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短編集『希望は…無いのだろうか』(視点系)

短編集『希望は…無いのだろうか』(視点系)
希望というと、あまり無いかもしれない。 親友はずっと苦しめられてきた。 炎が立ち上る。そこに、彼はいつも思い浮かべている。 いつもいつも、寂しげに見つめている。 家が火事になると、いつもそう。 火事は嫌なイメージがあるみたいだ。 その視線は、辛さが完全にわかる。 番人「迅帝。人が死んだ場合は…泣くのだろうな?本当に、笑わないだろうな?」 迅帝「勿論だ。」 けれど、寂しい視線を向けているのはわかる。 そんな会話になると、いつもそうだ。 泣いている時だってあった。 けれど、笑ってくれる時もある。 だから、不安はあまりない。 それで何がわかるかというと、何もわかっていない。 迅帝「…悲しい…悲劇か。」 番人「そうだな。」 番人が辛い時は、周りが辛い時などである。 自分の思いが悲しみを呼ぶ時もあると思う。 けれど、泣いていても問題は消えていかない。 迅帝「死者は蘇らないから、必死に生きよう。」 そう告げておく。 迅帝「その人の分まで生きるといいと思うよ。」 それはいつもの言葉。 番人「…お前のお陰だよ、少し。」 迅帝「これからも努力するよ。」 そう、努力するよ。 絶対に、絶対に。
終わり。 迅帝・スファルグ=グランドの過去です。 迅帝も大分過去は…。

最終更新:2010年04月19日 03:16