ファンタジア
さあこの手をみな取るがいい 美しきものたちよ さあ!!
幕が上がる。
そして、“彼”が現れる。全ての語り手たちの後ろに。
“彼”こそは、正義。
“彼”こそは、裁き。
“彼”こそは
復讐。
概要
Feuille-Morteによる演劇をテーマにした1枚+1冊。
本作は
劇作家「ロベルト・ドーソン」が作った劇
「ファントマ」という体で構成されている。
1曲1曲が「怪人「ファントマ」と不幸な少女たちに焦点を当てた短編劇」になっており、物語性が極めて高い。
ゲキノウタからの続編ではあるが、ファンタジア単体でも十分楽しめる。
基本的にストレートな作風に加えて冊子による解説もあるため、考察難易度は高くない。
物語っぽい作風が好きならば万人におすすめ。
また、キャラごとに別の人が声を当てているため、ボーカルが7人もいる超豪華仕様(ゲキノウタを含めると頼経 遥さんも入るため8人)。
小ネタ
演劇の台本形式。
特に物語性が強い作品なので、音楽を聞きながら読むのがおすすめ。
ブックレットとは別にペーパーが2枚封入。
1枚には「ジャケットと1曲目の歌詞」が、もう1枚には「クレジットと登場人物のスケッチ」が乗っている。
セットのB5サイズの冊子。
まさかの美術館の「展覧会図録」形式。
「画家イルヴァ・コリンスカーがロベルト・ドーソンのファントマの世界を描いた絵画の解説」という形でイラスト要素はこちらにまとまっている。
ロベルト・ドーソンの生い立ち等の解説もあり、ネタバレ要素が強いので一通り視聴した後に見るのがおすすめ。
CDのトレー部分は凋叶棕定番の透明なものではなく、不透明な黒いものが使用されている。
単に色合いを揃えただけなのか・・・それとも・・・
前作「ゲキノウタ」に出ていた作劇家。
スペルはRoberto・Dawson。
曲リスト
詳細
頒布イベント:コミックマーケット96
発行日:2019/8/12
イベント価格:3000円(CD+書籍)
ショップ価格:3428円(税抜)
リンク
コメント欄
- ネタバレになりすぎない程度にページを作成しました。 -- HK (2020-01-05 23:57:57)
- あの黒いの開けられるんだよね -- 名無しさん (2020-04-20 18:02:20)
- 制作背景の本人談。https://twitter.com/rdwithleaf/status/1404796998641983489?s=21 -- 名無しさん (2021-06-17 22:56:07)
- あくまでロベルト·ドーソンの書いた台本を元にした演劇という体なのがミソで、あくまでファンタジア全体の主人公はロベルトだということを意識しているとより最悪になると思います。 -- 名無しさん (2021-06-20 17:21:30)
最終更新:2023年08月02日 19:57