臭が漂っている。


  • 雨飾歌 (PL:まち)  10/男
 所属:勒原御用所  花紋:梅
 出自:温室の花  開花:挿枝  経験:覚醒
 因縁:勒原克己      敬意/脅威
    御辻宮 愛莉    家族/執着

感情分化装置の研究者、雨飾孝彦の息子。感情分化装置によって執着に感情を一本化された。
現在は御辻宮の家に引き取られ、古ノ花朔夜学園に通っている。
分化された感情である嘯が別人格として同じ身体の中におり、二重人格的に切り替わる。


+ NPC紹介
  • 御辻宮 愛莉 (元PC、PL:助動詞にいてんろく)  不明(外見12)/女
 所属:勒原御用所  花紋:桜/牡丹
 出自:希望の星  開花:呪詛  経験:特待生 
 因縁:五十公 しずか   恩人/尊敬
    渡辺 ナオ     面倒/腐れ縁

勒原御用所の幹部を務める名家御辻宮の養子の少女。とある妖魔事件の現場となった屋敷で、妖魔の死体の傍らに倒れていたのを発見された。事件以前のことは何も覚えていない。身体が成長しない呪詛にかかっており、その呪詛を解く方法を探している。無口で慣れ合いを嫌い、単独行動をしたがるが、その度にナオにお節介を焼かれる。
その正体は白面九尾玉藻前の分体のうち、たまたま妖の力を引かない部分が顕現したもの。


  • 御辻宮 蓮 26/男

名家御辻宮家の現当主。愛莉の戸籍上の養父(本人は「お兄ちゃん」と呼んで欲しそうだが…)。
勒原の花憑き、また研究者としても活躍する、能力的にはいたって優秀な人物。
ただしシスコン(?)である。


  • 図書館の少女 → 澄ヶ峰瑞穂 17(享年)/女

横島那名人が図書館で出会った三つ編み眼鏡の文学少女。那名人に「箒星」というHNの人物を探してきて欲しいと頼む。
その実は、6年前に春夏秋冬ねっとわあくの創設に尽力するも、妖魔の襲撃によって亡くなった花憑人。
幽霊となって、春夏秋冬ねっとわあくの中枢たるサーバーを護っていた。
無事、サーバーの管理を引き継がせ、役目を果たして消滅したかに見えたが、今度は那名人が気になって現世にとどまっている模様。
文学少女然とした外見に似合わず、結構好奇心旺盛でお茶目な性格である。


  • 「夜風」

春夏秋冬ねっとわあくに現れ、他のユーザーを操っていた人物。
春樹たちにある人物を探させていた。
実は、御辻宮愛莉を探していたことが判明。
PCたちに倒された後、紫色の毒の力を帯びた石に変じた。


  • 春樹、夏雄、秋良、冬彦 順に15,16,17,15/全員男

「夜風」に操られていた古ノ花朔夜学園の生徒たち。
夜の帝都を共に自転車で走り回る程度の仲。
三下臭、DQN臭が漂う小物たちだが、仲間想いの実はいい奴らである。


  • 雨飾 孝彦 ?/男

雨飾歌の父親である研究者。研究内容が禁忌に触れるとされ、
勒原御用所からの粛正によって死亡したが、精神分化装置を用いて自身の分体を残していた。
分体は、PCたちに人の精神世界に入り込む秘術の存在を伝え、消滅する。


  • 白面九尾玉藻前 (数千歳?)/女?

伝説に詠われる大妖。九尾の狐。
複数の分体に分けられ、封じられていたが、徐々に力を取り戻し、全ての分体を集めて完全と
なるべく活動していた。




第一話 銀の河

+ 今回予告
 黒煙が月明かりに影を差し、悲鳴のような音色が夜気を引き裂く。帝都の夜空を疾駆する正体不明の妖魔は、帝都の人々を空の旅路へと誘う。その向かう先には、何が待つのか。魅せられた人々は、どこへ往くのか。それは出会った者のみぞ知る。知りたくば、さぁお出で。
闇に妖、人に花 『銀の河』  今宵も、奇怪な物語が花開く。

第二話 星の虚

+ 今回予告
 乗り込んだ汽車の中で花憑たちを待っていたのは、何人もの同じ顔をした少年たちだった。彼らは、花憑たちに何を求めているのか、花憑たちは、彼らに何を求めるのか。道を見失った人々を乗せ、汽車は星の照らす闇をひた走る。「其れを望む人がいる限り。」
闇に妖、人に花『星の炉』  今宵も、奇怪な物語が花開く。 

第三話 象牙の塔

+ 今回予告
 花憑たちを載せた汽車が辿り着いたのは、絶海の孤島に建てられた、忘れられた研究施設。災厄の元凶の待つ其の最奥へと、彼らは足を踏み入れる。それは自分勝手な、けれど誰もが持っている願いの、哀しい成れの果て。全てを知った花憑たちは、何を願い、何を守るのか?
闇に妖、人に花 『象牙の塔』  今宵も、奇怪な物語が花開く。

第四話 鏡写しの仮面

+ 今回予告
妖魔跋扈する帝都の闇は深い。
昏い路地裏に、人の心の中に、そして、電子の海にも妖魔の影は揺らめく。
花憑人よ、貴方に繋がる糸は、電子の海を潜り、どこへ征く?
闇に妖、人に花 『鏡写しの仮面』  今宵も、奇怪な物語が花開く

第五話 黄昏時の少女

+ 今回予告
妖魔「夜風」の残した不穏な一言。彼が変じた毒石。
御辻宮蓮の行動。佐渡紗沙のアドバイス。幽霊、澄ヶ峰瑞穂の察した妖魔の気配。
全ての謎を解く鍵を抱く少女は、花憑人に希望を託して。
闇に妖、人に花 『黄昏時の少女』  今宵も、奇怪な物語が花開く

第六話 星無き夜の迷宮

+ 今回予告
伝説に詠われる大妖、白面九尾。その分体は既に全ての力を集め、最後のカケラを得るべく、愛莉の精神に。
花憑人は、妖を討ち、愛莉を取り戻すため、それを追う。心の迷宮に、妖を追い詰めたのは花憑人か。
それとも、花憑人をおびき出したのは妖か。答えは、結果を以って示されることだろう。
闇に妖、人に花 『星無き夜の迷宮』  今宵も、奇怪な物語が花開く


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最終更新:2016年01月11日 10:25