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努力説

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努力説というのは,被催眠者が催眠中にとる行動は,被催眠者自身がそうしようと思ったことであり,また,その行動をしようと努力しているというものです.さらに言えば,その行動をするためのモチベーションを高める方法が催眠であると言うのです.

つまり,催眠者が「あなたの腕が浮かんできます」と言う事は,被催眠者にその行動を努力して実現させるように言っているのという風に解釈します.さらに,腕が浮かんでくるようなモチベーションを高めることによって,その行動が起きるように催眠者が働きかけているというのです. 催眠の有名な研究者でバーバーという人物がいます.彼は,実験によって催眠で起きる現象の全てが,モチベーションを高めることによって起きるといっています.腕の浮遊や無痛感覚ですら,催眠でなくても再現できるということです.
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