2019年1月12日
混沌ロワ5、開催。
今回は初代混沌ロワ混沌ロワ2と同じく妄想ロワでならリピーター参戦OK。
結果、なんとロワ歴三回目のキャラも参戦することになった。
もはや混沌ロワの名物と化したカオスな名簿で懐かしキャラやネタキャラも満載であるが、終わってみれば「敗北者」や「神話」を軸にした完成度の高いシナリオ、大部分のキャラが丁寧かつ愛に溢れた語りがなされた。
久しぶりに総レス数は1000オーバーし、妄想民の底力を伺わせる。
さらに死亡者リストができるなど久し振りな出来事が多く、2019年最初の妄想ロワとしては素晴らしいスタートダッシュと言っても過言ではあるまい。


2019年2月9日
アリスロワ、開催。信長ロワと同じ系列で同名キャラ多し。
妄想ロワで初めて投票で結末が決まる形式が採用され、投票の結果、対主催勝利+全滅エンドという形になった。
知られているようで知られてない「アリス」という題材に多くの妄想民が苦戦したのか、お世辞にも盛り上がったとは言いづらい。
原因は諸説あるが、題材の難しさの他は信長ロワと違って逆転名簿を誰も作らなかったことや、40名程度と少人数だったあちらに比べて参加者が多くまとめづらかった、などが上がっている。


2019年3月21日
フィギュア・プラモロワ、開催。
参加者はオリロワや架空学園とも違う、フィギュアにオリジナルそっくりの人格が埋め込まれたという偽物設定(一部例外がいる)。
またフィギュア・ガンプラだからこそできる語りや、逆にできないことがある語りが特色である。
飛び休開催である意味今までにない特殊な題材だっただけに語りが難航したり、同じブランドのキャラを別キャラとして扱ってしまう集計上のミスも途中発覚したりとトラブルもあり総レス数は決して多い部類ではなかった。
だが致命的なミスをチャンスに変えた強者、そして有志たちのレスにより最終的に物語としては綺麗にまとまった。
筆者的には一度読んでからまた読み直すと、各キャラの初期の印象がまた違ったものに見えてくる楽しさがあるロワだと思う。


2019年4月13日
平成と令和をまたぐロワを決めるコンペが開催。
「○○が優勝する」系を封じたことで、幾分かまともな候補が集まった。
同月20日に行われた投票の結果、オールカオスロワに決定


2019年4月27日
オールカオスロワ、開催。
平成最後・令和最初のロワという記念として行われたゴールデンウィーク10日間+補完2日の超大規模企画。
初代アニロワ以来となる作品投票式で最終的に参加したキャラ総数は680名を超え、初代オールジャンルを超える人数となった。
歴代妄想ロワでも類を見ない人数の多さから空気化・フェードアウトは多く、主催戦も補完二日使わないと大半のキャラが話の流れ的にエピローグに移行できないなど問題点はあったが、通常のロワならともかくオール系ロワ故にある程度は許された。
また、補完二日をロスタイム的に使うことで大筋もなんとかまとまった。
コンペを勝ち取った主が妄想民の意見に耳を傾けて途中でルールを柔軟に改変させた点も大きい。

参戦作品は常連作品やリピキャラ、さらにはR18禁作品や絵画まで入っており、これまで以上のカオスである。
それだけに語りの内容としては非常にバラエティに富んでおり、熱血・鬱・ギャグ・下ネタ・エロ・リピなどの因縁の精算や更なるキャラの掘り下げ、初参戦キャラなど何でもござれであった。
悪ノリと思える部分もあり前半はエロネタ多発で霹靂したという意見も出ているが、妄想民のアドリブ力に紆余曲折経て伏線的なもの(?)となった。
(ちなみに、そのエロネタ事態は鬱展開が多く、一概に悪乗りとは決め付けられない)
レス数も久しぶりに2000(補完含めて)オーバーし、平成の締めくくり・令和始まりのロワに相応しい結果を叩き出す。


2019年7月13日
オリ学園ロワ、開催。
オリロワとしては8度目だが初の特定キャラ限定のオリロワ
レス数は500ぐらいとオリロワとしてはコンパクトな部類だが、過去作にも劣らない面白さがあるのは確か。
過酷なロワを通してそれぞれが「大人」になっていくキャラたちの「成長」がテーマになった。
あがった批判としては投稿されたキャラの設定や話の展開的に「こんなヤバイ学校行きたくない」「歴代オリ学園一危険な学校」「登場キャラの大半が学生の皮被ったいつものオリロワキャラ」「つか学園でやる意味なくね?」と妄想民から盛大にツッコミが入る。


2019年8月10日
トラウマロワ、開催。
中盤まではそこそこ程度のレスだったが、避難所投票により「トラウマ」という一風変わった結末確定から一気にヒートアップ。
題材通り徹頭徹尾ダークな展開であり、外道が嗤って善人がまるで報われないのが特色。
結末は妄想史上最凶クラスのバッドエンドであり、生還者は多い部類だが過去作でも類を見ない破滅的な展開を迎えた。
だがこの結末はいっそ清々しいとも評価され、気持ちよく語れたともされた。
カタストロフがカタルシスに繋がることもあるのだ。


2019年9月12日
2週連続妄想ロワ語り、その前半戦のスナイプが行われた。
+ 当時の問題点について、長文なので省略
熾烈なスナイプ合戦を制したのは「全裸ロワ」……なのだが、スナイプ後の最低限必要なルール提示やスナイプ主の発言が乏しく、スレ住人達は混乱。
そのためwikiの注意事項にある30分ルールを適用して「全裸ロワ」を無効・1時に再スナイプの流れになり、その後一足遅いルール提示の後にスナイプ主が棄権した事もあり再スナイプが確定した。
今回の混乱はルールの事前準備が不足していたことの他に、住人の疑問・質問に対しスナイプ主のレスポンス・対応力の無さが問題であったと推測される。
スナイプ前後の妄想民は血気盛んであり情報の鮮度を重視するため、もしスナイプできた人はスレ・レスにも注意・対応しよう。そうすれば無用な混乱も回避できるよ。

 【教訓】スナイプ成功時に備えてルールを事前に用意!スレッドの動向にも目を向けて応対しよう!

そして1時に再スナイプが行われ、「平成ロワ」が射抜かれた。
今度はルール提示や質疑応答も素早く行われたため問題ない……と思っていたら裏で少々ややこしい事態が発生してた。
実はスナイプ時に「平成ロワ」という同じ題材を狙っていた人が約3人もいたため、なんとスナイプ成功者とは別の人がルール提示を行っていたのである。
こちらは両者共に勘違いしたことによる珍事であり、事態発覚後には互いに尊重し合えたので大きな問題にならずに無事「平成ロワ」の進行は行われた。

 【教訓】もし同じ題材が複数あった場合は互いに確認を取り合おう!

2019年9月14日
平成ロワ、開催。
最初から最後まで勢いが衰えることなく、正規のパロロワのように激しく語り切られた。
一部、独自設定を付与されたキャラもいるがそれさえも丁寧に作られ、主催の目的である「歴史改変」という形で話に組み込まれる。
また、ネタキャラだと思ったら熱血キャラになったり、今回もコメディかと思われた常連作品が悲惨な目にあったり、小悪党がラスボスレベルの力を手に入れたりと、良い意味での裏切りが見れる。
キャラ愛に溢れ、よくまとまった高いクオリティの物語は5ヶ月遅れた平成のクライマックスに相応しい。


2019年9月21日
ヴァイスシュヴァルツロワ、開催。
直近の平成ロワで妄想民が力を入れすぎたせいか、本編のまとまりが悪く、レス数が伸びなかった。
誰かが悪いわけではないが、本当に時期とタイミングが悪すぎたと言える。
また、リピロワ2018でも見られた話の収集がつかない場合のデウスエクスマキナ「ギドラオチ」に頼らざるおえなかった事や結末投票で「優勝」が決定した場合のガイドラインを予め作っておかないといざという時に辛いことが発覚。
語りやルール面での反省点として生きることを望む。


2019年10月12日
魔王と勇者ロワ…略してまおゆうロワ、開催。
やや一部マーダーの酷使が問題点になったが、それでもしっかりと補完が行われて意味を持たせている。
これも平成ロワと同じくしっかり語りきられたロワであり、いちおう結末は投票で決まるハズだったが諸事情により流れで決める形に変更→実際に盛上がりを維持しつつ綺麗にまとまった運びになった。
特に序盤から貼られた伏線の回収による大逆転劇は見事の一言。
「死が必ずしもそのキャラの終わりではない」「勝てそうにない敵も語り方次第で倒せる」ということを妄想民に再確認させてくれた。
+ 当時の状況について、長文なので省略
空前絶後の超大型台風19号が日本に到来、12日~13日にかけて東日本を中心に甚大な被害をもたらした。この影響で停電や洪水が発生、妄想スレ住民の被災も心配された。
しかし、従来より人数が少なくなっているはずなのに妄想スレでは異様な程ハイスピードに語りが進んでいた。特に一日目にして参加者の過半数が死亡する程ヒートアップしていた。
(余談だが夜が明けて被害の甚大さが明らかとなり更なる災害増加も心配されるなど暗くなるような話が多かったが、日本開催のラグビーの試合が行われ日本代表が勝利、史上初のベスト8入りを果たし日本中を沸かせるなど明るい話もあった。)

また結末投票の日時が迫る前、今度はしたらば掲示板が重くなる障害が発生、そこまで熱く語られていたまおゆうロワも滞り結末を決める状態ではなかった。
3日目の未明にはその障害も改善されたが結末投票は結局できず、話し合いにより妄想ロワ初の「自然な流れで結末を語る」方向に決定。
その後もまおゆうロワの盛り上がり続け、見事主催戦を綺麗に纏め結末まで語り切ることができた。
色々と困難続きではあったが、それをも乗り越えて楽しく語れる妄想ロワ住人の底力を見せつけた事例となった。

2019年10月19日
アニロワ6、開催。
前週にまおゆうロワにも引けを取らず数々のクロスオーバーで盛り上がりを見せつけ常連の強さを示した。
また短時間に一人のマーダーによるキル数が集中したり突発的で雑な殺され方が横行する問題も発生したが、すぐに一時停止・巻き戻しの申請が出されてイプ主指揮の下で再スタートが行われるなど住民全体による対応力の高さも窺い知れた。
多少の問題があったものの、飛び連休の4日間という日程の長さもあって結末までしっかり語られ、盛況のままアニロワ6は完遂された。
―――なお、前回に引き続きしたらば掲示板が重たくなる障害が語りの最中に出ていたが、この時は支障が軽微のまますぐに元通りとなったため余り問題にはならなかった(伏線)

2019年11月4日
妄想ロワ初の試みとなる安価で作品・キャラを決定する安価ロワ、開催。
イプ主の丁寧なルール説明の下で安価バトルが行われ、妄想ロワでもマイナーな作品がかなり集まるカオスな名簿が出来上がった。
またマイナー作品を中心にキャラ紹介等が語り前に多数挙げられ、また実際に蓋を開けてみるとどの作品も分け隔てなく語られ盛り上がった。
+ またまた問題発生、長文なので省略
だが、二日目突入後にまたもやしたらば掲示板に障害が発生、しかも今度は丸一日近く利用不可となる重症であり否応なく語りが強制中断、住民全員は何も情報伝達できぬまま路頭に迷う事態になってしまった。
しかしその日の朝方、wikiにてコメントページが作成されたことで妄想ロワ住民達の交流が再開。さらにスナイプ主がよもやま掲示板に臨時避難所を開設、これで復旧や語り再開の目途が立つようになった。
また連休残り1日と来週土日に安価ロワ語りを延長する案が議論により決定となり、よもやま掲示板、そして復旧後はしたらば掲示板で語りが再開。
補完期間+延長戦の長期化により住民達の妄想がさらに成熟されたのか、安価ロワも1000レスオーバーという盛況ぶりを叩き出し、好調続きだった今年最後となる妄想ロワも有終の美で幕を閉じた。

2019年12月21日
リピロワ2019、開催。
リピロワでは初の語り期間が9日間(前半戦2日+補完日5日+後半戦2日間)のロワとなった。
歴代のリピロワと比較しても陰鬱な展開が多く、特に前半戦は元ロワでかっこいい活躍を見せたキャラが悲惨な末路を迎える、対主催の闇落ちといった展開が続出し歴代リピの中でもトップクラスの鬱リピとなった。
語り期間の長さ故かリピロワではリピ2015以来の1000レスオーバーと盛況だった今年の妄想ロワのリピロワにふさわしい盛り上がりを見せた。
しかし一方で、濃いリピキャラが今までのリピロワ以上に多かったせいか、語り手同士の語りの殴り合い(いわゆるレスバ)が発生してしまう事態が発生してしまうという面もあった。
過去にもレスバ自体はないわけではないが、今回の場合は一握りのごり押しではなく派閥化している可能性が濃く、語りにおける思想の対立がみられた。
(例を挙げると一部撤回されたが主催の大半がトラウマロワ関係者になってしまうなど…一人程度では複数端末を使っても無理である)
ただ擁護するならばほとんどの語りは真面目そのものであり、贔屓・ヘイト目的で対立したというよりは方向性は違えど相手より面白いシナリオを書こうと競った結果であるともとれる。
要するに2019年に開催されたロワのキャラがそれだけ魅力的であり、例年以上に情熱が注がれた結果の喧嘩であるともいえる。
実際、空中分解しかけるほどのゴタゴタはあったがドラマの大筋自体はかなり纏まった。

妄想民は熱くなりすぎて相手の語りを尊重する気持ちを忘れたり、語りが思い通りにならなくてもキャラや他の妄想民を恨まないで欲しい。
しかし例年に比べても妄想民の本気がわかる締め括りのロワであり、妄想ロワという企画が確かに熱を取り戻した一年間であった。
2020年へつづく

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最終更新:2020年06月13日 23:21