概要
2008年12月、
旧投稿室の作品が作者以外の何者かによって削除・編集されるということが起こった。
削除された作品の作者が
「何故か自分の作品が消えている」と主張したことで発覚、その後も断続的に削除・編集が行われたため、管理側の人間(主に
うぴぴ)が対応に追われることとなった。
一部の者の間で
nobodyknows?の再来かとも囁かれたが、結局
パスワードを簡単なものにしたものが運悪く当てられてしまったということで決着し、パスは極力難しいものにするようにうぴぴから注意が喚起された。
- 現に全く削除の魔の手を受けない者もいたことから、おそらくハッキングの類でないということは事実なのだろう。
- 同一犯と思われる旧掌編の間作品一斉消失事件も参照すること。
発覚までの流れ
初めにこの謎の削除が行われていた時、事件性を感じた者は少なかった。
当時は大体いつも200件の作品が隙間なく掲載されていた反面、仕様で消える前に自分で削除する人間もいたからだ。
この事件がラ研で表面化したのは少し後の話になるが、某所では「作品が減っている」と小さな話題になっていた。
だが、事件初期の削除はほんの数作に対してしか行われていなかったので、本気で気に留めていた人間はほとんどいなかっただろう。
そして数日後、ついに「自分は何もしていないのに作品が消えている、どういうことだ」と主張する作者が現れた。
これを皮切りに「実は自分も」と複数の作者が自分も同じことが起こったと各々に同調、一気にこの怪事が明るみに出た。
- チャットではどのようなことがあったのかは分からないけど、とりあえず明るみに出たことを中心に編集しました。チャットの方でも大きい動きとかあったなら、ご存知の人は編集して頂いてオッケーです。
そして事態は加速する
これに端を発してか、この何者かによる削除は徐々に悪化していった。
数作にしか手が回っていなかった事件初期と比べ、一回のタイミングで削除される作品数は日が経つにつれ多くなる。
ついには200件まで入る一つの間の作品数が、一時は140件弱まで落ち込むこともあった。この事態がいかに大変なことかは、当時あの投稿室を利用していた者にしか分からないかもしれない。
ただ時間をかけて書き上げた作品が、それを読んでくれた人からの貴重な感想が一瞬で不意になったことを想像してもらえれば、その無念と悲惨さが伝わると思う。
旧掌編の間作品一斉消失事件との関係
二つの事件が近い時期に起こったことから、
同一犯ではないかと勘繰る者もいた。
しかし、当然その説を検証する術もなく、某所でちょっとだけ物議を醸した程度となった。
ただ
旧掌編の間作品一斉消失事件ではシステムの穴を、当事件ではセキュリティの甘さを露呈する事態となってしまったため、その後これらを受けてうぴぴは
鍛錬投稿室の改装を決断する。
編集者へ
これが私の記憶の限界です。
ここもより鮮明に覚えている人は、進んで編集してもらえると助かります。
最終更新:2011年12月09日 10:59