【名前】ネク
【出典】すばらしきこのせかい
【性別】男
【年齢】15歳
【名ゼリフ】「かえしてもらうよ!」
【支給武器】 スカルバッジ@すばらしきこの世界、離脱のマテリア@ファイナルファンタジーⅦ
【本ロワでの動向】
原作シキ編、序盤からの参戦。
自分の名前以外の全ての記憶を失い、七日間ミッションをクリアしなければ自らの存在を消されるという「死神のゲーム」に参加していたネク。「契約」を結んで共闘していたシキと引き離され、バトルロワイヤルに放り出されたことに最初は戸惑う彼だったが、この状況に特に疑問を持つことも無く殺し合いのゲームに乗ることを決めた。
そして通りがかった
東風谷早苗のヘビの髪飾りを彼のサイキック(超能力)を引き出すためのアイテム「バッジ」の一種と勘違いし、強奪しようと襲いかかる。そこへ早苗と同行していた
カズマ・アーディガンが反撃に出るが、ネクは唯一没収されずに済んでいたスカルバッジで心を読み、格闘の心得があるカズマに対して有利に戦いを進める。どうやら不利を感じたらしいカズマが早苗を逃がそうとするので、逃走先を読もうとしたが、彼女は逃げようともしない。逆に彼女はカズマの前に進み出て、精神を統一して御幣を振るったのだ。
それが早苗の攻撃と判った瞬間にはもう遅い。心を読んで攻撃をかわそうとするネクだったが、安心のワイドタイプ『マイティウインド』をかわすことは、移動系バッジの無い現在、到底不可能だった。猛烈な風に列車事故の様に弾かれて、10数m後方にたたきつけられ、気を失うネク。彼の憧れのデザイナー・CATの本名(羽狛早苗)と同じ名を持つ人物に倒される事になったは何の因果だったのか。
目を覚ました頃には『突風を生み出すヒップ・スネイクのバッジ』の持ち主の姿は既にそこに無かった。代わりに危険な『声』を発する銀髪の少年と、いくつもの『声』を発する青年が目の前にいた。そして、それがネクが最期に見た光景、最期に聞いた声だった……。
他人と関わることを極度に嫌い心を閉ざしてきたネク。そんな彼も原作では様々な人との出逢い・対立を通じて成長したのだが……。本ロワではそんな成長した姿を見ないままに退場してしまった。
起こってしまったことに『たら・れば』を論じるのは禁物である。だがもし、原作での仲間たちとのふれあいを通じて成長したネクが早苗達と出会えていたなら、彼も正しい心を持つ心強い仲間として彼女達と共に歩めたのではないか。そう思わずにはいられない。
余談だが離脱のマテリアは彼に支給されており、終盤に
黒猫羽瀬川小鳩により回収される。
最終更新:2013年11月27日 23:24