このページでは、ゲーム内に登場する用語を解説しています。
原作やその設定に詳しくない方向けです。
アザヌルビザール戦
ナンドゥヒリオンの合戦のこと。
アザヌルビザールはクズドゥルで「おぼろ谷」の意。
詳細は
ナンドゥヒリオンの合戦を参照してください。
ケレブリンボール
エルフの王国、ノルドールが築いた都市、エレギオンの領主。
第二紀の中頃、彼はサウロンの甘言に唆され、「一つの指輪」を除く、
「力の指輪」19個の指輪をすべて作り上げた。
ナルヴィを筆頭にカザド=ドゥムのドワーフたちとの友情を築き、
映画でも登場したモリアの西門の扉を「イシルディン」を用いて築いた。
ドゥリン
父祖は最初に中つ国に生まれたドワーフのうちの一人、最長老でもあるドゥリン1世。
彼がミスリルを初めて採掘したと言われている。
その後も似たような人物が生まれ続けたため、「不死のドゥリン」と呼ばれる。
- ドゥリン1世、ドワーフの父祖、最長老。
- ドゥリン2世、詳細な記述なし。
- ドゥリン3世、ドワーフに与えられた「力の指輪」7つのうち一つを最初に与えられた人物。
- ドゥリン4世、エルフとの友情を築き、最後の同盟の戦いの際はサウロンの敵として戦った。
- ドゥリン5世、詳細な記述なし。
- ドゥリン6世、バルログに殺された。
- ドゥリン7世、第四紀にカザド=ドゥムを再興し、ドワーフの衰退までそこに留まったと言われる。
ドゥリンの禍
モリアに潜んでいた太古の悪霊。
詳細は
バルログを参照してください。
ナルヴィ
第二紀にエルフとの友情を築き、
エルフの名匠ケレブリンボールと共にモリアの西門を建造した。
「友」の合言葉で有名なイシルディンも彼らの作である。
ノグロド
シンダリンで「洞窟都市」の意、クズドゥルで「トゥムンザハール」。
上古の時代に青の山脈(エレド・ルイン)の東側にあったドワーフの二つの都市のうち、
南側の都市(北側はベレグオスト)。
ムズナカンでも名前のある「テルハール」がいた都市で、多くの名工がいた。
第一紀にベレグオストと同じく滅び、残ったドワーフの多くはカザド=ドゥムへ移住した。
バルログ
古代の悪霊であり、そのほとんどが第一紀に討ち滅ぼされたと考えられていた。
その生き残りの1体が霧ふり山脈の奥深くに奥深くに逃れて眠っていた。
しかし第二紀の2000年頃、
ミスリルを求めてモリアの奥深くまで掘り進めていたドワーフたちが目覚めさせてしまい、
時のモリアの王、ドゥリン6世を殺してしまう。
この時の生き残りのドワーフたちはモリアから散り散りに逃げ、
のちにやってきたオークやトロルたちを恐怖で支配する。
このことからこのバルログは「ドゥリンの禍」と呼ばれるようになる。
ベレグオスト
シンダリンで「大要塞」の意、クズドゥルでは「ガビルガソル」。
上古の時代、青の山脈(エレド・ルイン)の東側にあったドワーフの都市二つのうち、
北側の都市(南側はノグロド)。
第一紀に都市が崩壊し、その多くがカザド=ドゥムに移住した。
ミスリル
モリアでのみ産出できた、
鋼をしのぐ堅さを持ち、銀のように美しく磨くことができたという金属。
シンダリンで「mith」は「灰色の」、「ril」は「輝き」を意味する。
クズドゥルでの真の名前も存在するが、ドワーフは他の種族には秘密とした。
指輪物語本編では、「ミスリルの胴着」が登場し、
「ホビット庄全体よりも価値がある」と称されている。
ドゥリン一世がミスリルを採掘し始めた初期、
他種族には「純銀」とし、その存在を秘匿した。
余談ではあるが、各地の伝承として名前の登場する
「エルフ」「ドワーフ」等とは違い、
「ミスリル」は作者J.R.Rトールキンの完全な創作である。
最終更新:2024年10月20日 00:21