らーす鯖規約


本規約は、らーす鯖が提供するMinecraftサーバー、Discord、オープンチャット(以下、総称して「当サーバー」という)を、すべての利用者が安全かつ快適に利用できる環境を確保するとともに、当サーバーにおけるゲーム性および行動指針を明確にすることを目的として定めた最高法規である。原則として、本規約は当サーバー外では適用されない。なお、らーす鯖は、運営スタッフの資金により、非営利で運営されている。

目次



第1章:基本規約

本章は、当サーバーのすべてのサービスに共通して適用される基本的な規約を定める。

第1条:禁止事項

利用者は、以下の行為を行ってはならない。

1.攻撃的・不適切な発言

他者を傷つける言動(暴言、誹謗中傷、名誉毀損、差別的発言、性的発言、煽り発言)、他者に迷惑をかける言動、および当サーバーに対する意図的な否定的・批判的言動(ネガティブキャンペーン)を禁止する。特に、運営が別途指定する用語の使用は固く禁じる(※1を参照のこと)。

2.プライバシーの侵害

他者の個人情報を本人の許可なく公開する行為、第三者のプライバシーを侵害する行為、および他者になりすます行為を禁止する 。これには以下の行為も含まれる。
  • 他プレイヤーの発言を撮影したスクリーンショット等を、本人の許可なく当サーバーが提供するサービス(Discord等)へ送信する行為。
  • 個人間のメッセージ(/msg、/tell等)の内容を、本人の許可なく公開する行為。

3.不適切な表現

NSFW(政治的、性的、暴力的、グロテスクなコンテンツ)、歴史的に重大な悲劇や戦争犯罪に関連する言葉やシンボルの使用を禁止する。これはMCID、アイテム名、マップアート等を含むすべてのコンテンツに適用される。

4.虚偽情報の流布

プラグイン、コンソールメッセージ、コマンド等に関して、虚偽の情報や他者に不利益となる情報を流布する行為を禁止する。

5.チャットスパム

文脈を無視した発言や、同一または類似のメッセージを連続して投稿する行為を禁止する。

6.広告・詐欺的リンク

宣伝を目的とした投稿や、詐欺的なウェブサイトへのリンクを共有する行為を禁止する。

7.悪質なメンション

緊急時や正当な用件がないにもかかわらずメンションを多用する行為、またはメンションしたメッセージを即座に削除する行為を禁止する。これには返信機能による通知も含まれる。

8.過度な嫌がらせ

他者のプレイに支障をきたす粘着的または妨害的行為を禁止する。特に、当事者からの注意にもかかわらず行為を継続した場合は違反とみなされる。

9.不正行為

エクスプロイト、技術的な抜け穴、グリッチの利用、当サーバーが許可していないクライアントまたはMODの使用、自動化ツール(マクロ等)の使用など、意図せずして優位性を得る行為を禁止する。ここでいうグリッチとは、運営スタッフが想定しておらず、明示的に許可していない仕様(バグや不具合)を利用する行為を指す。

10.チート

X-Ray等の透視系チート、Fly Hack等の移動系チート、Kill Aura等のPvP補助チートなど、公平性を著しく損なう不正ツールの使用を禁止する。

11.サーバーへの高負荷行為

大規模なレッドストーン回路の設置、溶岩や水による大規模な地形生成(ラヴァキャスト等)、その他サーバーに過剰な負荷をかける行為を禁止する。判断に迷う場合は、事前に運営スタッフに相談すること。

12.RMT(リアルマネートレード)

ゲーム内のアイテムやサービスを現実世界の通貨で取引する行為、およびそれを持ちかける行為を禁止する。

13.AFK Kickの回避

無操作時間が20分経過するとサーバーから自動的にキックされるが、これを意図的に回避する施設や行為を禁止する。施設を作成した者も処罰の対象となる場合がある。

14.不適切なスキン

他者に不快感を与えるスキン、透明・半透明スキン、4Dスキン等の異形スキンの使用を禁止する。

15.規約違反の黙認および助長の禁止

他者の規約違反を認識しながら報告せずに放置する行為、または違反行為を助長・支援する行為を禁止する。

16.運営への非協力的な態度

運営からの注意・勧告には直ちに従うものとする。規約の抜け道を探すような行為は正当化されない。規約や運営の判断に対する異議申し立ては、指定された場所(サポートサーバー等)で行うものとし、それ以外の場所での主張を禁じる。

第2条:アカウントに関する規約

1.アカウントの貸与・譲渡の禁止

理由の如何を問わず、自身のアカウントを他者に貸与または譲渡する行為を禁止する。

2.ボットの使用禁止

利用者がボットを当サーバーに参加させることを禁止する。

3.接続に関する制限

VPN、プロキシを利用した接続、および同一人物が複数のアカウントで接続することを禁止する。家族など、同居人が別アカウントでプレイする場合は、事前にサポートサーバーを通じて運営スタッフに届け出るものとする。なお、BANされた利用者(BAN理由がサブアカウントの無断使用である場合を除く)からの家族アカウント申請は受け付けないものとする。

4.認定配信者のサブアカウント利用

運営が認定した配信者に限り、以下の条件のもとでサブアカウントの使用を許可する。
  • 動画の撮影や配信は、事前に申請されたメインアカウントで行うこと。
  • サブアカウントを利用してゲームを有利に進める行為(例:Vote報酬の二重取得、作業の並行実施)を禁止する。
  • メインアカウントで撮影や配信を行う際は、その都度運営スタッフに申告すること。
  • 上記に違反した場合、両アカウントを処罰の対象とし、認定資格を取り消す場合がある。

第2章:ゲーム内規約

本章は、Minecraftサーバー内での具体的な行動規範を定める。

第1条:町・国・領土に関する規約

1.管理者の責任

町の管理者(国王、副国王、市長、副市長、アシスタント等)は、同条の第6項の内容を十分に理解し権限設定に責任を負うものとする。権限設定の不備による窃盗被害に関して、運営は一切の補償を行わない。

2.町・国の名称

町や国の名称およびタグは、英語アルファベットで表記し、ハイフン(-)およびアンダーバー(_)以外の記号の使用は認められない。不適切なコンテンツ(第1章第1条3項に準ずる)を含む名称や、既存の町・国と紛らわしい名称、広告目的の名称を禁止する。

3.悪意のある領土取得

他者への嫌がらせを目的として、他国・他町の領土拡張を妨げるような領土取得や、町の設立を禁止する。また、運営が設置した特定エリアを囲む行為や、意図的に領土を空けて取得する行為は飛び地領土の取得とみなす。

4.領土拡張の制限

  • クレームアーム(腕状の領土)は幅3チャンク、長さ3チャンク以下に制限し、枝分かれさせることを禁止する。
  • 飛び地領土の取得を禁止する。領土は陸地を連続して取得しなければならない。
【Lifeサーバー特約】
  • 幅3チャンクを超えるクレームアームは、インフラ(道路、鉄道、運河)の保護目的にのみ許可されるが、これを領土拡張に利用してはならない。
  • 装飾目的の建築物(例:船)を保護する場合に限り、既存の陸地領土から海上に領土を拡張することができる。
  • 孤島において拡張可能な陸地がなくなった場合に限り、最短距離にある他の陸地へ直線的に領土を拡張することが許可される。ただし、これを他の町の拡張妨害に利用してはならない。

5.景観の大規模な変更

自然な景観を著しく損なう行為(例:大規模な水抜き、人工島の造成)を禁止する。

6.不当な理由での町参加

荒らしや窃盗を目的として町に参加することを禁止する。ただし、町が誰でも自由に参加できる設定(オープン)の場合は、この限りではない。

7.追放された町民への対応

町の管理者は、人道的なルールに従わない町民を追放することができる。その際、追放者に対しアイテム返還の機会と建築物解体の猶予を与えなければならない。追放者がこれに従わない場合に限り、建築物の解体およびアイテムの撤去が可能となる。ただし、悪質な行為が追放の原因である場合、当該町民の財産はすべて町の所有物となる。

第2条:プレイヤーの行動に関する規約

1.物資の自己管理

利用者は、貴重品をエンダーチェストや個人プロット内に保管するなど、自らの資産を管理する責任を負う。

2.窃盗行為

個人プロット内での窃盗、および町の管理者やTrust権限を持つ者が住民の物資を盗む行為を禁止する。物資を盗む目的で他者を町に招待し、直後に追放する行為も同様に禁止する。

3.嫌がらせ行為

ブロックの無秩序な設置・破壊、水や溶岩の無差別な散布など、悪意のある嫌がらせ行為を禁止する。また、領土に隣接する荒野3チャンクでの行為は領土内と同様に扱われる。

4.トラップの設置

【Lifeサーバー特約】
理由の如何を問わず、他者に危害を加える、または殺害を目的とした全てのトラップの設置を全面的に禁止する。
【Warサーバー特約】
原則として、以下の条件を除き、殺害を目的としたトラップの設置を禁止する。
  • 荒野(Wilderness)に設置する場合。
  • 戦争の一環として設置する場合(Gank)。ただし、上記の許可された状況であっても、以下の特定エリアへのトラップ設置は禁止する。
ただし、上記の許可された状況であっても、以下の特定エリアへのトラップ設置は禁止する。
  • リスポーン地点(ホームセット地点、ネザーゲート、スポーン地点を中心とする16x16ブロックの範囲)。
  • 他者がショップにアクセスするために利用するプロット。

5.PVP(プレイヤー対プレイヤー)

【Lifeサーバー特約】
  • 領土内でのPVPを許可する設定や、殺害目的で領土を荒野にすること、アイテム等を利用した殺害を禁止する。ただし、アリーナプロットや合意の上でのPVPはこの限りではない。
  • テレポート(/tpa)を悪用して他者に危害を加える行為を禁止する。
【Warサーバー特約】
  • リスポーン地点(ホームセット地点、スポーン地点を中心とする16x16ブロックの範囲)をPVP可能に設定する、またはその他の手段で意図的に殺害する行為(リスポーンキル)を禁止する。
  • 戦争中に、地中に隠れ続けるなどの遅延行為を禁止する。ただし、透明化ポーションの使用は許可される。
  • 戦争中のパーティテレポート(/ptp)やホームセット(/home)で敵領土内に直接移動する行為を禁止する。
  • 戦争時のビーコン周辺をマグマ等で囲う行為、および宣戦布告後から戦争終結までの間に、溶岩を上から流すなどの攻撃行為を禁止する。

6.セットホーム(/sethome)の設定

他者の町の領土、およびそれに隣接する荒野3チャンク以内に/sethomeを設定してはならない。
【Warサーバー特約】
アウトポスト(前哨基地)内に限り、例外的に許可される。

7.アウトポスト(前哨基地)

【Warサーバー特約】
アウトポストは戦争遂行のために一時的に許可されるものであり、領土拡張や他町の妨害目的での使用を禁止する。ただし、運営が設置した特定エリア(サーバースポーン地点を除く)の周囲には、1プロットに限り設置が許可される。

第3条:特殊な建築・アイテム等に関する規約【Lifeサーバー特約】

1.インフラ

  • インフラ(氷道、鉄道等)は町の領土から建設を開始するものとする。
  • 荒野に設置されたインフラの破壊、機能の妨害、利用者の妨害を禁止する。
  • インフラに付随する建造物(駅舎など)はインフラとはみなされず、町の領土内に建設することが推奨される。

2.マップアート

  • 不適切な表現(第1章第1条3項に準ずる)を含むマップアートの制作を禁止する。
  • 他者が制作したマップアートを現地で地図を用いて盗作する行為、および制作を妨害する行為を禁止する。

3.アイテム保護

  • アイテム保護(/ic)は、本人以外が取り外すことはできない。また、名称の変更や金床による加工も禁止する。

第4条:チャットに関する規約【Warサーバー特約】

Warサーバーに限り、コミュニケーションを活性化させるため、以下の特例を設ける。
  • 許可される発言: 「ez」「へたくそ」など、比較的軽度な煽り発言は処罰の対象外とする。
  • 禁止される発言:
    • 差別的・侮辱的表現(例:「死ね」「障害者」「バカ」など)
    • 特定のゲームプラットフォームへの差別的表現
    • 自傷・自殺を教唆する発言
    • 性的嫌がらせ、人種・宗教・性別に関する差別的発言
    • 暴力的な脅迫

第5条:運営の裁量による建築物・仕様の規制

運営が予見しない方法で利用される建築物や、サーバーに過度な負荷を及ぼす、またはその恐れがある構造物や装置については、運営の判断により事前の予告なく使用の禁止、または撤去の措置を講じることがある。これは、過去に許可されていたものや明確な規制がなかったものであっても、後に問題が判明した際には規制・撤去の対象となる場合がある。利用者は、特に大規模な建築や特殊な装置を設置する際には、事前に運営へ相談するものとする。 事前許可の有無にかかわらず、運用中に問題が確認された場合は、運営の裁量で使用制限や撤去の措置が講じられることがある。

第3章:サポート・処罰・補填

第1条:サポートサーバーの利用

サポートサーバー内のチケット機能は、以下の規約に沿って利用するものとする。

1.適切な利用

チケットは、個人情報を含む内容、バグ報告、緊急対応依頼など、機密性を要する問題のために使用するものとし、軽微な理由での使用を禁止する。

2.不正行為の禁止

他者の処罰や自己の処罰回避を目的として、証拠を改ざん・隠蔽する行為を禁止する。

3.不適切な要求・行為の禁止

脅迫、威嚇、侮辱、プライバシー侵害、運営スタッフへの不当な要求、同一内容の過剰なクレーム、スパム行為などを禁止する。これらの行為が確認された場合、チケットは強制的に終了される。

4.チケットの乱立禁止

一般的な質問は、まず公式Discordの質問チャンネルを利用し、それでも解決しない場合に限りチケットを作成すること。

5.報告の期限

違反行為に関する問い合わせは速やかに行うこと。事象の発生から一定期間が経過した報告は、調査の困難性から対応できない場合がある。

6.チケットの終了

利用者からの返答がない、または運営の指示に従わないチケットは、告知後に強制的に終了する場合がある。

第2条:処罰規定

処罰の種類

  • Minecraftサーバー: 警告、Mute(チャット禁止)、期限付きBAN、永久BAN
  • Discordサーバー: 違反回数に応じて、1日タイムアウト、7日タイムアウト、制限ロール付与と段階的に処罰を重くする。

処罰に関する補足

  • 警告はリセットされず、累積する。
  • 違反を誘発する行為は、誘発した側が処罰対象となる場合がある。
  • 処罰は状況証拠に基づき、運営の裁量で公正・公平に判断される。アンチチートツールの検知や証言のみで処罰は行わない。
  • 誤BANの疑いがある場合は、再調査を行う。

永久BANの基準

複数回にわたり警告または処罰を受け、改善の意図が見られないと運営が判断した場合。 特に、最終警告後に再度規約に違反する行為が確認された場合は、永久BANを含む厳重な処罰の対象となる。
以下の行為は、原則として即時永久BANの対象となる。
  • サブアカウントの無断使用: 申請なくサブアカウントを使用した場合、当該アカウントはBANの対象となる。違反が悪質な場合はメインアカウントも対象となる可能性がある。
  • チートの使用: X-ray、Flyハックなど、ゲームの公平性を著しく損なう不正ツールの使用。
  • 悪質なスパム・荒らし・攻撃行為: サーバーに意図的な損害を与える行為、およびその予告。当サーバー外での言動であっても、信頼性の高い証拠がある場合は処罰対象となる。

第3条:異議申し立て

運営から処罰内容が確定し説明が行われた後も、これを認めず抗議を続けるなど、運営の進行を妨害する行為は追加の処罰対象となる場合がある。処罰に対する異議申し立ては、処罰の通達から1週間以内に行うものとし、この期間を過ぎた申し立てには一切対応しない。

第4条:補填およびロールバック

1.補填

【Lifeサーバー特約】
荒らしや窃盗の被害において、違反者からアイテムを回収できた場合に限り、被害者に返却する。回収できない場合は、違反者の所持品から同等の価値のアイテムで補填する。
【Warサーバー特約】
いかなる理由があっても、アイテムの補填は一切行わない。

2.ロールバック処理

  • 大規模な荒らし行為が発生した場合、当該区域を事件発生前の状態に戻すロールバック処理を行うことがある。
  • これはアイテムの補填を目的とするものではなく、ロールバックによって失われたアイテムは補償されない。
  • 虚偽の報告によってロールバックを行わせたことが発覚した場合は、厳重に処罰する。
  • チート等による深刻な被害が発生した場合、ワールド全体のデータがロールバックされる可能性がある。

第4章:免責事項およびその他

第1条:免責事項

1.運営の権限

当サーバーに関するすべての事項の最終決定権は運営スタッフが有する。本規約に明記されていない行為であっても、運営スタッフが秩序の維持または当サービスの信用保持の観点から不適切であると合理的に判断した場合、当該プレイヤーに対して介入または処罰等の措置を講じるものとする。

2.利用者間の紛争

当サーバーは、利用者間で発生した紛争や損害について、一切の責任を負わない。

3.サービス終了

当サーバーがサービスを終了する際に利用者に何らかの損害が生じたとしても、運営は一切の責任を負わない。

第2条:規約の遵守と改定

1.規約の理解と自己責任

利用者は、当サーバーを利用する前に本規約を読み、理解する責任を負う。規約に違反した場合、その結果に対する全責任は利用者自身にある。

2.規約違反の確認

自らの行為が規約に違反するか不明な場合、または本規約の解釈に疑義がある場合は、行動を起こす前にサポートサーバーで運営スタッフに確認することを強く推奨する。

3.規約の改定

本規約は、健全かつ公平なプレイ環境の維持を目的として予告なく改定される場合がある。利用者は定期的に規約を確認し、常に最新の内容を遵守する責任を負う。

第3条:法的措置

DDoS攻撃、ハッキング、荒らし等の妨害及び攻撃行為が確認された場合、証拠を保全のうえ、法的措置または関係機関への通報を行う。プレイヤーは、かかる行為が法的責任を伴うものであることを十分に理解し、これを行ってはならない。不審な行動を確認した場合、速やかに運営スタッフへ報告すること。

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最終更新:2025年07月29日 13:45