ジェーン・ドゥ

概要

cv:歌織
都市に生きる現代の魔女。オカルティストにして結社の上級エージェント。そして、かつてThe Mの恋人であった人物。
結社の中央アジア支部を中心に秘密活動を行っていたが、バロンに呼ばれ英国首都ロンドンに帰還する。
チャペック研究会の特別メンバーであり、会とは電信でやりとりしていた。

来歴

失われたドルイドの血脈であることを結社に見出され、非合法エージェントになった経歴を持つ。
結社に忠誠を誓い、ローマ支部で任務に身を投じていたある日に同じエージェントであり当時はジェイムズと名乗っていたMと出会い、彼に憧れを抱く。そしてMと寄り添い恋人となるも、一年後にMは言葉一つなく彼女の前から消えた。
Mが消えたことで自分が彼のことを何も知らず、分かろうともせずにただ一方的に幸せを感じていただけだったことを悟り、その沈んだ心がヨゼフ・チャペックの降霊会に参加する理由となった。マリアベルを献体とした降霊会では自らの《怪異》を顕現させるが、誰かを傷つけても自分の願いが果たされないことに気づき、自分の手で《怪異》を完膚無きまでに砕く。

また、実はウィッチクラフトの奥義を修める前にメアリの母とは親交があった。

能力

古きドルイド系譜に連なるウィッチクラフトの奥義を修めている。暗示迷彩の服を作ることはできないが、言葉を使った暗示で語る言葉を相手に信じ込ませることができる。同時に多少の設定も相手の頭に入るらしい。
眷属型《怪異》ケルピーを持ち、作中ではエリーを狙った結社の影人間とゲルマン騎士団の追跡小隊、ディオゲネス人体捕獲班及び空軍空挺部隊と交戦し一方的に殲滅した。
かつては妖精型の《怪異》も存在したが、それはジェーン自ら破壊している。

本編での活躍

上層部の命によりThe Mの計画進度を確認するためにロンドンに帰還し、自らメアリ・クラリッサ・クリスティの下宿に同居することを希望する。大家であるマリー・ハドスンにはメアリの叔母であるという暗示をかけ、同時期に訳あって同居していたエリーにも懐かれて良好な関係になる。一緒に料理や編み物といった家族のような生活は、メアリに忘れていた家族の暖かさを思い出させた。
Mにとって特別であるメアリには娘のように優しく接するも、内情は複雑であった模様。
その後、ジェーンがかつて奥底に沈めた感情を取り戻しつつあることを教授に指摘されたが、彼女は否定する。ならばと"支配者の物質"を持つエリーの大脳を確保するという残酷な任務が与えられ、エリーを狙う各勢力を《怪異》を顕現させて殲滅する。そしてメアリに後を託し、Mを救ってほしいと《怪異》を介して伝えた。
《怪異》を砕かれてジェーンの肉体が消滅する寸前にMが現れ、彼はジェーンに問いかける。耐えられた筈のお前がなぜ《怪異》を顕現させたか。ジェーンはメアリ達との生活が楽しかったこと、それにより情報操作を徹底しなかった結果、エリーを助けるためにはこれしかなかったことを明かし、最後にかつて自分がMを城から救えなかったことを謝罪した。
ジェーンの死は一緒に生活したメアリに暗い影を残したが、生前に彼女が託した黒い本の存在がメアリにMとシャルノスの意味を理解する助けとなる。

備考

  • メアリにシャルノスについて教える最中、《怪異》を破壊することはその宿主の死に繋がりかねないことに苦悩する彼女に暗示をかけ、心が壊れないように配慮している。作中でメアリが諦めずに走り切ることができたのは、彼女の助けがあったからかもしれない。
  • バロン言葉を聞く限り、ジェーンがかつての感情を取り戻し、《怪異》を顕現させることは計画の内だったようである。つまり、ジェーンの死は(メアリが諦める以外では)ほぼ免れないといえる。

登場作品


関連人物


  • ヒルドさんと一緒に紅茶を飲んだ数少ない結社員 -- 名無しさん (2013-05-07 15:14:24)
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最終更新:2013年09月04日 22:22
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