たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
幸せの味
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あさみちゃんはおいしそうにモノを食べる。
お芋の時なんか、食べてるときも目なんかきらきらしてて、幸せそう。
お芋の時なんか、食べてるときも目なんかきらきらしてて、幸せそう。
新作のチョコだって、ちっちゃい口でもきゅもきゅ食べててさ。
「愛ちゃん?」
「ん? おいし?」
「うんっ!」
「ん? おいし?」
「うんっ!」
ほんっとに食べるのすきなんだねぇ。
なんや…ちょっとジェラシー感じてまうで…。
なんや…ちょっとジェラシー感じてまうで…。
たぶんさっきのも、じーっとあたしが見てたから。
「ねぇ、あさみちゃん。それ、おいしい?」
「うん! 食べる?」
「うんっ!」
なんて言っても、あたしもすきだし。
口の中に放り込んだら、ふわっ! あまーいっ!
「うん! 食べる?」
「うんっ!」
なんて言っても、あたしもすきだし。
口の中に放り込んだら、ふわっ! あまーいっ!
チョコって、幸せになるよね。
でもさ…。
でもさ…。
「どう? ね。おいしいでしょ?」
ほっとくとこのままたぶん、このチョコのすばらしさを語り始めるあさみちゃん。
だからね。
「うん。でもさ、あたし、もっと甘いの知ってるよ」
「えーっ! ほんとに?」
「うん」
「これもけっこう甘いよ?」
「うん。そうだけどね、もっと甘いの」
へへへへっ。あさみちゃん、気づかないの?
ちょっと…悔しいかも。
ま、いっか。教えてあげる。
ほっとくとこのままたぶん、このチョコのすばらしさを語り始めるあさみちゃん。
だからね。
「うん。でもさ、あたし、もっと甘いの知ってるよ」
「えーっ! ほんとに?」
「うん」
「これもけっこう甘いよ?」
「うん。そうだけどね、もっと甘いの」
へへへへっ。あさみちゃん、気づかないの?
ちょっと…悔しいかも。
ま、いっか。教えてあげる。
「ね、あさみちゃん」
「ん?」って首を傾げるから、さって顔を近づけて、やさしく重ねた唇。
ほら、ね? キスの方が甘いでしょ?
あさみちゃんのほわっとしたあたたかさ。
「ね? 甘いでしょ?」
「…」
真っ赤な顔で、あれ…目ぇうるうるしてる…。なんで?
きゅっとあたしの服を掴むあさみちゃん。
「ずるいよ…。愛ちゃん…」
むーっとにらみつけられて、ありゃ。怒らせたかな?
「あさみちゃん?」
「もぉ…。またほしくなっちゃうじゃん」
「いいじゃん。もっとあげる」
「ん?」って首を傾げるから、さって顔を近づけて、やさしく重ねた唇。
ほら、ね? キスの方が甘いでしょ?
あさみちゃんのほわっとしたあたたかさ。
「ね? 甘いでしょ?」
「…」
真っ赤な顔で、あれ…目ぇうるうるしてる…。なんで?
きゅっとあたしの服を掴むあさみちゃん。
「ずるいよ…。愛ちゃん…」
むーっとにらみつけられて、ありゃ。怒らせたかな?
「あさみちゃん?」
「もぉ…。またほしくなっちゃうじゃん」
「いいじゃん。もっとあげる」
どんなに食べてもおなかいっぱいになんないね。
それだけおいしい、あさみちゃんとのキスの味。
それだけおいしい、あさみちゃんとのキスの味。
(2005/4/9)