リグバース(ルーカス登場)




ルーカス登場

  • リグバース署前

紳士風の男「そこのあなた。少しよろしいですか?」

(ムービー:ルーカスとの出会い)

主人公「はい、なんでしょう。」
紳士風の男「私のことをごぞんじですか?」
主人公「は……?」
主人公「えっと…ごぞんじじゃないです。」

紳士風の男「そうすると、私は誰なのでしょう?」

主人公「僕(私)に聞かれても……。」
紳士風の男「ふうむ……なるほど。」
主人公「なにかお困りなら力になりますよ。」

紳士風の男「いえ、けっこうです。失礼しました。」


主人公(……なんだったんだろう?)

(翌日)

手品

  • 大樹の広場

ジュリアン「すっげえ!ルーカスさん、もう1回やってよ!」
ルーカス「かまいませんよ。」
主人公(あ!このあいだの人!みんなを集めてなにしてるんだろう)

ルーカス「ではご注目―――」

ジュリアン「わわっ!ポケットが重くなった!?」

ひな「す~ご~い!石がしゅんかんいどうした~♪」
ユキ「おみごとな手品ねえ。タネもしかけもわからなかったわ。」
ジュリアン「オレもポケットにはいるまでぜんぜん気づかなかった。」

ハインツ「大したもんだ~。その手品って、なんでも移動させられちゃうの?」
ルーカス「ふうむ……どうでしょう。そのあたり、私にもわからないのですよ。」
ハインツ「面白いこと言う人だね~。自分がやってることなのにわかんないの?」
ルーカス「ええ、さっぱり。」

ハインツ「だったらさ、これで試してみてよ。」
ルーカス「ほう…火の結晶ですね。」
ルーカス「炎をまとった鳥のようなオーラが見える。とても貴重なものではないですか?」

ハインツ「ほえ~道具も使わずに、そういうの分かっちゃうの?」
ハインツ「アンタ、かわりに店番してよ。おじさん、ラクしたいな~。」


ルーカス「あ……。」
ジュリアン「うおーっ、またきえた!」
ひな「こんどはどこ~?」
ユキ「わたしのポッケには入ってないみたいだねえ。」
ルーカス「…わかりません。手元が狂ってしまったものですから。」
ハインツ「え……?ウソだよね?」
ルーカス「世の中、ままならないものです。」
ハインツ「今の火の結晶、ウチで一番高い商品だよ?いくらおじさんでも、そのシャレは笑えないって。」


主人公「あの……僕(私)のポケットに入ってました。」

ジュリアン「すっげえ!いつのまに!?」
主人公「お返ししますね、ハインツさん。」

ハインツ「な~んだよも~。盛り上げるんだから~。」
ハインツ「アンタ、一流のエンターテイナーだね~。おじさん、気に入ったよ。」
ひな「つぎのてじなが見たいの~。」
ルーカス「ふむ、よろしいでしょう。」
主人公(ずいぶんなじんでる。これなら心配しなくても大丈夫かな)

(翌日)

メリネ氷洞へ


  • レストラン『気の向くままに』前

ルーカス「ほう、なるほど……じつに興味深い。」

主人公「ルーカスさん?なにをしてるんですか。」
ルーカス「レストランの外観がめずらしくて手帳に記していました。」
ルーカス「近くを通りかかると、つい足を向けてしまうのも、じつに興味深いです。」
主人公「レストランの近くは、美味しい匂いがしますからね。」

ルーカス「ああ、なるほど。私はよい香りにひかれていたのですか。」
ルーカス「とすると、腹のムシが鳴りやまないのもこの香りのせいなのかもしれませんね。」
主人公「それはおなかが空いてるからでは……。ちゃんと食べてますか?」
ルーカス「ふうむ……記憶を失ってからこちら、食事をした覚えがないですね。」
主人公「ダメですよ、ごはんはしっかり食べないと……」

主人公「って、ええっ!記憶を失ってるんですか!?」

ルーカス「ええ、おかげで見るものすべてが新鮮で楽しませてもらっています。」
主人公「はあ~…ずいぶん前向きな記憶喪失さんですね。僕(私)も見習わないと。」

主人公「じゃなくて!大変じゃないですか!」
ルーカス「ふむ?そうなのですか?」
主人公「そうですよ!と、とにかく署まで来てください!」


  • 署長室

リヴィア「んあ~?またきおくそうしつだと?」
リヴィア「どうなってるんだ、まったく。」
主人公「僕(私)に言われても困りますよ。」

スカーレット「名前以外で、なにか覚えていることはありますか?」
ルーカス「そう問われると、答えるのが難しいですね。」
ルーカス「自分がなにを覚えていて、なにを覚えていないのか。それすら定かではありません。」
スカーレット「では思い出せるかぎりでいちばん古い記憶はなんですか?」

ルーカス「ふうむ……そうですね。寒い洞窟で目が覚めたことでしょうか。」
スカーレット「寒い洞窟?」
ルーカス「ええ、凍りついた湖の地下にある洞窟です。」
リヴィア「メリネ氷洞のことだな。」
リヴィア「これではなしが見えてきた。」

スカーレット「と言いますと?」
リヴィア「あそこはルーンスポットの1つだ、といえばわかるか?」
スカーレット「そうか、ルーン消失事件!例の魔方陣ですね!」
リヴィア「そのとおり。」
リヴィア「おそらくまだチカラがのこっていた魔方陣にさわってしまったんだろう。」
スカーレット「事件のツメあとがこんな形で人々をおびやかすなんて……。」
リヴィア「ほうっておくわけにもいかんな。」

リヴィア「アレス(アリス)、ひとっぱしりいって魔方陣をけしてきてくれ。」
リヴィア「陣をけしてしまえばチカラをうしなうはずだ。」
主人公「陣を消すんですね。わかりました。」
スカーレット「では私は、ルーカスさんのソウルスフィアを測定して本部に問い合わせてみます。」
スカーレット「もしかしたらソウルスフィアが登録されているかもしれません。」
リヴィア「うむ。」

ルーカス「私はどうすればよろしいですか?」
主人公「ソウルスフィアを測ったら、ごはんでも食べて待っててください。」
ルーカス「ほう、クサいメシというやつですな。じつに興味深い。」
主人公「いや、クサくないですから。」
ルーカス「ふうむ、それは残念。」
主人公「あはは……。」

メリネ氷洞に行けるようになりました。

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最終更新:2022年01月31日 17:19
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