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DIO様は言っている―――?




早速、やった事といえば単なるドッキリだ。
殺し合い――その単語で特に気が引き締まる訳ではない。
確信している。この私が敗れる訳が無い。
あの様な少女(雑魚)の様なのもいれば、うざい承太郎の様なのもいるか?
それ以前に承太郎までもがここにいるのならば……必ずや殺してやる。

さてそんなDIOだが、やりたい事は既に決定していた。
自分は吸血鬼である故にもし陽が昇るのならば建物内に避難しないとならない。
だからその避難用の建物の位置を知り、同時に雑魚共を上手く操作していく。
DIO様は頭のきれる御方だ。まずこの殺し合いには何人もの人がいるのか?
人数次第では、考えを変える必要性もある。
こういう場において必ずや殺し合いを反対して、DIOの様な者を倒す為に
行動をする者がいる筈だから先ずは善人のフリをする必要がある。
承太郎が既にDIOが危険だと言い触らしていればキツイかもしれないが、
これがDIOのやり方だということなのだ。

(……しかし、あの時は私とあやつの二人のみ。殺すタイミングとして
 絶好だったものの……まあ、こんな事もあるだろう)

結果論をいくら言ってても仕方ない。
起こった事を素直に受けて気を楽に、行動する。
常に冷静で、カリスマを誇っていれば良いのだ。
ザ・ワールドがある限り、DIOは絶対の自信を持っていた。

実際、その能力には制限がある。
それもまだDIOは知らないままではあるが、
気付く時期によっては最悪の状況になるかもしれない。
殺し合いでは一つの知識でかなり変わってくる。
例えば、相手が時を止めれると知ってるのと知っていないのとで、
対処方法の策は変わってくる。もし知らないと圧倒的に不利だ。
この様にして、戦闘力が関係する勝負に見えてこの殺し合いに中での
本当の勝負というのは、あるいは勝敗を分けるのは情報量と言っても過言ではない。
今、DIOが時を止めれると思ってるこの今だが後に能力の制限には気付く筈だ。
それに気付かず試合を運ぶのと、気付いて運ぶのとで有利な者は変わってくる。
先ずは多数の情報を入手する事によって殺し合いの運命は徐々に決まってくるだろう。

そしてこの運命は大事だ。
殺し合いにおいての参加者達との情報勝負。
つまりは参加者に出会う事によって得られるのだから、誰とも出会わないと
いつの間にか置いていかれて、気付けば殺される。
その様な恐ろしい未来を左右するのがこの運命だ。
出会ってからの対応、すべてのイベントが先に絡んでくる。
そう思えば殺し合いは様々な恋愛ゲームにも似ているのかもしれない。

DIO様の運命は、今――動き出す。

確かに目に見えたそれに、近付く。
常に警戒をしながら、敵対意識を持たずに近づいていく。
相手もこちらに気付いたか、止まって構えているのか?
何はともかくも、直ぐには襲って来ないみたいだった。

「失礼、少しいいかね?」

DIOがそう言って、相手に言葉をかける。
向こうも冷静な奴らしく未だ警戒を解かないが、
人との接し方には十分な知識はあるようで、素直に話を聞いてくれるようだ。
……が、こいつもどうやら一人っきりの様で今度こそは決めてやる気のDIO。
自分は人間を超越した帝王、信頼を得たところに拳をうちこんで二度と立ち上がらなくする。
表では普通な態度だが、裏では無駄無駄無駄無駄無駄ァ!という感情でいっぱいだ。

さて、話を始めようとした時に足音が聞こえてくる。
瞬時にその足音に注意がいくのは当然の事だ。
相手がそうなっているのは確定、だからDIOは選んだ。
こいつに我がDIOの拳を喰らわせてやろうと。

「無駄ァ!」

取り敢えず挨拶の一発だ。
たった一発、だが我がDIO様の拳の威力は素晴らしいものだ。
足音に注意したその者はぶっ飛んでいく。
何も理解ならないままにただ、吹っ飛ぶ。

「ククク……所詮はただの人間ッ。帝王である我がDIOを前にするのすら認めんッ!!
 貴様には我が帝王の力、『ザ・ワールド』すら必要も無いぃッ!」

そう言い、DIOは吹っ飛ばした方向へと歩いて行く。
余裕の表情で殺し合いなどまったく無問題で、私にとってはただの遊びッ!
そのDIOの一発を受けた相手が見えて来た頃――もう一人の男が眼前に出て来た。
先程の足音の正体か?何にせよ、帝王であるDIOの敵ではないッ!!

「ひっ――!!!」

DIOの姿を見て、男が悲鳴を上げる。
これだけの大男がいて、さらに殺し合いの中。
それは恐怖でしかないがさらにその男は吸血鬼にして帝王!
人間をやめ、人間を超越した存在。

「下らん……下等な人間がこのDIOの前に現れるすら無礼、そして幸運だったな。
 この私直々に、この拳を受けさせてやろうッ!!」

DIOの放った言葉、男は理解は出来ないだろう。
気は錯乱しており、何も理解出来ないがただ一つ分かる。
この大男から逃げたいという気持ちがわかる。
逃げたい……もっと良いなら眼前から消してやりたい。
今、手にもっているこの銃があるならば―――!!!

「あああああぁぁぁァァァァァ!!!!!」

男の手に持つ銃火器――MINIMI軽機関銃の銃口がDIOに向けられる。
悲鳴を上げつつ無意識に男は銃弾を放つ。
銃弾の音はそこに響き、ただ闇雲に撃つ男。
静かだったその夜の中の戦闘――その戦いはあまりにも早く終わろうとしていた。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!」

銃弾に負けない速さで、超スピード?!ラッシュをするDIO。
帝王の力は偉大、自分の力を確信するDIO。
確かな力は大きくて、銃弾を諸共せずに男へとラッシュを入れる。
やはり『ザ・ワールド』の力を使うまでもないと思ったのだろう。
お互いのラッシュは続き――だが、片方には有限。
DIOの拳は本人次第だが、そのラッシュは止まる事を覚えない。

―――そして、ついに有限は力付きる。

「『チェックメイト』だ。」

銃弾の嵐がおさまったところへ、DIOの一発が男の腹に命中する。
あまりにも強烈なそのパンチは男の骨をも砕き、肉の皮を破く程の威力だった。
男の身体の内部まで拳が届く程のパンチから1秒――男は吹っ飛んで行く。
この帝王のDIOの拳を下等な人間が喰らって立ち上がれる筈が無い。
確認するまでも無く、DIOは男の死亡を確信して―――。

「そこまでだ」

目の前には、一発撃ちこんで気絶していた奴が立っていた。
今、思えば何故コイツはこのDIOの拳を喰らってまだ死んでいない?
いや、何故コイツは立ち上がった?
このDIOの力が足りない訳が無い、ただ本気を出してなかっただけ。
それでも十分な威力――それを耐えたその者の力は確かだと感じて、

「フッ、このDIOの拳を喰らってまで立ち上がるか……なかなか楽しめそうではないか!!
 貴様にスタンドが見えているとはまだ判断し難いが、よかろう!我が帝王の力、
 『ザ・ワールド』を見せてやろうじゃないかッ!!」
「銃を前にして、その余裕さが気になるな。……だが、ゆっくりはしてられないな。
 ここで、倒れてもらうぞ!殺害を楽しむ悪魔!!」

悪魔、それは間違い無い。
こやつはそれなりに見る目はあるようだと思うDIO。
狐の姿をしているからして、同じ人間をやめた者だというのなら、面白いッ!
吸血鬼と狐、どちらが実力が高いか競おうではないか!
無論、その勝敗など分かっているようなものだが―――。

(早速、殺し合いに乗る者と出くわすとは……!好都合か、最悪だったか……!
 それが決定するのは今の行動次第だ!!)

狐である彼は、スターフォックスのリーダーである。
フォックス・マクラウド―――リーダーとしての戦闘をする。
その様なプライドがあるのかないのやら―――。

対するDIOはプライドの塊の様なもの。
その帝王の力を粉々に負かせれば――?

そんな戦いのまぶたは、フォックスの持つ銃を合図にきられた。
……いや、これは再戦、再び戦闘は開始されたのだ。
DIOの拳がフォックスに入れられたその時から始まったのだ。

―――二つの影が、動く。


【北条悟史@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】


【C-9 - 迷いの竹林】
【フォックス・マクラウド@スターフォックスシリーズ】
【状態】健康
【服装】パイロットスーツ
【装備】MINIMI軽機関銃 残弾(200/200)
【道具】基本支給品 タコス@咲 -Saki- カスタネット@けいおん!
【思考】基本思考:警戒をしつつ、主催者を倒す。
1、主催者打倒を決心
2、武器が欲しい
3、取り敢えず、前の殺し合いに乗る者を倒す。

※MINIMI軽機関銃は悟史から回収しました。


【C-9 - 迷いの竹林】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【服装】DIO様のカリスマな服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:適当に。殺し合いのは乗ってる模様。
1、この狐――面白いッ!
2、下等な人間は殺すか、放置か。

※承太郎が殺し合いにいると少し予想しているようです。


※C-9に悟史の遺体。近くにデイパックも落ちています。


【MINIMI軽機関銃@現実】

 ベルギー・FN社の大ヒット銃。世界各地で正式採用されている分隊支援火器。
 日本の自衛隊にも装備されている。信頼度と射撃性能に定評がある。


sm042:力の差とアクセロリータさん 投下順 sm044:幸福 or 不幸 ?
sm032:それぞれの思惑 DIO sm:[[]]
sm008:はなまるな決心 - Hanamaru decision フォックス・マクラウド sm:[[]]
sm012:帰るトコは既に廃墟 北条悟史 死亡


最終更新:2011年05月30日 22:23