プリシラ「起きて、アレスくん(アリスちゃん)。もう朝だよ。」
主人公「ん……。」
主人公「おはよう、
プリシラ。」
主人公「
ルーシーも、おはよう。」
ルーシー「……おはよ。」
主人公(そっけない……。まだアヤしまれてるのかな)
主人公「そうだ、メガネの事件は解決したの?」
ルーシー「あったりまえじゃん。」
主人公「すごい、名探偵だ。」
ルーシー「そ、そんなんじゃないし。ユキさんが自分の頭にのっけてただけだから。」
プリシラ「いつもどこかに置いて忘れちゃ――うむむ……!」
主人公「
プリシラ?」
プリシラ「ご、ごめんなさい。あくびが出そうになって……。」
主人公(……寝不足なのかな?)
ルーシー「あくびなんてガマンすることないのに。」
プリシラ「でも、大きな口をあけるのははずかしいから……。」
ルーシー「ま、いいんだけどさ。」
ルーシー「ちゃっちゃと伝言を伝えて、二度寝でもしよっか。」
主人公「伝言?」
ルーシー「
リヴィア署長からの指示。町の人たちに着任のあいさつをしてこいってさ。」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)のSeed初任務だよ。」
プリシラ「がんばってね♪」
-ボタンを押すと周辺のマップを確認することができます。
町の中では住人の居る場所を確認できます。
カーソルを建物に合わせると、中に居る住人が分かります。
ワープメニューについて
マップ画面から、一度行った場所に直接移動することができます。
マップ画面でYボタンを押し、メニューから行き先を選択します。
(ルーンファクトリー4スペシャルをやっている場合)
ルーンファクトリー4スペシャルの連動特典としてダグと
マーガレットが町にやってくるようになりました。
主人公(すごい熱気だ……)
主人公「あの……。」
???「誰だ、オマエ?」
主人公「えっと、Seedの見習い隊員になったアレス(アリス)です。」
主人公「これからリグバースでお世話になるのでごあいさつに来ました。」
???「ふうん。」
???「師匠。ドグ師匠。Seedの新人があいさつに来てます。」
ドグ「おウ? なんだって、
マーティン?」
マーティン「Seedの、新人が、あいさつです。」
ドグ「井戸の、隣人が、あいつでス? なんの話ダ?」
マーティン「とりあえず手を止めてください、師匠。」
ドグ「っと、すまねエ。お客さんだったカ。」
マーティン「ちがいますよ。新人です、Seedの。」
主人公「アレス(アリス)です。」
ドグ「あア。ばあさんたちがウワサしてた、新しい住人カ。」
ドグ「俺は鍛冶職人のドグ。こっちは弟子のマーティンダ。」
ドグ「記憶がなくてタイヘンなんだってナ。なにか力になってやりたいガ……。」
ドグ「そうダ。
マーティン、鍛冶のことを教えてやりナ。」
ドグ「無心で鉄を打ってりゃ、なにか思い出すこともあるかもしれン。」
マーティン「……わかりました。」
マーティン「手短にすませるぞ。」
主人公「は、はい。」
マーティン「準備はいいようだな。では始めるか。」
マーティン「鍛冶では武器や農具を作ることができる。」
マーティン「もちろん、作るためには金属などの材料が必要だ。」
マーティン「普通はダンジョンの中にある鉱石をハンマーで叩いて取り出すが、」
マーティン「お前はどちらも持っていないだろうから今回はこれを使え。」
鉄を受け取った。
主人公「ありがとうございます!」
マーティン「礼はいい。説明を続けるぞ。」
マーティン「そうだな……。武器の両手剣でも作ってみるか。」
マーティン「【武器を作る】を選んでから【両手剣】を選択だ。」
(武器を作る以外のコマンドを選ぶと)
マーティン「おい! 人の話をちゃんと聞いているのか?」
マーティン「【武器を作る】を選んでから【両手剣】を選択だ。」
(両手剣以外の武器を作ろうとすると)
マーティン「ふざけるのもいい加減にしろ。」
マーティン「【両手剣】を選択しろと言っているんだ。」
マーティン「左側には今、お前が作ることができるレシピが表示される。」
マーティン「右上にはそのレシピに必要な材料が表示される。」
マーティン「レシピは、必要な材料が揃っていれば濃い文字で、足りなければ薄い文字で表示されるはずだ。」
マーティン「試しに【クレイモア】という両手剣を作ってみろ。」
マーティン「邪念を払って一心に打て。まずはそれだけでいい。」
主人公「……できた!」
クレイモアを手に入れた。
マーティン「見せてみろ。」
マーティン「……。」
マーティン「……。」
マーティン「……驚いたぞ。はじめてにしては上出来だ。」
マーティン「筋がいいじゃないか。」
主人公「きっと
マーティンさんの教え方がいいからですよ。」
主人公「でも……、鍛冶ってスゴイですね。あの鉄の塊が、こんなものに姿を変えるなんて……。」
主人公「……まるで魔法みたい。」
マーティン「!!」
マーティン「……フン。」
マーティン「で、何か思い出せたのか?」
それがさっぱり・? なんの話ですか?
▼それがさっぱり
マーティン「まあ。この程度で頭のモヤが晴れるなら苦労はないか。」
▼? なんの話ですか?
マーティン「おい。最初の目的を忘れるな。」
マーティン「そうだな……。頭のヒラメキがほしければパンを食べるという選択もある。」
主人公「え? パ、パン?」
マーティン「ん? 何か変な事を言ったか?」
マーティン「そうか……。お前、記憶が無いんだったな。」
マーティン「オレ達はレシピを覚える時に、レシピパンを食べるんだ。」
主人公(そ、そうなんだ……)
マーティン「武器のレシピを覚えたければ武器レシピパン。農具のレシピを覚えたければ農具レシピパン。」
マーティン「と言った具合だ。だが、食べても何も覚えられないこともある。」
マーティン「それは、自分の鍛冶レベルや、その道具を扱うためのスキルレベルが足りないせいだ。」
マーティン「要は未熟だと言うことだ。」
マーティン「オレもまだ修行中の身。お前に教えると言ってもせいぜいこの程度だ。」
主人公「いいえ。すごく勉強になりました。ありがとうございます。」
マーティン「もし、自分で本格的に鍛冶を始めたければ鍛冶免許と鍛冶台を手に入れるといい。」
マーティン「鍛冶免許はリグバース署のメイキングで試験を受けることができる。」
マーティン「鍛冶台は
パルモ工房で売っている。」
マーティン「……ということだ。」
マーティン「用がすんだなら、帰ってくれ。」
マーティン「師匠に手ほどきしてもらえる貴重な時間をムダにしたくない。」
主人公「あ、はい。ありがとうございました。」
セシル「事件だ事件だ!」
セシル「うわっと!」
セシル「ああっ! お兄さん(お姉さん)は――」
セシル「やっぱり! アレス(アリス)さんだよね!」
主人公「うん。でもどうして僕(私)の名前を?」
セシル「いまテリーさんに聞いたんだ!
記憶喪失の人が来たって!」
セシル「ホンモノの大事件だよ! ボク、わくわくしちゃって!」
気だるげな男「こーら、
セシル。」
気だるげな男「デリケートな問題を抱えた当人を前にうれしそうにするもんじゃない。」
セシル「あ――! ご、ごめんなさい!」
気だるげな男「オレからも謝るよ。事件のニオイがすると伝えたのはオレなんだ。」
主人公「いえ、そんな。気にしないでください。」
主人公「それより、あなたが
テリーさん?」
気だるげな男「ご名答。ま、ナゾとしては初級だな。」
テリー「雑貨屋のかたわら、Seedともよろしくやらせてもらってる。」
テリー「あんたとも仲良くしたいな。」
主人公「こちらこそです。よろしくお願いします。」
セシル「あの……。」
セシル「ボクとも……仲良くしてくれる?」
主人公「もちろんだよ! よろしくね、
セシルくん!」
セシル「よかった! ありがとう、アレス(アリス)さん!」
主人公(わあ、パンが焼けるいい匂いがする)
ひげのおじいさん「いらっしゃいませ。」
主人公「あ、すみません。パンを買いにきたわけじゃないんです。」
主人公「じつは……。」
ふくよかなおばあさん「Seedの新人さんでしょう?」
ひげのおじいさん「おや、ユキは知っているのかい。」
主人公(ユキ……あ、もしかしてメガネ事件の)
ユキ「昨日、
プリシラがうれしそうに話していったんだよ。」
ユキ「Seedに新しく入った人がすごくやさしくてイイ人なんだって。」
ひげのおじいさん「ほほう、それはそれは。」
主人公「Seedの見習い隊員になったアレス(アリス)です。」
主人公「よろしくお願いします。」
ひげのおじいさん「店長の
ランドルフです。」
ランドルフ「妻のユキとふたりで、パン屋をやっています。」
ユキ「パンを買わなくてもいいから、お話しをしに来ておくれね。」
主人公「え、でもそれは迷惑なんじゃ……。」
ランドルフ「ほっほっほ、いいんですよ。老人には世間話がなによりの楽しみですから。」
ユキ「わたしはウワサ話、この人は冒険譚が大好物なのよ。」
ユキ「新しいお話を仕入れたら、いつでも来てちょうだいね。」
主人公「はい!」
???「ま~~て~~~!!」
主人公「いてて……。」
ルーシー「ご、ごめん。弟を追いかけるのに夢中で……。」
主人公「いいよ。それより
ルーシーは大丈夫だった?」
ルーシー「あ、ありがと。」
ルーシー「………………。」
主人公「どうしたの?」
ルーシー「な、なんでもないし。」
ルーシー(思ってたよりアヤしい人じゃなさそうね)
ルーシー「って、こんなことしてる場合じゃないんだった。
ジュリアンをとっつかまえなきゃ。」
ルーシー「ほっといたらすぐ迷子になるんだから。」
主人公「あはは……そうなんだ。」
ルーシー「あ、そうだ。キミも手伝ってよ。」
ルーシー「どっちが先に
ジュリアンをつかまえられるか勝負しよう!」
主人公「ええっ!?」
ルーシー「これもSeedの任務ってことで! それじゃ、よーいドン!」
主人公「行っちゃった……。」
主人公(あ、いた!)
主人公(あれ? いっしょにいるのは……)
ジュリアン「オレのほうがつえーし!」
ひな「ひなのほうがつよいよ~。」
主人公(……なんか言い争ってる)
ジュリアン「だったらオレとしょうぶしろ!」
ひな「いいよ~。」
主人公「うわわっ、ケンカ!? 止めなくちゃ!」
ルーシー「ちょーっと待った。勝負に水を差すのはヤボってもんでしょ。」
主人公「
ルーシー? でも――」
ジュリアン「いくぞ!」
ジュリアン「うーん……。」
ひな「ひーなーのかーちー♪」
ルーシー「う……ぐすっ。」
主人公(泣いてる!?)
主人公「だから止めなくちゃって――」
ルーシー「いい勝負だった!」
主人公「は? え?」
ルーシー「おーい、ジュリアーン。」
ジュリアン「うーーーん……。」
ジュリアン「………………。」
ジュリアン「オレ……まけたのか。」
主人公(あー……落ち込んじゃってる)
ジュリアン「すげえな、あいつ!」
ジュリアン「つぎはぜったいかつ!」
主人公「……たくましい弟さんだね。」
ルーシー「でしょ? へこたれないことだけが取り柄なんだ!」
主人公「だけって……。」
ルーシー「あ! 弟にあいさつできなかったよね。あたしからキミのこと教えとくよ。」
主人公「そ、そう? ありがとう。」
ルーシー「そんじゃ、任務がんばって!」
主人公「あ、待って!」
主人公「僕(私)たちも勝負してたよね?」
ルーシー「おっと、そうだった。」
ルーシー「今回は引き分け。でも次は負けないよ!」
主人公「………………。」(次もあるんだ……)
???「ごほっ、ごほっ!」
シモーヌ「ふ、ふふふふふ…ふげほっ、げほっ。」
主人公「し、
シモーヌさん!?」
シモーヌ「おや、アレス(アリス)。その後、調子はどう?」
主人公「おかげさまで、すっかり元気です。その節はありがとうございました。」
シモーヌ「礼なんていい。医者なら当然のごど……ごほっ、ごほっ。」
主人公「だ、大丈夫ですか? ずいぶんツラそうですけど。」
シモーヌ「医者の不養生というやつで……げほっ。」
シモーヌ「けどそのおかげで、また新しい薬を試せる……ふふふ。」
主人公「新しい薬を試す……って、自分のカラダで!?」
シモーヌ「げほっ、当たり前じゃないか。患者のカラダでは試せないだろう。」
シモーヌ「それともなにかい。キミのカラダで実験させてくれるのかな?」
主人公「う……い、痛くしないでくれるなら。」
シモーヌ「ははは……はーくしゅい! シャレに決まって…げほっげほっげほっ!」
主人公「
シモーヌさん自身がシャレになってないですって!」
とぼけたおじさん「パンパカパ~ン!」
主人公「えっ?」
とぼけたおじさん「おしかったね~。9999人目のお客さん。」
とぼけたおじさん「1万人目だったら記念に掘り出し物を
プレゼントしたんだけどな~。」
主人公「そ、それは残念です。」
とぼけたおじさん「うーん、だよね。ザンネンだよね~。」
とぼけたおじさん「じゃあさ、1回店の外に出て、もう1回入ってきてくれる?」
主人公「は、はあ…。」
(店の外に出て入る)
主人公「あの、なんですかこれ?」
とぼけたおじさん「ちがうよ~お客さん。」
とぼけたおじさん「今のは『アンタもいっしょに出るのかよ』って言ってくれなきゃ~。」
主人公「ええ~……。」
とぼけたおじさん「ま、いいや。それでお客さん、ご用はなに?」
主人公「あっ、そうでした。」
主人公「Seedの見習い隊員になったアレス(アリス)と言います。」
とぼけたおじさん「あ~はいはいはい、聞いてるよ~。
記憶喪失なんだって?」
とぼけたおじさん「おじさんも最近モノ忘れがはげしいから似た者同士だね~。」
主人公「そ、そうですね。」
とぼけたおじさん「ちなみにおじさんは、クリスタルショップの店長、
ハインツね。」
ハインツ「座右の銘は『笑顔はしあわせの種』。生あたたかく、よろしく~。」
主人公「よ、よろしくお願いします。」
主人公「ところで、1万人目の記念は……。」
ハインツ「あっはっは、面白いこと言うね、お客さん。こんな店に1万人も客が来るわけないじゃない。」
主人公「……ですよね~。」
主人公「ここは……なんだろう?」
むらくも「おう、命の恩人じゃねえか。」
主人公「
むらくもさん。」
むらくも「俺のとこで世話になる気になったか?」
むらくも「うちは旅館だからな。部屋ならいくらでもあるぞ。」
主人公「いえ、それがですね……。」
むらくも「そうか、Seedの隊員にな。そいつぁイイ、あんたにぴったりだ。」
むらくも「大変だろうけど、がんばれよ。」
むらくも「つかれたときはうちのフロに入りにくるといい。」
むらくも「一発でHPとRPが回復するぜ。」
主人公「はい! そうさせてもらいます!」
???「フォーーーーーウ!!!」
主人公「な、なに!?」
派手な男「おオウ! 初めてファーストの人! 見てクダサイ!」
派手な男「パルモ・クレアスィ・ド・ヴィヴィアージュ、渾身の1枚が完成しマシタ!」
主人公(ち、近い……!)
主人公「え、と……設計図、ですか?」
パルモ「そうデス!」
パルモ「感動がおしよせて止まらない、芸術的トイレットの設計図デス!!」
主人公「ずいぶん広いように見えますけど……。」
パルモ「いいところに目をつけマシタ、初めての人! 竜が使っても壊れない、万能設計なのデス!」
主人公「す、すごいですね。」
パルモ「そうデショウ!」
パルモ「…んン? そういえばアナタ、どちらさまデスカ?」
主人公「新しくSeedの見習い隊員になったアレス(アリス)です。」
主人公「これからリグバースでお世話になるのでごあいさつに来ました。」
パルモ「フォーーーウ! 新たな出会い! 感動の予感が稲妻スパークデス!!」
眠そうな青年「
パルモさん……うるさいよ……。寝てらんない……。」
パルモ「感動的なお寝坊デスネ、
リュカ! シゴトがこんもりたまっていマスヨ!」
リュカ「う~……ごめん。」
リュカ「明日からホンキ出すから……今日はカンベンして……。」
主人公「あの人は……?」
パルモ「ワタシの弟子で、大工見習いのリュカデス! 寝坊させたら右にも左にも出るものなしデスヨ!」
主人公「な、なるほど。」(なんでうれしそうなんだろ)
パルモ「それでは、アレス君(アリスさん)!」
パルモ「ワタシはさっそくトイレット作りにとりかかりマス! 完成したら、また感動を分かち合いマショウ!」
(レストランに入ろうとすると)
主人公「あれ? 開いてないみたいだ。」
(全箇所まわる前)
主人公「まだ挨拶してないところが残っているよね。」
主人公(これで、ひと通りあいさつはできたかな)
主人公(
リヴィア署長への報告は明日にして、部屋に帰って休もう)
主人公「すっかり遅くなっちゃったな。」
(
リュカのムービー)
主人公(今のは……)
主人公(見まちがい、かな?)
最終更新:2021年08月01日 00:04