催眠標準テキスト@Wiki

体の仕組み

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
管理者のみ編集可
観念運動とともに,催眠誘導に使うものとして体の仕組みがあります.体の仕組みとは,筋肉の疲労や,体の構造を使ったものです.大抵の催眠誘導は,観念運動と体の仕組みを組み合わせて使います.例えば,観念運動のところであげた,重たいものをイメージすると腕が下がってくるという観念運動があります.これは,単に観念運動だけではなく,体の仕組みも利用しています.それは,腕をずっとあげていると腕の重さで筋肉が披露して,時間がたてばイメージをしなくても腕は自然と降りてくるでしょう.

体の仕組みはいくつもあります.これも簡単に実験をできるのでやってみてください.手を力いっぱい数分間握って,それからすぐに開こうとすると開きづらく感じると思います.これは,筋肉の緊張を一定方向にある程度の時間続けることにより,力を抜こうとしてもすぐには抜くことができないという現象を使っています.これらの体の仕組みを使った反応は,誰でもそうなってしまいます.その反応を使って条件付けをするのです.
ウィキ募集バナー