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29.GOAL

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risingthunder

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DREAMER 29話「GOAL」


ケンは走った。
ミンナの思いをその背中に乗せて.....
光が見えた。
ケンは最後のチカラを振り絞って走った。

ケン「あ、あんたは.......。」

その先には豪華な椅子に座った男が一人。
その周りに10数人ほどの騎士がいた。

???『私はさっきの声の主、表王のレイ・グランツだ。』
ケン「あなたがこの表界の王......。」
レイ『よくぞここまで来た。』
ケン「試練はどうなったんですか???」
レイ『試練は達成した。この【光の証】を授けよう。』

レイは【証】を差し出し、ケンに渡した。

ケン「そうだ!まだミンナ戦っているんだ!ミンナはどうなったんですか!?」
レイ『心配するな。もう試練は終わっている。だから戦いはもう終わっている。もうすぐ来る時間だと思うんだが。』

??????『ケーーーン!!!!』
ケン「?.......み、ミンナ!!」
あや「いきなり竜巻が止まったから来たんだ。」
hiro「コッチも。騎士たちが戦いをやめて"サキニイッテクダサイ"なんて言うからびっくりして.....。」
taku「試練はおわったんだな。」
レイ『話しているところ悪いんだが、君らに仕事がある。』
sho「うわぁ!ってもしかして表王様?」
ケン「そうだこの人が表王さんだ。」
レイ『お主らはこの表界を守るために【証】をあつめていたんだろう。』
ケン「そうだ!【証】がすべて集めて結界を........。」
レイ『その通り。この建物の上に魔法陣がある。そこで儀式をして結界を張るんだ。』
tiku「でもヘトヘトだよもう。」
レイ『今晩はここで休んでいくといい。明日儀式をすればいい。』
ケン「そうさせていただきます。」

―そして、次の日

ケンたちが魔法陣に着くと表王がいた。

レイ『ここが魔法陣場だ。あまり使うことはないが、ここから魔術で表界を制御することが出来る。』
あや「この世界を!?」
hiro「流石この表界の中心だ。」
ケン「早く始めよう。」

ケンたちは各魔法陣の位置に着くと【証】を出して武器を発動させた。

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