ヘンリー・フォード

概要

《自動車王》の称号を持つ合衆国の企業家。デトロイト・シティを重機関都市へと作り替え、五大湖周辺を重工業地帯へと変えた天才経営者。
デトロイトで労働や勉学に励んでいた頃にロード・アヴァン・エジソンと出会い、何らかの教示を受けたとされ、その15年後に合衆国最大の自動車会社となるフォード社を作り上げた。
熱心なプロテスタント支持者であると自称しており、自らの自伝の序文には"私は神を愛し、であるが故に神は私を愛して下さった"と記すほど。しかし彼が教会に訪れる様子を見た者はいない。
その実体はチクタクマンの信奉者。合衆国中枢に張り巡らせた権力を使い、『神の意志』と称して数々の陰謀を実行に移してきた。

本編での活躍

旧・重機関都市ニューヨークから帰還したエリシアを、NY消失についての情報拡散を防ぐために殺害を企てる。
そのためにCIGや《血塗られた舌》を動かすが、最終的にエリシアは国外への脱出に成功し、《血塗られた舌》は《白い男》によって根絶され、失敗に終わった。

元ネタ

実在の人物であるヘンリー・フォード。現在も存在する自動車会社フォードの産みの親である。
どちらかといえばT型フォードによる大量生産のほうが有名かもしれない。
ちなみに現実世界では発明王エジソンと友人であったという。

備考

  • 元々機械工学の才能があり、その道に進めば碩学になることもできた。しかしデトロイトの碩学工場で機械工として働きながら勉学に打ち込んでいた年若い彼は、工場視察に訪れたエジソン卿と出会い、狂信者へと身を落とした。
  • 『シャルノスSFF』では《大消失》についての会話において「フォード氏による超規模の心理迷彩」という単語がモランの口から語られおり、NY消失についての情報操作について少なからず関与していると考えられる。実際、『ウイツィロポクトリの紅涙』 では、NY消失の重圧に崩れた大統領報道官や、NY消失の真相に触れたタイムズ記者を“処理”したという旨の地の文がある。

登場作品

紫影のソナーニルWEBノベル『ウイツィロポクトリの紅涙』

  • こいつカルシェールで世界が滅んだ時どうしてたんだろうなぁ -- 名無しさん (2013-03-11 18:37:27)
  • そりゃまぁイアイアと歓喜の声を上げてたんじゃね? -- 名無しさん (2013-03-12 00:11:50)
  • ていうかカルシェールでタナトス建造したのほぼ確実にこいつじゃ…。「合衆国の影の権力者でF社総帥でチクタクマンの信奉者」って… -- 名無しさん (2016-06-22 01:45:00)
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最終更新:2022年04月08日 05:46
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