たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
おやすみなさいのキスをして
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「石川さん。石川さん」
「…」
「…」
あれ? 返事がない。
さっきまで起きてなかったっけ?
さっきまで起きてなかったっけ?
部屋の電気はとりあえず消して、ベッドサイドのランプの小さな明かりの中、ベッドに仲良く転がって、なんとなくぽつぽつとおしゃべりしながら雑誌を見てたら、いつのまにか静かになってて…。
何か絵梨香、独り言言ってるみたいだなーって思ったら…。ねぇ。
何か絵梨香、独り言言ってるみたいだなーって思ったら…。ねぇ。
「…」
すーすーって。
キモチよさそうに夢の中。
キモチよさそうに夢の中。
「あーあー。寝ちゃったか」
つまんないなー。
でも、おねむ梨華ちゃんだし、夜更かしできないヒトだし。
まっ、しょうがない…かな。
でも、おねむ梨華ちゃんだし、夜更かしできないヒトだし。
まっ、しょうがない…かな。
腕を枕にして、ゆっくりと上下してる背中。
なんか赤ちゃんみたいなかわいい寝顔。
そっと覗き込んだら…。
なんか赤ちゃんみたいなかわいい寝顔。
そっと覗き込んだら…。
「んんーっ…」
ごろって寝返りをうって仰向けになった石川さん。
電気が眩しいのかちょっと顔しかめたりして。ふふっ。
電気が眩しいのかちょっと顔しかめたりして。ふふっ。
「梨華、おやすみなさい」
ふわっとやさしくキスをして、じゃあ、絵梨香も寝よっかなぁ…って、電気を消そうとしたら後ろからぎゅって抱きつかれた。
「いしかわさん?」
「んー?」
首だけで振り返ったら、眠そうで、でもなんかとろけたような顔で微笑んでた。
「あ…起こしちゃいました?」
「んー…。わかんない」
まどろんだままふわっと微笑むと、体を摺り寄せて絵梨香の胸に顔をうずめる石川さん。
「でも…なんか、なんとなく」
「なんとなく…なんですか?」
「うん。なんかね、だからぁ…うん…」
その後は言葉じゃなくって、おねだりするようにふにゃって目を細めて、
「ねぇ」
って。
だから、そっと、やわらかい石川さんの唇にキス。
「んー?」
首だけで振り返ったら、眠そうで、でもなんかとろけたような顔で微笑んでた。
「あ…起こしちゃいました?」
「んー…。わかんない」
まどろんだままふわっと微笑むと、体を摺り寄せて絵梨香の胸に顔をうずめる石川さん。
「でも…なんか、なんとなく」
「なんとなく…なんですか?」
「うん。なんかね、だからぁ…うん…」
その後は言葉じゃなくって、おねだりするようにふにゃって目を細めて、
「ねぇ」
って。
だから、そっと、やわらかい石川さんの唇にキス。
「おやすみ。えりか」
「ハイ。おやすみなさい。りかちゃん」
「ハイ。おやすみなさい。りかちゃん」
ふふっておでこくっつけて笑って、またちゅってキスをして…。
おやすみのキスをしたから、きっといい夢が見れるよね。
そこでもきっとあなたと二人。
そこでもきっとあなたと二人。
(2005/8/19)