腹まで届け、ピンクボール
人が死ぬのが怖かった。でも、自分が死ぬのも怖い
―――――ボクは、何でここにいるのかな?
人を殺す為にここに?
人を助ける為にここに?
僕が死ぬ為にここに?
違う
絶対に違う!
僕は人を殺したくもないよ!
でも、人を助けることは……迷惑ばかりかけちゃうし……
自分から死にたいなんて思ってなんかいない!
なら、何でここに………?
カービィにはここにいる理由が今一つわからない。
思えばつれてこられてもう3人もの人物に出会っている
いずれもカービィが知っていた人物ではない。
つまり、ここはプププランドじゃあないってこと
それならば一体ここはどこなんだろう?
分らないことは増すばかり―――――
第一放送が終わる頃にまで遡る。
デデデ大王はルイージ達を見つけると飛び出していった
だがそのタイミングで第一放送の声が聞こえた
「誰ZOY!?」と声をあげて足を止めた
デデデは一体何がなんなんだと思うばかりであった。
禁止エリアやら死亡者やら………
平和すぎるプププランドの王、デデデ大王にはさっぱりだ。
正直に言って意味もわからなかった。
ここがどこかもわからなければ何故ここにいるかも知らない。
だが、さっきルイージは撃ってきた。間違いなくデデデを殺そうとしたと思う。
だからここは危険である。命が無いかもしれない。
―――だが、それでも救いたい人物はいる。
………カービィだ。
アイツがいたから平和なプププランドがある。
もしいなければ、ワシはあの平和な国、プププランドをどうしてたか……
住民の反乱で殺されかねないだろう。
でも自分はまだ生きている。カービィのおかげと言える。
それだから、自分はカービィに恩返しをしなければならない。
この場所で………アイツを守る為に………
「カービィ……ワシが今いくZOY」
デデデは走る。ピンクボールを救う為に……………。
幸いまだカービィはまだ死んでいない!まだ時間はある!
そういえばワドルドゥの死に関して何も思っていないデデデであった。
山を下までおりたデデデだったが、既にルイージの姿はない。
遅かったのだ。これではどの方角にいったかもわからないままである。
「諦めるしかないZOY……」
さすがにどこへいったかわからず動くのは危ないと見て諦める。
デデデはおとなしく、また山小屋へ戻ろうとする
……………もう一度、後ろをみてみた
そこには 丸い丸い ピンク色の物体
普通は奇妙な生物と見て逃げ出すであろう
だが、デデデは違う。
逆に近づいていった
―――――何故か?
それは
「カ、カービィ?カービィかZOY!!??」
デデデが思いっきり叫んだ
その声はしっかりカービィに聞こえたらしく、カービィはこちらにやってきた
―――元気がないのがわかった。
長い付き合いだから……普通は走ってくるはずなのに……
元気がないから走ってこないんだろうか?
「か、カービィ……?どうしたZOY?」
保護者の用に優しく問いかけるデデデ
カービィはその言葉を聞いてゆっくり口を開いた
「ねえ……どうしたらいいのかな……?」
カービィの言葉からこんな重い言葉が来るとは思わないデデデは はい? という表情になる。
だが、真剣に話を聞く為にまた落ち着いた表情になる。
「どうしたZOY……なんでそんなこと言うZOY?」
カービィがこんなこと言うのはなんか滅多にないから本物か?と疑いが出そうだ
でも間違いなく本物のはずだ。おそらくバトロワのおかげでカービィは変わってしまった。
そんなバトロワにとてもイライラしてくる。はやくこんなの潰さないとならない。
次のカービィの言葉でデデデはかなりの驚きを見せた
「あのね……僕……人……殺しちゃったんだ……大王……」
「な、なんだと!!??」
デデデはかなり驚いた。カービィが人殺しなんて……想像出来ないが……
いや、何かの間違い……きっと相手があれだったんだ
「その殺した相手はどんなのだったZOY?」
この返答によってはカービィは殺すべき存在と守るべき存在に別れる
デデデはどうか……相手が殺し合いに乗ってるような人物ということを祈る
「え?……えっと、なんか僕達を殺すとか……殺し合いに乗るやつは僕が殺すとか……言ってた……」
返答はそんな物だった。殺し合いに乗る者は殺すという人だった……でもカービィ達を殺す……
これは……どっちZOY?相手はもしかしてくるっていたのかZOY?
「カービィ……」
デデデはゆっくり口を開いた
そして―――こう言った
「それは殺して良かったヤツだ……そいつは暴走してるってところZOY
だから元気だしてくれZOY!お前は良いことをしたというところだ!」
デデデはカービィを元気付ける為にもそう言った
カービィは「本当?」と言ってきたが、もちろんデデデは縦に頷いた。
すると、カービィが急に表情が明るくなり―――
「そうなんだ……うん、ありがとうデデデ大王!」
「ハハハハハ、まあいいってことZOY!とりあえず上の方にある山小屋まで運んでやるZOY
疲れただろう?ゆっくりやすむZOY」
デデデはそう言うとカービィに背をむけた
「さあ、乗れ」
「うん!!」
カービィは遠慮無くデデデの背中に乗った
そして登山が始まった。カービィの為なら疲れも気にしない
今のデデデ……悪じゃないぜ………
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一方、目的地の山小屋では―――――
「………カービィはどうなったんでしょうね」
どせいが静かにつぶやく。唯はずっと、ずっと下を向いて涙をこぼしている
「なんで……なんで……カー君……うう、うぇぇぇん……」
唯はずっとずっと泣いている
そんな唯を慰めも出来ない自分は本当に……ダメだなって思った。
なんとか出来ないかな……唯を……元気にしたい!!
「ねえ唯……」
私の言葉に唯は言葉こそ言わないが聞いてはくれている
そんな気がした
「私は思う……カービィは私達の為に勇気を出してやってくれたんですよ………。
勇敢に生きていかないと……意味がなくなってしまう……だから……元気だしてください……
私もカービィも唯のそんな顔は望んでません。笑顔を……望んでいます……」
どせいが必死に唯を慰めようと……笑わせようと言った。
自分の気持ちも込めて……カービィの気持ちも予想して……
とにかく唯が元気になってほしくて………こんなことを言えた。
「うぅ……そ、そうだよね……でもカー君は……うぇぇん……」
ついにかける言葉が無くなってしまった……
もうどうしようも出来ない……どせいはもうこのままここから飛んでしまおうかと考えるほど……
自分が情けなく感じた………。
結局、唯を元気には出来なかった。人生は甘くないんですね………。
はぁ……唯もこのままじゃ自殺しちゃう……早く元気にしなくてはいけない
「ゆ、唯……元気になってくれぇぇ!!」
どせいは叫んだ。もう唯のかなしむ顔が見たくない。
想像もしたくない。いやだ、もういやだ。何がいやなのか?
自分が生きてることが嫌だ。こんな情けない自分はもういなくていい………
―――――いなくていい………
気付けば私は外に出ていて………
空中に身を投げ出そうとしていた……
そこに丁度………風が吹いてきた……
「うわっ!!」
あまりの強い風に……どせいの身体は耐えれず……
「危ないZOY!!」
いきなり誰かがはいってきて―――――
「あっ、だ、だいおう!!!だいおう!!!いやあぁぁ!!」
近くでカービィの声が聞こえた。
―――ああ、カービィ生きてたんだ………
(カービィ……頑張るんだZOY……)
デデデの心の中の思いはカービィにしっかり伝わって―――
「だめええええええええ!!!!!」
いなかった……デデデ大王の死は嫌だ!絶対に助けたい!
僕を置いて一人で死んじゃダメだ!!
そして僕もデデデ大王と共に空中に―――
「………えっ?カー………君………?」
山小屋から出ていた唯が見た光景は……
ピンクボールとペンギンみたいのが落ちていく一瞬………
それを見た唯ははしりだしていた。
カービィを助ける為に―――高い所なんて関係無く……
「あっ、唯!危ない!!」
だがそれは阻止された
どせいによって……………
最期に唯の顔が見れてもうカービィは何も残すことなどない……
空中だから―――息を吸えば助かるんだろうけど……
もうこんな世界で生きていたくないや……
もういいんだ……どうなっても……
(あ―――でも―――)
グシャァァァァァァ!!!!!
カービィが言いたかったことは結局言えずに―――――。
高い高い山の上から落ちてきた二つの物体は地面や壁、岩 色々な物にぶつかり、もう原型をしていない。
残酷な音は山小屋にいる二人にも聞こえてきた………
「うぅぅ………なんで………もういやだよお………」
今度こそカービィは死んでしまった。
そんな現実からは
逃げられない。
もうこのまま死にに行きたいも感じてくるけど……
さすがにそんな自信は無いや………
「ごめん……唯……私のせいで……」
どせいは唯にあやまる。
私のせいで二人も死んでしまった訳だ……。
内心はあやまっても済まないと思っているが……
「いいよ。カー君、最期に言ってた。生きてって。私はまだすることがあるもん」
唯は許してくれた。
カービィが死んでしまったのに……そんなこと言えるなんて強いですね……
「………軽音部の皆、探すんですね?」
「よ、よくわかったねぇ!なんか凄い~」
唯は……カービィの言葉を最後に聞けただけで元気になれている。
カービィが死んだこともおそらく思ってるけど強いからこう言えるんだ………
本当に尊敬します……さすが唯です……
「さあ、行くよ~!皆を探しに……」
「はい!」
二人は―――危険な山から立ち退いていった―――
【デデデ大王@星のカービィ 死亡確認】
【カービィ@星のカービィ 死亡確認】
B-6 どせい☆人@ニコ生放送主
状態:健康 深い悲しみ
装備:普通の服とジーパン
道具:支給品一式 マイク@現実 赤風船@スーパードンキーコング コイン@スーパーマリオシリーズ
ガチャピンの着ぐるみ@現実
1、リスナーさん達が放送を待ってるから生き残って放送をする
2、カービィのかわりに唯を守る
B-6
平沢唯@けいおん!
状態:健康 元気!!
装備:なし
道具:支給品一式(地図と名簿だけ)
1、軽音部の皆を探し出す
2、可愛い人と甘いお菓子を探すよ~
※カービィとデデデの遺体は原型をしていません その近くにデイバッグがあります
最終更新:2011年03月11日 17:04