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平和の女王

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「平和の女王」象徴としてのラクス

統一地球圏連合政府の主席に、全会一致で望まれながらもその地位を謝絶したラクス。
友人でもあり、代わりとして主席の地位についたカガリは彼女に彼女の支持の大きさ、自分の感謝の気持ち、今迄の活躍、平和の歌姫としてのカリスマを考え、どうにかして彼女に報いたいと思う。

カガリは側近と共に、色々な政治体系を調べ古き時代の象徴としての地位を見つけ出す。

事前に検討を重ね、根回しを行ったうえで、ラクスにカガリは今の平和を象徴する「平和の歌姫」としての象徴ではなく「地位」について欲しいと願い出る。

それは、政府の重要な決定事項にサイン、許可を与える役目であり地位的には統一連合主席の上位に位置する存在である。
また、彼女の元には今まで苦労と努力、困難を共にしてきたオーブ独立部隊を親衛隊として配置し、名を「ピース・ガーディアン」と変える。
ピース・ガーディアンは「平和の歌姫」の指揮下で動き、統一連合政府の指揮下にはない。

ラクスは「あらあら困りましたわ」とやはり断ろうとするがカガリが「ラクスが以前断ったから、私が今の地位についた。一人で楽しようとするなんてズルいぞ。一緒に苦労しろ。もう根回しはすんでいるから、あとはラクスがうんというだけでいいんだ」と笑いながら語ったという。
大切な友人の好意と、キラに後押しされラクスは受け入れる。

象徴とはいえ、絶大な権力者の誕生である。その地位につくのがラクスでなければ受け入れられなかったであろう。

もともとターミナル、マルキオ氏の支持、予算としてのPG維持費関連企業からの情報・技術協力を含む多額の寄付があり、象徴としてだけではなく、女王の力は蓄えられていく。

本人に自覚があるのかどうかは分からないが、ふらふらと出歩くことは変わりなく、側近をやきもきさせ、キラを苦笑させるのはラクスらしかった。
とはいえ、時間が合えば一緒に出歩くキラを、カガリやアスランが笑う。
彼らにとって安寧な、平和な、安らぎをもった時間だった。

だが、世界は再び動き始める。
大西洋連合の脱退。それに付随する国家。
そして、統一連合政府の決定を待たずして平和をみだすものとしてピースガーディアン部隊出動という事態がおきる。
象徴として実質的な権力をもたないはずだった、ラクスが
その権限をつかった最初である。

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