概要
惑星カダスに突如現れた謎の黒い直方体。形質は中世期の柱時計に酷似し、装飾は古代カダス遺跡の一部遺跡に近似。全長数マイル~数十マイル級の物が複数存在する。主な構成成分は炭素。核として一つの時計が埋め込まれている。
惑星の中心核へとその先端を潜り込ませ、生きる全てを塵芥と化す邪悪の円柱(カルシェール)。風の王の力をもって水の王を目覚めさせる機能を有する。
結社最高幹部級の機密情報によれば、《チクタクマンの大機関時計》もしくは《終末時計》なる名称を与えられていた。
能力
防御膜……空間を破壊するディスラプターを喰らっても、威力の98%を吸収し本体へ損傷を与えない。
触手……自動防御機能。白い。2000フィート以上に伸びて自動追尾する。
STEAMPUNK QUINTET
カダス大辺境の洋上に飛来し、コニー一行とメアリ&Mの活躍により、Mにもぐもぐされて彼の有する封印宇宙へと投げ捨てられた。
紫影のソナーニルRefrain
地下世界の法則である
《ルフラン》を担う装置であることが判明。さらに時計人間はこの機能を使うことで幾度も
リリィの物語を繰り返していた。
灰燼のカルシェール
本編IF世界である灰燼のカルシェールでは地球に落下。世界各地に突き刺さり、物理の死を、世界の終わりをもたらした。
備考
Mさん曰く「吐き気のする味」がするらしい。のどごしは最悪とのこと。
またソナーニルSFFでは
ニコラ・テスラを
許すとして
時間牢獄か大機関時計に埋め込むかのどちらかを行うとエジソンは宣言していた。
つまり、あやうくMの食糧になるところだった。
元ネタ
クトゥルフ神話で時計と言えば「
ド・マリニーの時計」だろうか。
ブライアン・ラムレイ著のタイタス・クロウ・サーガにて時空往還機として活躍した。
登場作品
灰燼のカルシェール
ドラマCD スチームパンク・クインテッド
- 話にはチョクチョク出るのあんまり語られないんだよねこれ -- 名無しさん (2013-02-02 02:18:07)
- 今思えば自動防御の触手ってクトゥルフから伸びてるのかな -- 名無しさん (2013-07-20 19:49:37)
- 灰塵のカルシェールでは絶望の象徴って感じだった。世界の終わりを止める人がいない世界か。。 -- 名無しさん (2013-11-02 22:59:43)
- ルチアーノに埋め込まれていた時計も謎だったが、こいつの一部なのかな -- 名無しさん (2014-06-17 19:24:27)
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最終更新:2014年06月17日 19:24