【名前】ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ
【出典】からくりサーカス
【性別】男
【支給品】ほうじ茶ラテ@SSSS.GRIDMAN、白磁等級の認識票@ゴブリンスレイヤー、爆竹ミサイル@Dr.スランプ アラレちゃん
【スタンス】造物主(フェイスレス)奉仕マーダー→対主催

【本ロワでの動向】
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ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ(混沌ロワ5)詳細版

原作での無念の敗北後から参戦。
ザベルと戦ったあと、吉田沙保里に戦いを挑む。
最終的には、沙保里の高速タックルによって、すでに耐用限界を超えていたブリゲッラは地に沈んだ。

と、その時、彼らの居る場所めがけて、武藤遊戯の召喚したエースモンスターの攻撃が飛んできて、ブリゲッラを半壊させてしまった。
普通の人間ならば即死の一撃であり、自動人形にとっても致命傷に近い破損を受け、ブリゲッラはぼんやりと二度目の死を実感する…しかし、彼はドラえもんに助けられた。

こうしてここに、21世紀の霊長類最強女子&22世紀のお世話ロボットに、リュック入りした〈最後の四人〉という奇妙すぎるチームが誕生した。

そして、道中の会場放送において、彼らは二人の参加者の死を知る。
一人は、野比のび太――ドラえもんの親友にして家族の少年。
そしてもう一人は、フェイスレス――ブリゲッラを造り上げた造物主、彼にとっての「神」であった。
ドラえもんが泣きながら沙保里の腕に抱かれている一方で、ブリゲッラは誰よりも強いと思っていた造物主の死について、驚愕と空虚な気持ちの中で思考していた。

その後、ブロリー(超)と遭遇した彼らは、彼が野比のび太の同行者であり、彼の死を看取り埋葬したことを知る。静かに話すドラえもんとブロリーを見ながら、ブリゲッラは空気の読めない感想を述べたが、沙保里から諭される。

一行は続いて、葉風美織の襲撃を受けたが、彼女は続いて襲来した旧ブロリーの手によって殺され、さらに続けて現れた呪われし英雄・アルケイデスの攻撃で、ブリゲッラと沙保里はドラえもん・ブロリー(超)と分断されてしまう。

ミニドラとブリゲッラを背負い、ドラえもんたちとの合流を目指して会場を駆ける沙保里は、横浜駅の襲撃を受けるも、同じ参加者である加賀とシンに助けられ、とうとう、横浜駅の浸食領域を突破する。
しかし、そこには、フェイスレスの遺した自動人形が待ち構えていた。
それら四体の攻撃で、沙保里はズタボロにされていく。
けれど、その刹那。

次々と繰り出された「手足」が、人形共を一瞬にして、物言わぬガラクタへと還した。

ブリゲッラは、地に降り立って、もはや動かぬかつての同胞に向けて、名乗りを上げた。

それから二人は、ドラえもん・ブロリーとの再会と共に主催の打倒を目指し、他の対主催との合流を試みる。
ついに出会った参加者が、ブロントさん&泉こなたのリアルモンクコンビである。
そうして――主催たる神々の目論見が露わとなり、ロワイアル自体も最終局面に差し掛かる中、四人の前に、膨大な数の軍勢が現れる。
それを率いていたのは、ブリゲッラにとって、因縁の深い相手――同じ〈最後の四人〉であるカピタン・グラツィアーノであった。

カピタンの差し向ける大軍勢に、しかし彼ら四人は圧潰されることなく、むしろその多勢を、各々の力で以て削っていく。
戦いの中でこなたが一人はぐれる事態になったものの、カピタンの軍勢を撃退し、こなたの檄で、対主催集合地と最後の戦いの場での結集を約し、そして、彼らはたどり着いた。
そこで、主催たる神々にとっての、ブリゲッラたち最後の四人と、フェイスレスの役割も明らかとなる。

それは、新世界創造という劇における、大道具。
〈機械仕掛けの神〉ならぬ、〈神の機械仕掛け〉の材料とする。

主催戦を前に、ブリゲッラはドラえもんと、吉田沙保里と、かけがえのない二人の仲間と言葉を交わす。

「それ」は、かつての「偽りの造物主」の声を持って、そこに在った。
〈神の機械仕掛けmachina ex deus〉。
ブリゲッラだけが、それの、対主催への接近に気づいていた。

かつての造物主の声を持ったそれへと、彼は腕を掲げ、構えを取る。

〈神の機械仕掛け〉は装填された「からくり」たちの記憶と、無数の技を以て、小さな人形を食らおうと、銀の煙を噴き上げる。
襲い来る、全てのサーカス芸人たちの技。造物主の用いた技。同胞たるものたちの用いた技。

『諧謔曲“神を讃えよ”!!』

音波が、破壊的な衝撃波となって、ブリゲッラを捕えた。
全身が衝撃に軋み、ぎしぎしと悲鳴を上げる。
吹き飛ばされて、地に転がる。
ブリゲッラは、その拳は、手も足も出ない。

ブリゲッラは、ゆっくりと立ちながら、片腕を掲げていた。
そこには、ミサイルが一発。

ブリゲッラは、なんと、ミサイルを展開したまま、再び拳法の構えで、駆けだしたではないか。

再び、楽器が蠢く。『神を讃えよ』が奏でられる。

けれど、ブリゲッラは、ミサイルを、眼前の敵へではなく、己の足元へ向けて、発射した。

しかし、その時、機械の「眼」は、捉えた。
吹き上がる爆炎と、それに伴う凄まじい爆音の中から、飛び出してくるものを。

それは、炎に包まれながらも、『ミサイルの発射台』を真似た、拳の構えを取っていた。


加藤鳴海が放った決着の一撃と同じ「拳」を形作る。



その一撃が、〈神の機械仕掛け〉の核を、貫いた。
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最終更新:2024年01月19日 22:55