【名前】ランデル・オーランド
【出典】パンプキン・シザーズ
【性別】男
【所属】帝国陸軍情報部第3課
【階級】伍長
【名台詞】
【本ロワでの動向】
帝国陸軍情報部第3課・戦災復興部隊「パンプキン・シザーズ」所属の伍長。
戦時中は公には出来ない非人道的な兵器・装備をもって戦術を行う非公式部隊、通称「不可視の9番(インヴィジブル・ナイン)」の一部隊である「901ATT (Anti Tank Trooper)」対戦車猟兵部隊に所属していた。

全身に傷跡を残した大男だが、その見た目に反して虫も殺さないほど温厚で臆病な性格。
だが、901ATT部隊の装備である、青い火を灯すランタンを燈すと一転、苦痛や恐怖を感じず、敵を殲滅するまで止まらない殺戮兵器と化す。

ロワ内ではランタンやドアノッカーを没収されていたため何もできず、軍人らしからぬ臆病さでおっかなびっくり会場を隠れまわっていた。

だが第三放送直後に同じく単独行動中のトゥルーデと出会う。
その武骨な外見からトゥルーデに警戒を懐かれるランデルだったが。ランデルはランデルでトゥルーデのパンツ丸出しのとんでもない恰好に違う意味で警戒していた。
だが、互いに言葉を交わしていく中で、ランデルのあまりにも人畜無害な人柄にトゥルーデは警戒を解いてゆき、ランデルはトゥルーデの真面目な人柄を感じとり、その恰好は已むに已まれぬ事情があるのだと一人納得し、そのことには触れぬよう気を使った。

そして二人は共に行動することとなるが、消極的なランデルの性格から自然とトゥルーデが主導権を握ることととなり。堂々とした少女の後ろをビクビクとした大男が付いていくという奇妙な状態がしばらく続いた。その姿は完全にヒロインのそれである。
ランデルはこのような状況でも毅然と行動するトゥルーデの姿にアリスの姿を重ねながら、その後ろをついていくことしかできず、ランタンなしでは何もできない自分に不甲斐なさを感じていた。

その途中デッドプールと接触。行動を共にすることとなる。
カウプラン機関によって人体改造を受けたランデルの境遇は、ウェポンX計画の被験者として思うところがあるのか、デッドプールはランデルに対して親しげに接していた。
もちろんランデルはデッドプールが自らの事情を知ってるなどと知るはずもなく、妙に親しげなデッドプールに戸惑いながらも、ひと時の楽しい時間が過ぎていった。

だが、平穏もここまで。
始まりは戦場跡を散策中だった。トゥルーデが残された焼硬鋼のランタンを発見し不用意にもそのランタンに火を燈してしまう。
ランデルはランタンの青い燈火を見て暴走。不幸にも原作後半からの参戦であったため、冬虫夏草の浸食が進んでおり、完全に正気を失ってしまう。
正気を失ったランデルはランタンをトゥルーデから奪い取るとそのままトゥルーデに向かって襲い掛かった。
その場はデッドプールによって窮地を救われるも、これまでの穏やかだったランデルとはまるで違う、突然の豹変に思わず恐怖を覚えてしまうトゥルーデ。
だが、デッドプールの言葉によりランデルを止める決意を固める。

トゥルーデは正気を失ったランデルに怯むことなく近づきその体躯を抱きしめ言葉を投げかける。
その言葉によりわずかに正気が戻ったのか、ランデルは自らの意志でランタンの燈火を消すことに成功する。
だが、小柄なトゥルーデででは大柄なランデルの暴走を受け止めることなど不可能であり、その代償は大きくトゥルーデの命は失われてしまう。

絶望に沈むランデルだったが、時同じくして少佐が主催者の座を奪い取り、手始めに前主催が残した全戦力を惜しげもなく会場に投入し始める。
これにより主催戦力とロボットを手に入れた参加者とのスーパーロボット大戦が勃発。
これにデッドプールが発見したゲシュペンストに乗り込みランデルも参加する。
奇しくも901ATTの通称はゲシュペンスト・イェーガー(命を無視された兵隊)であり、これ以上にないおあつらえ向きの機体だったともいえる。

無論狩猟歩兵であるランデルの操縦技術自体はお粗末だったが、901ATTの異常性は操縦技術の不利を凌駕した。
搭乗後も変わらず、死沼へ誘う鬼火に導かれるまま、如何なる攻撃を前にしても決して歩みを止めず、保身無き零距離射撃を敢行し幾多のロボットを葬り去った。
その中で、あまりにも無謀な戦い方をするオランドを放っておけないリサの援護を受け、ある種囮としてはこれ以上ないランデルの動きをキリコが利用し敵を撃破する流れとなり、自然と共闘することとなった。

そして粗方の敵戦力を殲滅し終え、戦況が落ち着いた頃合いに偽ゴーカイオーに搭乗したダマラスが戦場に乱入。
見せしめのようにキリコが乗ったゴーカイオーを破壊し、ランデルとリサに自らの「配下になれ」と要求する。
だが、この要求をランデルとリサは共に即座に否定。それと同時にランデルは再びランタンの鬼火を燈しダマラスに向かっていった。

リサの搭乗するブラスト・ランナーの支援を受けながら保身無き前進を続けるが、操縦技量の差かダマラスをとらえきれず、逆に装甲を削られ続け追い詰められる。
状況の打開を狙い逸れまで支援に徹していたリサがランデルの動きに合わせ一か八かの同時突撃を行うが、ブラスト・ランナーを撃破され撃破された。
その隙にランデルは距離を詰め偽ゴーカイオーに銃口を突きつけ引き金を絞るが、ダマラスも咄嗟の反応で反撃を行う。
だがランデルは振り下ろされる攻撃を躱しもせず、零距離からのニュートロンビームで偽ゴーカイオーを破壊したが、剥き出しのコクピットに反撃の一撃が直撃し死亡した。
しかしこの偽ゴーカイオーの撃破が、ダマラスから熱源探知能力を奪うこととなり、生きていたキリコに破損が軽かったゴーカイガレオンによる不意打ちの機会を与えることとなる。

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最終更新:2012年07月27日 00:51