Mが
《怪異》を喰らう際に諳んじる特殊な方程式。
この方程式はMを人間の形に押し込めている戒めであり、これを大脳で紐解くことで己の真の姿の一部を顕現させることができる。
発動すると黒い粘液に似た不定形の群れが周囲を回転し不規則な幾何学模様を描き出す。
それを呑み込んだ後、右目を覆う眼帯が奇妙な模様を描きながら紅く光り、右腕は黒い刃を思わせる異形に変化。胴に赤色の亀裂が走りそこからは乱杭歯にも見える黒い刃が突き出される。
最終的には右腕と半身が黒と赤の異形に変化し、胴の亀裂から伸びた黒色の腕によって《怪異》は砕かれることになる。
『漆黒のシャルノス』本編中では《怪異》を一方的に殺すことにしか使わなかったため詳細は不明な力だったが、
《大機関時計》に対処した際には飛空挺クセルクセスと同化し機体を丸ごとMの顎と化して《大機関時計》へ突貫するといった芸当も見せている。
「――城よりこぼれたかけらのひとつ」
「クルーシュチャの名を以て」
「方程式は導き出す」
「我が姿と我が権能、失われたもの」
「喰らう牙」
「足掻くすべてを一とするもの」
備考
- 長く複雑すぎてメアリには読めないが、不定形の群れはカダス碑文を思わせる複雑な数式または方程式であり、これをMは呑み込み肉体を変化させていく。
- 恐らく城はシャルノス。失われた姿と権能はニャルラトテップの顕現体のこと。元ネタ的にMがニャルラトテップの能力を行使するさいに必要な方程式かと思われる。
- バロンの言葉内で語られたヴァイスハウプト師が求めた方程式がこれかは不明。
元ネタ
『クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム』の解くと
ナイアーラトテップの化身になる超高難度数式『ルーシュチャ方程式』
- たしか文字食べるんだよな、うろ覚えだけど -- 名無しさん (2013-01-19 20:21:13)
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最終更新:2018年08月11日 00:07