旧掌編の間作品一斉消失事件とは
2008年11月終りから12月始めにかけ、一人の利用者によってその時投稿室に掲載されていた作品が全て消されてしまった事件である。
また、同一犯によるものと思われる、
部外者による旧投稿室作品削除事件についてもこの項で語る。
ちなみにこの事件名は、編集者がより事件っぽい呼び名を模索した結果こうなりました。
記事作成するため便宜上つけたような名前なので、そこはあまり気にしなくて良いです。
事件の始まり
2008/11/28深夜から翌29日早朝にかけ、
フランケンシュタイン?を名乗る荒らしにより、
掌編の間の作品すべてが消去されるという事件が発生。
手口は、大量のダミー作品を投下することで他の作品を洗い流し、その後それらを消去して掌編の間を白紙化するというものだった。また、ダミー作品の投稿時にはプロクシが使用され、犯人の特定は困難であった。
管理人
うっぴー氏は、バックアップによる復旧が不可能であること、システム担当の
K2?氏不在のため、鍛錬室CGI改良によるセキュリティー改善が難しいこと、サーバー会社にログ解析を依頼したことなどを
掲示板で発表した。
パスワードクラックによる作品改竄
11/30の昼頃、再び事件が発覚。
10月に行われたギリギリエロス企画跡地において
ぺぺろん?氏と
夜勤猛禽氏?のパスワードが抜かれ、作品を18禁文章に改ざんされていたのである。
しかし、すでに終了していた企画であり、鍛錬室には影響が出ていなかったため、この事はあまり大きく騒がれなかった。
この後、事態は一時的に沈静化する。
緊急掌編企画などが実施され、荒廃した掌編の間も復興するかのように見えた。
被害の拡大と鍛錬室閉鎖
12/3、短編および
長編の間の作品数の減少に気がつくものが出始めた。
また
チャットでも、複数名が投稿作品が何者かによって消された事を口にする。
CGIのセキュリティホールを突いたパスワードクラックである。
その後次第に被害は拡大していく。
同日夜、掲示板でうっぴーがパスワードクラックに対する注意を喚起し、鍛錬室CGIの大幅改良を発表。改良案を募集する。
12/5午後3時から4時にかけ、今度は
長編の間にて作品全消去事件が発生する。手口は掌編のものと同様であった。
しかし今回は、対策をとっていたうっぴーにより、2~3時間後に全復旧された。
翌6日早朝、再び荒らしによる長編全消去。それも直に復旧されると、手口を少し変え、パスワードクラックによる作品感想の消去を行い始めた。
12/9、新CGIが完成するまでの鍛錬室の一時閉鎖が決定される。
犯人推測
犯人は誰か。
某巨大掲示板某スレでは、それに関して激しい議論が行われた。
犯人はプロキシを使用しているため、一般人では特定は非常に難しい。
よって推測で喧々囂々百家争鳴の様々な説が語られたのである。
以下はその一例である。
かつて管理パスワードを奪い、暴虐の限りを尽くした伝説の人物の仕業であるとする説。
ただし、彼とうっぴー以下ラ研管理サイドはすでに和解しているため、説得力は薄い。
作品を消されたと騒いでいる人間の
自作自演であるとする無茶な説。被害が拡大するにつれ、元々なかった支持を失っていった。
「こんな高度なクラッキング、できるのは
さいたまぐらいだ!」「あいつならやりかねない」「埼玉県人だしありうるな」という説。
根拠は特にない。
管理人うっぴーがラ研を有名にするために、自作自演で行ったという説。
赤い盾とかの陰謀説。
略
なお、某スレでは以下の説が最有力である。
この事件が起こる少し前、鍛錬室や「作家でごはん(小説投稿サイト)」に投稿されていた
ぺろ2?の作品が酷評され、また感想での自作自演がばれて、ぺろ2が逆切れするという事件が起きていた。
また、酷評した人物がラ研に投稿した作品に、ぺろ2によると思わしきマイナス感想が付けられているのが目撃されている。
そして、旧ラケペの自作自演者の項に、ぺろ2らしき人物がリストアップされている。
思わしき、らしき、と不確定な書き方なのは、ぺろ2のIPが変動IPで、送信地域以外は不定であるためである。
つまり、逆切れしたぺろ2がやけくそになってラ研鍛錬室を道連れに自爆したのではないかという説だ。
ただし、これも確証がないことに注意されたし。
関連事件
関連事件はこの事件からさほど経たないうちに起こった。
この二つの事件が、
鍛錬投稿室を新調せざるを得なくなった一番の原因である。
最終更新:2011年12月09日 10:58