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それぞれの思惑




「殺し合いかー……マジかー……」

今のバトルロワイアルが本当に現実か?
信じ難かった。始まったばかりのこのゲーム。
果たして本当なのか?
まんまと何かに騙されてる気がする。
そんな予感を感じる、ボルゾイ企画の一員。
くわさんに並ぶドSの一人のふひきーだった。
ボルゾイ企画のリーダー的存在のふひきーの周りは竹林。
道らしい道の無い、ただ竹が生い茂っている。
殺し合いの場から隠れるなら適した場所ではある。
居心地は悪いし、陽が昇れば見つかりやすくはなる。
現在は夜だから気付かれにくいが、いずれは駄目になる。
そのようなら、ここにいる必要性はあまりないんじゃないか?
そうふひきーは判断した。

(それに、いつまでも生き残ってたって仕方ないしな。
 DANGER ZONEみたいなカンジだな。ということは……。
 やっぱり目的は一つ。こっからの脱出、だな。
 他にもがみ君達がいるかもしれないしそれを探しつつ、
 ここからの脱出口を探す。そういう感じで行動すればいい筈。
 ……完全にDANGER ZONEの状態じゃないか)

自分の実況を思い出させてくれる現状。
DANGER ZONEにはゾンビ犬等が出たりしたが、
果たしてこのフィールド内にはいたりするんだろうか?
当然だがあまりいて欲しくはない。
いないならいないで、素直に喜ぶべきなんだろうが………。
この現状からじゃ素直には喜べないんだが……。

(さて……がみ君達は今頃、どうしてるんだろうね。
 俺と同じく呼ばれたか……群馬でのんびり過ごしてるか……)

皆がどんな事になってるか、それはわからない。
解るのはここに今、自分がいる事だ。
ボルゾイ企画としてここにいる事もわからない。
そして本当にここに、ぞの以外の皆がいる事もわからない。
今のふひきーは、情報不足だった。

それから、気になるものがもう一つ。
近くにあるデイパックの存在が気になったものである。
本当に殺し合いの中……それを感じさせる何かが入ってると思えば、
中を覗くのも少し怖いものがあった。
見れば本当に殺し合いをしてるんだと思いそうで―――。
でも、ふひきーは見なきゃ始まらないと感じて思い切って中を見た。

(水、食い物、地図、それとこれはモンスターボールか!)

モンスターボールという架空の物であるそれを手に持つ。
中に何かがいるのだろうか?わからないが、中に入ってるならそれを見たい。
ただ、好奇心のままにふひきーはモンスターボールの中のポケモンを出した。

出て来たのは、自分が愛したアレだった。

「……ミュウ!!」

実物で見る、嬉し過ぎてふひきーはつい叫んでしまった。
それも気にせずふひきーはミュウに抱きついた。
こうして本当にミュウに触れてる、そんな現実味のない体験。
だが、素直に殺し合いの中でもこれは嬉しかった。
そして技リストを見る限り、本当に自分が育てたもののようだった。
バブルこうせん、10まんボルト、あなをほる、れいとうビーム。
自分だけのミュウ、自分が構成した技、自分に支給されたもの。
このミュウは自分だけの、大切なパートナーなのだ。

ミュウを抱きながら、ふひきーは言った。

「最後まで頑張ろう……俺と一緒に……」

その後も、ずっとミュウを抱いていたがさすがにこうしてられないと思って、
でもミュウはモンスターボールから出しっぱなしでふひきーは歩き出す。
着いて来てくれるミュウの姿にふひきーはマジで感動しつつ竹林を歩いた。
こうしていて、まるでサトシのピカチュウみたいだった。
それと同等……それ以上に愛して大事に行動してやると……。
ふひきーは決心して足を進めた。

―――いや、進めようとした。

音がしたのだ。
ガサガサと、おそらくは誰かが近くにいる。
このまま歩いていたら自分の方も音を出して――。
相手に気付かれたらかなり不味い。
それもこの現状、自分が相手の位置を察せていない今。
これは結構ピンチだったりするんじゃないだろうか?
そう思ったふひきーだったが、目は暗い所に慣れ始める。
そんな頃な程に時間は経過していた為、よく見れば人が見えた。
会いに行く、そんな発想をふひきーはしなかった。

しばらくその姿を観察するのに夢中だった。

そうして、気付けばその姿はどこかへ消えていた。
安全を確認して、ふひきーは再びミュウと共に竹林内を歩いた。


【B-8 - 迷いの竹林】
【ふひきー@ゲーム実況・ゲームプレイ】
【状態】健康
【服装】普段の服
【装備】なし
【道具】基本支給品 ミュウ@ボルゾイ企画
【思考】基本思考:がみ君達を探しつつ、脱出経路の探索
1、ミュウと共に最後まで頑張るぞ!
※ミュウの技は、『10まんボルト』『れいとうビーム』
 この4つです。『バブルこうせん』『あなをほる』


【ミュウ@ボルゾイ企画】

 ふひきーの嫁。技構成は電・氷・水・地とバランス的。
 普通にやってれば手に入らないがバグで入手出来るポケモン。


ふひきーの行動は大正解だった。
あのままもし前へと気にせず進めばヤバかっただろう。
何故ならふひきーが見た人は『人ではなかったのだ』
そう、あの方こそ偉大なるカリスマの持ち主。

―――に襲われたばかりの擬人化したきのこの山だった。

擬人化したきのこの山、名はまんまきの子。
バトルロワイアルが開催されて目覚めれば同じ竹林。
自分の住んでた環境とは似た場所で目覚めた為に――
そして寝ぼけてて頭が働なかった為にここが殺し合いとは気付けなかった。
そんな彼女の運命は酷く残酷なものだった。
とにかくふらふら歩いてると、前から人が現れたのだ。
迷い人かと思って話しかけると―――。

「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」

と、謎の叫びを発して襲って来たのだ。
きの子はとてもびっくりして後ろを振り向かず逃げた。
何がしたいかわからないあの人は追ってくることはなかった。
それから走り疲れて、きの子は地面に座った。
そこでふひきーがその姿を見た訳であった。
確かに黙ったものの、音はたててはいたふひきーの存在に彼女は気付かなかったのだ。
謎の人物に襲われ――平和ボケをしていた訳じゃないが、
こうも突然、それもゴツイ男に襲われれば混乱はする。
落ち着きを取り戻せず――きの子は少し休んでからまた走り出した。
山の皆に知らせなきゃと思ったんだろう。
だが、ここは山じゃないし憎きライバルたけの子の元、竹が生い茂った場所。
そんなのにも目をむけれず、きの子は走る。
そんな落ち着きのない彼女を誰が受け取るんだろうか?


【C-7 - 迷いの竹林】
【きの子@ニコニコ食べ物戦争シリーズ】
【状態】健康
【服装】きの子のワンピース
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???
1、逃げる


【C-8 - 迷いの竹林】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】健康
【服装】DIO様のカリスマな服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???
1、???


sm031:スネ夫が山を登る時に流れてくる人達(フル) 投下順 sm033:笑顔の悪魔
START ふひきー sm054:走る執事、それは探し求める常識人
START きの子 sm067:遭遇率100%でいきましょう
START DIO sm043:DIO様は言っている―――?


最終更新:2011年10月16日 19:00