リグバース(謎の依頼)




謎の依頼


  • テリー探偵事務所

テリー「ふうむ……。」

主人公「どうしたんですか、テリーさん。むずかしい顔で。」
セシル「事件じけん!大事件なんだよ!」
主人公「またまたぁ。」
セシル「ホントだって!ナゾの怪文書がとどいたんだ!」
主人公「かいぶんしょ……。そうなんですか、テリーさん?」
テリー「ん~…まあ、怪文書といえば怪文書だな。」

テリー「正しくは差出人不明の依頼書なんだが、どう読んだものか悩んでる。」
主人公「どういう内容なんですか?」
テリー「カンタンにいうと、話したいことがあるから夜の0時に遺跡の前へ1人で来てくれって内容だ。」
主人公「それって…依頼じゃなくてテリーさんに大切な話があるんじゃないですか?」

テリー「ところがどっこい。ご指名はあんただ、アレス(アリス)。」
主人公「えっ、僕(私)!?」

テリー「しかもこのことを、Seedにはヒミツにしてくれときてる。」
セシル「元Seedのアレス(アリス)さんを呼びだすのに、Seedにはヒミツにしてくれなんてヘンだよね。」
主人公「うーん…たしかに。」
テリー「さて、どうしたもんか……。」

主人公「……行ってみます、僕(私)。」
セシル「ええっ、あぶないよ!やめたほうがいいって!」
主人公「でも、誰かがすごく困ってるのかもしれないし。」
主人公「それに……。」


主人公(万が一、ガディウス平原で会ったあの子が依頼書の差出人だとしたら……)
主人公(もう一度会いたい)
主人公(会って、僕(私)の知らない僕(私)のことを聞いてみたい)
主人公(僕(私)を許さないと言ったワケも……)

テリー「……わかった。この件はアレス(アリス)に任せる。」
主人公「ありがとうございます!」

テリー「セシル。間違ってもこっそりのぞきに行くなよ?」
セシル「あ、あはは、やだなあ。そんなことするわけないじゃない。」
テリー「……ま、心配はしてないが。」
テリー「どうせ夜中まで起きてられないだろうからな。」
セシル「う~…そうなんだよねえ。暗くなると、どうしても眠くなっちゃって……。」
主人公(お子さまだ!)


オズワルドのアジト

(0時~1時)
  • ベルファ遺跡 前

主人公(……誰も来ない)


主人公「まさか、いたずらだったとか……?」

???「安心しな、いたずらじゃない。」
主人公「あ、あなたは―――オズワルド!?」

オズワルド「しーっ!静かにしろってんだ。」
主人公「っと、ごめんなさい。」
主人公「依頼書の差出人はあなただったんですね。」
主人公(あの子じゃなかった……)

オズワルド「あからさまにガッカリするんじゃねえよう。愛の告白でも期待してたのかい?」
主人公「そんなんじゃありません。からかいに来たのなら帰りますよ。」
オズワルド「待った待った、悪かったよう。」
オズワルド「本気で困ってるんだ。話だけでも聞いてくれ。」
主人公「ふう…なんですか。」

オズワルド「先日―――Seedの極秘作戦があったのは知ってるかい?」
主人公「いえ、知りません。」
オズワルド「じつはな、ワシのアジト―――盗賊王のアジト跡で、Seedの掃討作戦がおこなわれたんだ。」

オズワルド「ワシの一味をいっぺんに引っつかまえようというとんでもない作戦よう。」
主人公「それってSeedとしてはごくフツウの行動だと思いますけど。」
オズワルド「作戦の中身がごくフツウならその言い分もわからんではない。」
オズワルド「だけどな、ヤツら……作戦にモンスターを使いやがったんだぜい。」

主人公「Seedがモンスターを!?」
オズワルド「おうともよ。それもとびっきり凶暴なヤツだ。」
オズワルド「これをとんでもない作戦といわずしてなんという?」
オズワルド「こっちは仲間を1人、泣く泣く置き去りにして逃げるしかなかったんだ。」
オズワルド「でな、依頼というのはその―――」

主人公(凶暴なモンスター……ガディウス平原のときと同じ……?)
主人公(スカーレットさんの心配が当たってたのかもしれない)
オズワルド「お~い、聞いてるかい?」

主人公「すみません、聞いてませんでした。なんですか?」
オズワルド「だから、アジトに置いてきちまった仲間を助け出してほしいんだよう。」
オズワルド「この依頼はあんたくらいの腕っこきじゃねえとダメなんだ。」
オズワルド「しかもあんたなら、元Seedだから、怪しまれずに動けるだろう?」
主人公「それはどうなのかわからないですけど……」

主人公「依頼は引き受けます。」
主人公「仲間を助けたいという思いはわかりますし、少し調べてみたいこともありますから。」
オズワルド「おおっ、ありがたい!」


オズワルド「こいつは依頼料の前払いだ。」
主人公「え、それは……。」

オズワルド「いいんだいいんだ、気にすんな。(報酬を受けとっちまえば、後には引けんだろう)
主人公(なにか邪な心の声が聞こえたような……)

オズワルド「少しばかり変わり者だからびっくりするかもしれんが、頼んだぜい。」
オズワルド「アジトから連れ帰ってくれたのがわかったらまた姿を見せるからよう。」


主人公「変わり者って……最後にさらっと気になることを言いのこして行ったな。」


 盗賊王のアジト跡に行けるようになりました。

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最終更新:2022年02月14日 23:57
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